はじめまして!英語と数学、算数を教えていますKie(きえ)です。犬が大好きで、ドッグトレーナーの資格を取りました。動物保護団体に所属し、HP制作や広報活動をしています。
また犬の情報サイトを運営しています。講師プロフィールの下の方にサイトURLが載っています。ぜひご覧ください。
私は毎月20冊ほど本を読んでいます。その中で、特によかった本を講師ブログでは紹介していきます。
◆10年後、君に仕事はあるのか?ー未来を生きるための「雇われる力」 藤原和博 ダイアモンド社
そもそも仕事ってなに?
「10年後、君に仕事はあるのか?」
こういう話をする時は、『そもそも仕事って何か』から始めないといけないと思います。
私は仕事とは「社会のためになるものであり、自分がやってみたいこと、自分がやっていて楽しいこと」だと思っています。
仕事には、お金が1次関数のように頑張ればついてくるものと全然儲からないものがあります。
いろんな企業の経営者とお話をしたことがありますが、儲かるからやってるというより、面白そうだったり、役に立ちそうなサービスだからやってるという方が多かったように思います。
ホリエモンもインタビュー記事で、「誰かが求めているから、需要があるから、お金になっている。あとは楽しいからやっているだけ。」と言っていました。
いいと思うことを自分で考えてやってみることが、仕事につながるのではないでしょうか?
求められる『情報編集力』
これから求められる力は、集めた情報を編集する力です。私はこの力をずっと想像力と呼んでいました。
以後、情報編集力と呼びます。
情報編集力とは、正解がない問題に対して、自分でアプローチする力のことです。レゴブロックのように、自分で好きなものを作っていく力とも言えます。
学校で算数や理科、英語などを学習することは情報編集力ではなく情報処理力です。
正解があり、その正解に対して決まったアプローチをし、早く正確に処理する力を情報処理力と呼びます。
これからの時代は、情報処理をAIが代わりにやってくれます。助かりますね。
ただし、情報処理力が全く必要ないとは言えません。情報処理力は、情報を編集するときに役立ちます。
たとえばコロンブスが、アメリカ大陸に到達したのは1492年のことですが、それを「イヨーッ(14)、国(92)が見えた!」なんて覚える必要はもうない、と。たしかに、そうかもしれません。ただし、コロンブスのアメリカ大陸到達が世界にどういう影響を及ぼし、ヨーロッパの国々の力関係がそれによってどう変化したのか、あるいは、その影響がのちに日本やアジアにどう波及したのかを調べようとするとき、世界史と日本史の基礎知識なしに探索することは不可能でしょう。
・・・・さらに膨大な資料の中から有用なものを探り当て、優先順位をつけて読み、自分の知識として吸収したり、他人に読ませるものとして記述しようとするときは、情報を早く正確に処理する情報処理力が欠かせない。
引用:10年後、君に仕事はあるのか?
基礎学力は絶対に必要です。情報処理力を鍛えてくれるのが学習です。
情報編集力は「遊び」と「戦略性」で鍛える
遊びとは
遊びとは友達と遊んだり、ゲームをしたり自分が楽しいと思うことを自由にすることです。
戦略性とは
目標を実現するのに十分な計画が立て、多様な資源をうまくつなげて有効利用することです。
私もこの戦略性は非常に大事だと考えています。受験は計画が命です。最短距離で目標にたどり着くには、計画を立ててそれに従って行動することがいちばんです。
まなぶてらすの利用も多様な資源の1つです。上手く使わないと無駄遣いになってしまいます。上手く使うか使わないかは戦略性にかかってきます。
10年後、君に仕事はある
情報処理力を強くしつつ、情報編集力を身に着ければ、仕事は必ずあります。
自分で考えて行動する力があれば、これから先なんでもできます。その力を養うために受験計画を練ったり、オンラインで自主的に学習をしたり、たまにはゲームもしたり。
最近はネットのおかげで、いろんな手段がありますね。
まなぶてらすは、すでにオンラインで学習できる環境が整っています。各教科に集中して自主的に勉強することができます。まなぶてらすは情報処理力と情報編集力を同時に鍛えられる場所と言えるでしょう。さらに、まなぶてらすは「オンライン自習室」をスタートしました!自習というのは自分で勉強の内容を考えて学習しますから、さらに情報編集力が鍛えられます。
ちなみに、オンライン自習室は無料で利用できます。
大切なことは自分で考えて行動することです。自習室も参加してみたいと思ったらとりあえず参加してみましょう。それでイマイチだと思ったら、やめても構いません。
とにかく自分でアプローチして、最適解を探すことが大切です。私たちはそのお手伝いをしています。