講師ブログ

夏期講習にご注意を。

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こんにちは、まなぶてらす国語講師の平井です。

 

最近僕の動画に音楽がつきました。高校の頃からの友人にトラックをつくっている人がいるのでイントロ5秒とアウトロ5秒の音源つくってもらいました。僕的にはアウトロがすごいかっこいいです。

耳を貸すべき~~~ということで。聴いてみください。

 

そろそろ夏本番ということで、受験勉強や成績向上に意気込んでいる保護者様も多いのではないでしょうか。

 

今回は、そんなモチベーションを無駄にしないためのお話です。

 

端的に述べますと

「夏期講習」の使い方にご注意ください。

ということです。

 

もっと私的な意見を述べますと、

 

「夏期講習・・・通わなくて良いんじゃない・・・?」

 

ということになります。

 

私自身、某大手集団授業の学習塾で学生時代アルバイトしていました。

私自身様々なことを学んだ仕事、業界ですので良い面もいろいろ知っています。ただそれ以上に、「これはいくらなんんでも・・・」という闇もたくさん目の当たりにしてきました。

以前の記事で学校の教育システムも相当やばいけど、

夏期講習がやばい(というか、塾業界は結構やばい)という実態をいろいろと書いていきたいと思います。一種のルポルタージュとしてお読みください。


しかしまず塾業界全体をやばいとひとくくりにしてしまってはいけません。

そこでまず、どういった形態の塾は構造的にやばくなるのかということを皆様に知っていただきたいと思います。

 

やばい塾形態

対面式である

小中生を顧客にしている

③生徒の成績は玉石混交状態

チェーン展開している

⑤予測変換ですぐにバイトの求人が出てくる

 

こんな感じです。


①対面式

→この形態の時点で人手不足は確定です。よほどの幸運や人気校舎でない限り人手不足であることは間違いないです。集団授業形式であればまだマシですが、個人指導形態だったらもう常に人がいない状態です(より多くの人が必要なため)。

 

②小中生を顧客にしている

→これはですね、大学生が授業を担当する確率が非常に高くなるということです。大学受験であれば結構な専門性が求められるので大学生である確率はある程度おさえられます。もちろん大学生=低クオリティな授業というわけではないです。ただ、クオリティは往々にして低くなります。今でこそ言えますが、大学生の時にしていた私の授業も受験生を相手にすべきクオリティではなかったです。あと、もう一つ注意として述べておきますと、大学生が一所懸命やってないということでもないです。社員よりも動いている人もいます。ただ一生懸命やっているかと、受験指導として品質はいいか、ということは別の問題です

 

③生徒の成績は玉石混交状態

→多くの生徒を集客をしている状態だとなかなか授業をレベル別に提供できなくなります。都心部なら人数とれるのでレベル別授業なども細かく設定できますが。都心から離れた郊外はクラス数が確保できないので、クラス内に上と下の開きがでてきます。成績上位の子はほとんど退屈して授業を聞いている・・・ということも。

ちなみに、合格率を高く出すために、入塾試験で成績の良い子しかいれず、そこに専門的な指導と言うことで高額なフィーを、というビジネスモデルもあります。その場合は、生徒の成績が上から下までということにはなりません。

 

④チェーン展開

→人手不足&アルバイト雇用せざるえない。

 

⑤予測変換ですぐにバイトの求人が出てくる

塾業界のアルバイトの存続率はおそるべき低さです。10人採用して半月後には半分はやめます。半年であと二人一年であと一人生存率1割。三年~四年続ける(大学卒業まで)のは10人に1人くらいですね。人手不足過ぎて学歴や学力はこだわって採用している余裕はないように思えます。私は三年勤めてましたが、卒業まで生き残った人はごく少数でした。そんなわけでクラス担任や科目担任が非常に頻繁に入れ替わるということが多発します。私自身、ブッチしてこなくなったバイト講師のクラス授業をいきなり担当したこともありますし、他のクラスの先生が一月単位で変わったりしている状況を見てきました。塾のバイトはやりがいとか楽しさを見いだせば続くのでしょうけど、時給目当てできた人は割に合わないことに気づきます。時給2400円と掲載があっても、授業準備や質問対応など含めての値段なのでそうなると時給は800円とかになります。それで平日はせいぜい1~2コマしか授業がもてないので稼げないとわかります。プラス専門的な指導を求められるので、気楽なアルバイトって感じじゃなくなっていくんですね。なのでこれは大学生が悪いというよりも今までの人材管理のあり方が間違っていると言えます。仕事としてよくない部分を隠して求人を続けてきたツケが回ってきている状態です。現場ではなく経営が悪いです。

