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「暗記」と「理解」どちらが大切か?

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こんにちは、まなぶてらす国語講師の平井です。

<雑談>
最近はこのブログの記事をiPhoneの音声入力で書いています。
ひたすらiPhoneにむかってしゃべり続ける私は傍からみればただの狂人でしょう。
速さ的には書くのと変わりませんが、寝る前にiPhoneに語りかけるだけで千文字以上は軽く書けてしまうので、ストレスレスです。
文章に口語表現ぽさが残るのが、難点ですね。
<雑談終了>

今回は勉強の考え方に対する注意点を書いていきたいと思います

勉強を考えるときに「理解」と「暗記」というものを切り離して考える考え方がよく見られます。

例えば「理解を先に進めたほうがいいですか?」とか「暗記の方が大事ですか?」などといった質問をされます。

これは指導する側にもよく見受けられる意見です。
「暗記よりも理解を大事にしましょう」ですとか「いやまずは詰め込みだ」といった偏った教授スタイルが散見されます。
僕自身も過去に授業をしていたときに「記憶量よりも理解度あげた方がいい」と教えていたことがあります。しかし、最終的に、暗記がある生徒とない生徒では伸び率が違う。

おそらく教えている立場の人間が「理解を大切に」といっていしまいがちなのは、すでに暗記が完成している立場だからこそだと思います。普通の人よりその科目に関して知っていることが多いです。だからつい、「理解優先」といってしまいます。

ただ一歩たちどまって考えるとよく理解している人(先生や受験合格者)は、まぎれもなく暗記の形成ができている人たちです。

”合格という結果”と”暗記量”は因果関係がありますが、”理解”と”合格”はあくまで相関関係です。それくらい暗記は重要な要素です。

話をもどします。とにかく「理解」と「暗記」を対立概念として考えるとおかしなことになっていきます

難関校に合格した人は理解もしているしそれと同様に暗記もとてつもない量しています。

つまり、これは理解と暗記と言うものは水と油のように正反対のものではなく、お互いがお互いを助け合っているものだと言うことを示しているんです

どっち大事ではなく、どっち大事なわけです

英語を例にとるとわかりやすいですが英単語を2000語まで増やしておけば文章を読むと言うことにおいて苦労がなくなります。

そして文法の理解を進めればより正確に早く文章読むことができます。

暗記にのみ頼っていると文法的理解がないために文章のどこに注目していいかわからないと言うことになりますし、文法の理解しかしてない人は語彙力がないために何を言ってるか分からなくなります。

したがってどっちも大事なわけです。


これは数学にも同様に言えることです。

数学であればひらめきを必要とするような問題ばかりではなく、ある程度パターンとして処理していくような問題が合格最低点には必要になってきます。

そういった場合数学は理解よりも暗記の側面が強い科目だと言うふうに言うことができます。
一方、二次試験で出題されるような難しい問題に対しては本質的理解を求めている場合も考えられる

だから暗記と理解はお互いを助け合っているって言う状態です


もう少し突っ込んで話をすると暗記をするメリットは脳みその使用容量を引き下げるということです

例えば英文を読んでいて語彙があやふやだといちいち読んでいる途中に突っかかってしまいます

「あーこれは何だっけ」「あーこの単語どっかで見たことあるなぁ」
といった迷いやわからなさが脳の使用容量を上げていってしまいます

(そういった状態を仮に80%脳の容量使っているとしましょう)

一方、暗記は完璧で語彙は思い出そうとしなくて良い状態はどうでしょう。

先程の「あーなんだっけなぁ」と言う状態ではなく、すらすらと英単語の意味が頭に入ってくる状態です

(脳みそに緊張&ストレスがかかっていないので脳の使用容量は20%位です)

つまり暗記というのは「余裕」を作り出すと言う意味で非常に大切な役割を担っているわけです

すべての言葉を知っていれば得点が上がるというわけではありませんが、すべてのことを知っていれば速く読むことができます。したがってそれは読解問題を余裕を持って解くことにつながるのです。

暗記と言うものが理解を手助けしてくれる非常に顕著な例と良いと言って良いでしょう

一方、理解ももちろん大切です

例えば英語であれば英文の形と言うのは5つしかありません

この5つと言うものがそれぞれどういう役割を担っているのか理解しておけば、品詞を全て丸暗記して挑む必要が少なくなります

以上のように暗記と理解というものは本質的には助け合ってるものです。

決してどっちが大事と言うものではありません。

今回は以上です。


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