講師ブログ

アーユルヴェーダから見た一日の過ごし方

こんにちは。

まなぶてらす講師の「ふじい」です。

 

先日、しゅうと先生が、「最高の睡眠を獲得して、勉強の質を上げる」というブログをアップされました。

このような提言が、家庭教師の先生から発信されることをとても嬉しく思います!

 

というのも、私が中高校生だった頃は、

学校でも塾でも「睡眠時間を削って、勉強時間を作れ!」と言われ、

塾では「徹夜で勉強すること」が課されていました。

 

テレビのCMから、「24時間戦えますか~♪」なんて歌が流れていた時代。

睡眠時間を減らして頑張り続けることが「努力すること」であるかのような風潮があったように思います。

 

そのせいで、元々虚弱体質だった私は、無理に無理を重ねて体を痛め、

未だに慢性化した痛みと闘っています。

 

とはいえ、長年体の不調に悩まされた結果、

インドの伝統医療「アーユルヴェーダ」と出会うことになったのですが。

 

今回は、そのアーユルヴェーダでいわれている一日の過ごし方についてお話します。

 

 

さて、アーユルヴェーダでは、

一日の中で4時間ごとに自然界のエネルギーバランスが変化するので、

それに合わせて生活するのが体に良いとされています。

 

自然界のエネルギーバランスと言われても、何のことだかピンとこない方もいらっしゃると思いますが、

地球が回ること、

太陽が昇ったり沈んだりすること、

そのことによって明るさや気温が変わっていくこと・・・等々、

これらは全て自然のエネルギーによって起きていることです。

 

そのエネルギーの影響を人間も受けている訳ですが、地球が回っているなんて当たり前すぎて、

それによる体への影響なんて考えたこともない、という方も少なくないのではないでしょうか。

 

 

では、アーユルヴェーダでいわれている一日のエネルギーの変化とはどういうものなのか、

見ていきましょう。

 

朝   6~10時    カパ (+土のエネルギー) の時間帯

 

日中  10~14時   ピッタ (+水のエネルギー) の時間帯

 

午後  14~18時   ヴァータ (空+のエネルギー) の時間帯

 

夜   18~22時   カパ (+土のエネルギー) の時間帯

 

深夜  22~2時    ピッタ (+水のエネルギー) の時間帯

 

明け方 2~6時     ヴァータ (空+のエネルギー) の時間帯

 

 

聞きなれない言葉が出てきて何のことだか分からないかも知れませんが、ざっくり一言で説明すると、

 

カパ  (+土のエネルギー)の時間帯は、体が重くぼんやりしがち

 

ピッタ  (+水のエネルギー)の時間帯は、エネルギーに満ち精力的

 

ヴァータ (空+のエネルギー) の時間帯は、バタバタ忙しく動き回りがち

 

ということになります。

 

 

朝のカパの時間帯(6~10時)は、体が重くてぼーっとしがちですよね。

この時間帯に起きると、一日中体が重だるく感じてしまいがち。

ですので、カパの時間帯に入る前の日の出前までに起きると、一日体が軽く過ごせるとされています。

 

そして、日中のピッタの時間帯(10~14時)は、一日で一番効率良く頑張れる時。

エネルギーをしっかりチャージできる時間帯でもありますので、

一日の食事の中で昼に一番しっかり食べるのが体に良いとされています。

 

午後のヴァータの時間帯(14~18時)は、一日も終わりに近づき、バタバタ動き回ることが多い時。

一日の中で一番体が軽く感じられる時ではありますが、スタミナがなくなり疲れも出てくる時です。

 

そして、夜、またカパの時間帯(18~22時)がやってきます。

自然と体が重くなり、ゆったり過ごすべき時です。

カパの時間帯が終わる22時までに寝るのが良いとされています。

 

深夜は、ピッタの時間帯(22~2時)

昼間のピッタの時間帯は活動的な時間帯でしたが、

深夜のピッタの時間帯は、夜行性の動物にとっての活動的な時間帯。

人間がしっかりエネルギーを蓄えるべく、深い睡眠がとれるのはこの時間帯ですので、逃さないように!

どの方にも覚えがあるかと思いますが、この時間帯に勉強や仕事を始めてしまうと、

頭が冴えてきて、寝ようと思ってもなかなか眠れなくなります。

 

そして、明け方がヴァータの時間帯(2~6時)

頭の中がバタバタしてくる、つまり眠りが浅くなって夢を見る時です。

この時間帯の終わり頃に日の出となりますが、

この日の出の頃は「ブラフマムフルタ」と呼ばれる宇宙のエネルギーがみなぎる時

重複になりますが、この時間までに起床するのが良いとされています。

 

体が自然界のエネルギーの影響を受ける、つまり、

何かをするのに適した時間帯があるということが、少しはお分り頂けたと思います。

 

 

アーユルヴェーダを学んで、

「大昔、人間には病気が存在しなかった」と言われていたことを知りました。

 

自然界のエネルギーバランスに即した生活する、つまり、

自然の摂理に則って規則正しい生活をすることで健康でいられるということだろうと思います。

 

確かに、生きていれば色々なことが起きますし、無理をしなくてはいけない時期もあるでしょう。

それでも、自然に反した生活を送ると体に良くない影響があるということを頭の隅に置いておくだけでも、

体を気遣うことに繋がると思います。

 

 

5千年もの長い間受け継がれてきた「アーユルヴェーダ」の智慧を取り入れて、

健康増進、そして、パフォーマンスを上げられる工夫に役立てて頂けたらと思います。

 

 

ABOUT ME
ふじい
ピアノ講師歴32年、子供英語講師歴19年。 元々は、電子オルガン(ポピュラー音楽)が専門。クラシックピアノは音大に入り直して学ぶも、なかなか技術が上がらず挫折しかかっていたところに、ロシアン奏法と出会う。 また、虚弱体質で後遺症にも悩まされ、インドの伝統医療「アーユルヴェーダ」を学び、毎日実践。毎朝2時間のヨガと瞑想が日課。希望する生徒さんには、レッスンの中で瞑想を取り入れることも。 音楽することで、人生の糧を育んでいきましょう♪