 

という感じで・・・構造的に

①対面式である

②小中生を顧客にしている

③生徒の成績は玉石混交状態

④チェーン展開している

⑤予測変換ですぐにバイトの求人が出てくる

はILLな状態になりやすいです。(うまくできているところもあるのでしょうけど。)


で・・・・・

 

話はこっからなんですね。

 

夏期講習はもっとやばいで??

 

というのが今回のメインテーマなんですよ。

 

夏期講習特有なやばさを列挙しますね。

 

コマ数がやばいです。

朝から夜までびっちりです。ただでさえ人手不足の現場は授業のクオリティなぞこだわっている場合ではなくなります

 

・臨時の講師を他校舎と貸し借りする。

 →とにかくコマを埋めます。知らない先生がきて知らない生徒に授業します。毎授業異なる先生、というこも全然あり得る。

 

・自分の専門外の科目を教える

 →私もだいぶやらされました(状況的に断れない)。理科・社会・数学・英語(全部じゃんw)。

~~教える側の気持ちをここで書いておくと「”知ってる”と”教える”は全く別物です」ということです。

僕自身歴史とか好きだから話せっていわれば話せますけど、「受験の指導」にはなってないですヨ。どんな過去問がでてるとか、どういう出題されるとか、そういうのがわかって「教えられる」状態です。あと普段教えていないことをいきなり教えてっていわれるのは難しくなります。例えば「英語の不定詞」とかわかりますけど、いつも教えていないからどんな順番で話すとか、説明の段階とか経験してない状態で話すとクオリティはどうしたって低くなります~~

 

 こんな感じで、「科目=科目専門の先生」という最後の砦が崩壊するのが夏期講習という労働環境です。

 

・普段通っていない生徒もくる

 →まあこれはレベルにムラがでるよねってことです。平時から通っている生徒は退屈な授業になってきます。

 

・異常に授業時間が長い

 →これはそのままです。授業時間を夏期講習だからといって長くしても”効率”は上がらないです。多い場合だと四時間とか授業なんですねぇ。時間かけても集中していない子はしてないし、眠いときも無理矢理起きるから意味なかったりと、時間あたりの効果は非常に低いものと言わざる得ないです。そもそも人間の集中できる時間は一日せいぜい四時間という科学的根拠があるにもかかわらずなぜそんな長時間授業をするのか、またそれを受けたがるのか疑問です。塾側からするとマネタイズでしょうけど、生徒からするとメリットないですね。

 

・宿題が異常に多い

 →夏期講習なので授業量が増加します。従って宿題も多くなる。ここ大切なのは、「その宿題が本人にとって最良の処方箋」ではないということです。勉強の進度は人によって様々なので、一律に宿題を出すってことがそもそもおかしいんです(平時の塾でも起きている問題)。そしてさらに量が多い(夏期講習でさらに発生する問題)ってのはwackです。

 

・ちゃんと受験指導を熟知している人に当たるかは運次第

 →基本的にコマの采配は「受験生を保護する」という方向に働きます。従って小六や中三は社員であったり、ベテランがつとめることが多いです(あくまで”多い”、がちで人手不足なところはそこも崩壊してる)。そのコマ配置のしわ寄せは下位クラスや他学年にいきます。下位クラスや他学年では、「毎回の授業で先生がかわる」「科目未経験者が教える」こういったことが頻発します。私がつとめてた時は、中2の3人しかいないクラスが犠牲になっていました。毎授業、毎科目先生が変わってましたね。

 

