みなさん、こんにちは。
まなぶてらす講師のあづみです。
あなたのお子さんは
勉強が好きだったり
得意だったりしますか?
私には2人の小学生がいますが
こういう質問をされると
ちょっと返事に
困ってしまいます(笑)
どうしてかというと、
その時によって違うから、です。
今回は、
そういうことも踏まえて
お話しできればと思います。
1.予告なしにやってくる?
勉強したくない気持ち。
お子さんとしては、
分かっているんですよね、
勉強するべきだって。
勉強をしないと
どういうネガティブなことが
降りかかってくるのかも
本人なりに想像しているんですよね。
そういう思いを
まるで冬眠間近の
動物たちのように
溜め込んで溜め込んで、
いよいよ溜められなくなったら
私たちに打ち明けてくれるのだと
思います。
こういうことは、
保護者としては
何気なく察しがついていても、
その現状を受け入れられない
気持ちを持ってしまいますよね。
それは当たり前のことなので、
どうか不安に思わないでください。
そういうご自身の
お子さんを信じる
大切な気持ちがあるからこそ、
お子さんの勉強に向かない思いを
最初は受け止められないと
私としては思うのです。
お子さんの本音を耳にした時、
私たちはつい反論したくなります。
それが自然なので
致し方ないですし
誰もが通る道だと思います。
お子さんの突然の申し出に
戸惑っても良いのです。
戸惑うことで
私たちは次のステップへ進めます。
2.心が落ち着いてから
お子さんが
「勉強したくない」と
申し出てきた時、
それぞれお互いが
ギクシャクしてしまいます。
もし、
私が息子にそう言われたら
頭ごなしに感情的に
怒ってしまう気がします。
息子は息子で
精一杯の勇気を振り絞って
私に意思を伝えたのですから
彼もまた心が揺れているはずです。
そんな時に何が必要かというと、
お互いのカームダウンです。
「カームダウン」とは
日本語で言うと
「頭を冷やす」ということです。
要は、
お互いに落ち着く機会と
期間が必要だということです。
お互いの心が落ち着いたら
お子さんと話をしてください。
「どうして勉強をしたくないの?」
という投げかけが一般的ですが、
ここはカウンセリングの手法を
しっかりと使うことが重要です。
その手法とは、
お子さんの言葉をそのまま使って
問いかけをする、ということです。
例えば
「宿題、やりたくない」と
申し出てきたとします。
そうしたら
「宿題、やりたくないんだね。
それはどうしてだと思う?」と
オウム返しで問いかけをするのです。
声のトーンを合わせるのも
大切なのですが、
もし、分からない場合は、
あなたがトーンを落として
問いかけをしてみてくださいね。
3.原因の追及
お子さんの気持ちが
勉強に向かわない原因を
追求しましょう。
そこに解決の糸口があります。
ただ、
お子さんの言葉だけを
熱心に信じるのは危険です。
本人にとっても
気づかない原因が
あるかもしれないからです。
お子さんからの言葉は、
原因追及のための
一つの判断材料として
捉えてみましょう。
ところで。
お子さんの言葉だけでは
判断の材料が不足しています。
お子さんの言葉に加えて
お子さんの日頃の行動を
よく観察してみましょう。
その際に「どうして?」を
同時に考えることで
お子さんの勉強へ向かない気持ちを
少しずつ変えることができますよ(^-^)
行動の観察の仕方については
また別の機会があれば
お話ししたいと思っております。
最後までお読みいただきまして
どうもありがとうございました♪