・授業終了後のミーティングでコマをどう埋めるのか、という会議が行われる

 →どう乗り切るか?という会議ですよ。笑 「良い授業するぞ!」ではなくて、「がんばって乗り切るぞ!」ってメンタルですからねwいまでこそ部外者なので笑って書けますけど、授業のクオリティなんて気にしている場合ではないっていうのが現場です。注記しておきますけど現場で働いている人に罪はないってことです。ここら一体に書いてある問題点はすべて経営の怠慢と傲慢です。「夏休みだから金稼ごう→一日中授業しよう→非効率&低品質でもとりあえず金」、こんながらんどうなビジョンしかない塾はやばいということです。近年は、リクルートの参入とかによってだいぶ業界の浄化が進んできましたが、未だに街には旧態依然として経営を行っている学習塾がたくさんあります。

 

・授業準備の時間は物理的に確保不可能

 →フル稼働の先生は授業準備の時間は物理的に確保不能なります。四時間の授業の間に問題演習をあえて挟み込み、そこで問題をみて何を話すか考えるってことも多々。ベテラン先生ほどフル稼働になるので授業準備はしている時間がなくなりますね。準備などなくても良い授業を展開できると言える場合もありますが、少なくとも授業準備の時間が無いという事実はマイナス要因ですよね。

 

・適正価格ではない

 →サービスのクオリティは低くなってますけど価格は高くなっています。oops!

 

・暑い

 →そのまま。

 

・狭い

 →机。

 

・弁当代

 →買うと高くつくし身体に悪い。


とこんな感じですかねぇ~。良いところは、、

 

・(ちゃんとやる子で且つ塾の出題範囲が最良の処方箋となっていれば)効果がある。

 →ポイントは、夏期講習で取り扱う範囲が本人にあってるかってことですね。ちゃんとやるって意識だけじゃ最高の効果がでるとは限らないです。かりにちゃんとやるってのが成績向上の必要条件ならばみんな成績上がってます。

 

・よくまとまったテキストが手に入る

 →(but適正価格とは言えない。本屋で買えば1000円orメルカリで買えば500円の参考書をその2~3倍で購入している計算になるけれど、一応よくまとまったテキストは手に入ります。)。夏期講習にて塾がマネタイズしているポイントのもう一つがここです。夏期講習専用のテキストを買わせるということですね。長時間授業+問題集販売で売り上げがっつりとりたいってのが本音でしょう。教えている側からすれば別に普段のテキストの要点をまとめただけやんwって内容です。でも本屋で買えないようなテキストで、立派なデザインになっているとそれっぽく見えるという。五教科の夏期講習テキスト買ったりすればそれだけで高級旅館一泊できるくらいの値段にはなります。まぁ、中にはクオリティが高いテキストもありますが、いつも使っているテキストをそのままやるだけで充分です。

 

・勉強している感がある

 →あくまで”感”です。長時間授業で講師も生徒も疲れています。

 

・一体感を味わえる

 →あくまで“感”です。成績向上に因果関係はなry・・・。

 

================


以上です。

 

じゃあどうすれいいんだ?とそう思われたと思います。

 

本当に本当に本質的なことを言ってしまえば、

 

「夏期講習」という安易な選択をしている姿勢を見つめ直すってことだと思います。

 

夏期講習ってどんなことをやるのか?それが今の自分の子供に必要なのか?

本当に効果的なのか?もっと良い方法はないのか?

 

と足をとめて考えることです。

 

「夏期講習、通えばいいか」と判断しているその姿勢が問題の本質だといえます。

 

まあ、これじゃあ身も蓋もないので、もっと具体的で現実に沿った話をするならば

 

自分の今の成績の状況を分析して覚えるべき対象を洗い出す

 

これにつきます。べつに夏だからって変わってことせずに、受験の鉄則守って勉強すれば良いと思うんですよ。

夏期講習だから一生懸命やるってのは、普段から一生懸命やってないの?ってことじゃないですか?逆に言えば、普段と同じく受験に必要なことを淡々とこなすべきです。

 

そうすると

 

・漢字ができていない→漢字を覚えるべき→重要な200字が載っている参考書を探してこよう。

・地理が苦手→要点だけでも覚えよう→重要な要点が書いてある参考書を探してこよう

・不定詞と動名詞がよくわからん→そこだけを解説してもらおう→まなぶてらすや他のサービスを使い、そこだけをきりとって授業を受ける

とこんな風にやるべきことが見えてくるはずです。

あとは、テキストや問題を用意して覚えていくだけです。

 

本来の目的から正当な手段を逆算すれば夏期講習という選択にはすぐには落ちないと思います。

 

もし今の状況が客観的に判断できなければ、まなぶてらすの講師や他の先生に相談してみましょう。

そうすれば「夏期講習いこうよね」という回答にはまずならないことは明らかです。

「生物もっと伸ばした方がいいよ」とか「近代史しっかりね」とか「文法もっと覚えよう」とかそういう本質的目的を伝えられるはずです。夏期講習や塾は、あくまで”手段”だから、目的ではないです。

 

いろいろな状況を分析して本当に夏期講習という手段が最良であるならば、夏期講習に行けば良いと思います。それは正しい判断です。

 


じゃあ、ここまでのお話を踏まえて

 

☆参考書も買った

☆家で1人で効率的にやってみようと思い立った

☆計画まで立てたと

 

でも勉強の環境がほしい!!!と。

どこか集中できる勉強場所はないのか???と。。。

 

自習室は夏期講習に入会しないと入れないしと、

 

どうすればええねん!!!!と、

 

外は暑いねん!!!と。

 

図書館いくと気になっているあの子がいて集中ができないと!!!と。

 

スタバで勉強するのは金がかかるし、おしゃれ感出してる自分を冷静に客観視してしまって結局集中できないぞ!!と。

 

そういう方にですねぇ~

 

無料で!!!

 

家で!!!!

 

プロの先生と!!!!

 

勉強ができる!!!!

 

場所があるじゃないかと・・・

 

これですねぇ~

 

☆☆☆☆「ネットで自習室」サービスをスタート(月~土曜、無料)☆☆☆☆

 

いやぁ~時代は進みましたねぇ~。家でスマホを手元においておくだけでそこが自習室になるんですねぇ。戦後の青空教室を体験したおじいちゃんおばあちゃんとかに見せたら良い意味でショック死するのではないでしょうか。

生徒も先生も親も家計も成績も労力もすべてがwin-winじゃないですか。

win-winの数珠つなぎじゃないかと。

 

お顔も見えないようですし、お金もかからないです。

 

私自身いろいろ教育アイディアやコンテンツを考えてなるべく実践してはいるのですが、このオンライン自習室は本当に秀逸な教育コンテンツだと思います。

こういうたとえであってるのかわからないですけど、オフラインでしかできなかったゲームが、オンラインプレイできるようになったときのあの感動に近いです(ぜんぜんこのたとえつたわってなさそう)。

 

要するに、ああ、こうするだけでこんなにかわるんだっ!!!!と。

かなりの確率でメディアに取り上げられると思います、この取り組みは(予言)。

~~~以下預言書~~~

東洋経済とかダイヤモンド系雑誌で最初にとりあげられる

単体の記事としてネットに載る

newspickに載る

ホリエモンとか藤原さんのコメントがつく

アーリーアダプターが反応

SNSで拡散

メディア関係者の耳に渡る

zipで特集される(べつにzipじゃなくてもいいですけど笑)

会員数増加

やったね

さあこの未来予想図はどのくらいあたるのでしょうか。平井がなんかってたなと心の片隅に覚えておいてください。

zipで川島海荷ちゃんに紹介してもらいたぁ~~いwww

 

以上、「夏期講習にはご注意を」という記事でした。最後、通販番組みたいに宣伝しましたが事務局や坂本先生の指示ではないです。私自身が勝手に通販風に宣伝してみたかっただけです。宣伝しているといっても本当に良いと思っているからそういう宣伝じゃないですよ。

 

夏休みがんばりましょう~

 

次回の記事で私平井の夏休み特別企画を書きますね。

 

ひらい/1993生/福島県出身
オンライン国語講師としてまなぶてらすで活動しています。Hip-Hopとラーメンが好きです。


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