講師ブログ

「続ける」は ”才能”

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はじめまして。まなぶてらす講師のふじいです。

ピアノをメインに教えています。

 

皆さん、ピアノ、サッカーなどなど、何か得意なことを身に付けたいですよね。

今日は、何かを身に付けるには「続ける」ことがポイント、ということについてお話したいと思います。

 

 

ある大人の生徒さん。

ピアノ歴は長く、ご自身で作曲もされているのですが、演奏に自信がなく、

「いつか人前で、自作の作品をきれいな音色で演奏したい」

と、一からロシアン奏法を学ぶべく、レッスンを始められました。

 

最初のレッスンの時、

「先生は、ロシアン奏法が身に付くまで、どれくらいかかりましたか?」

と聞かれました。

 

「そうですね、3~4年はかかっていますね」

と答えると、

「やっぱり、それくらいかかりますよね。でも、この歳になると、3~4年なんてあっという間ですよね。続けてみます!」

と、明るい返事が返ってきました。

 

彼女の夢が現実となる明るい未来が、垣間見えた瞬間でした。

 

 

この「続ける」ということ、多くの人にとって、できそうでなかなかできないことのようです。

 

 

今までも、

「いつになったら上手になるの?」、

「どれくらいやったらプロになれますか?」

と、何度も生徒の皆さんから聞かれました。

 

私は、その度、

「よく職人さんたちは、”10年やって一人前”って言うでしょう?

ピアノに限らず、どんなことでも、まず10年続けたらモノになるよ」

と答えています。

 

 

「えっ!10年もやらなきゃいけないんですか!?」

と驚く生徒さんも多くいます。

 

でも、中には

「そっか、10年続けたら上手くなるのか。10年やる!」

と元気よく答えた発達障害を持つ小2生徒もいました。

 

 

今の社会では、早期に結果を出すことが求められる傾向が強いように思います。

 

短期間で努力せずに才能を伸ばすと謳った幼児教育に人気が出るのも、その一つの例でしょう。

 

私自身、そのような幼児英語の教育現場で働いた経験がありますが、本当に一生ものの力が身に付いているのか疑問を持ちました。

 

やはり、一生ものの力を身に付けようとするのであれば、長いスパンでじっくりコツコツ取り組む以外にないように思います。

 

でも、逆を言えば、

「どんなことでも、まず10年取り組んだらモノになる」

のですから、始めたばかりのうちは下手だったり、進むのが遅かったとしても、そこで落胆したり諦める必要はなく、とにかく続けたら必ず身に付く訳です。

 

ただ、実際には、ピアノの場合、中学生になるとクラブ活動や受験で辞めてしまい、10年続かない生徒がほとんどです。

 

「子供の頃、ピアノを習ったことがあるけれど、今は全然弾けない」

という大人の方が多くいらっしゃるのも、そういうことだと思います。

 

 

私の夫は私の音楽学校時代の恩師ですが、その夫も

「”続ける”ことができることが才能」

とよく言っています。

 

ピアノの素質があっても、”続ける”ことをしなかったら、それ以上伸びることはありません。

 

「神童」呼ばれた子が、「ただの人」になった例は、いくらでもあります。

 

この「続けてやる」ということこそが、重要なポイントだと思います。

 

 

しかし、「三日坊主」という言葉があるように、一つのことを続けてやることは、多くの人にとって意外にできるようでできないこと。

 

だからこそ、「”続ける”ことができることが才能」と、夫は言うのだろうと思います。

 

 

ただし、楽しくないことを続けるのは、苦痛以外の何物でもありません。

 

その人、その人にとって、「本当に好きなこと」を見つけて、じっくり向き合って楽しく続けていくことが、「夢の実現」、そして「豊かな人生」に繋がっていくのではないでしょうか。

 

ぜひ、皆さんも、自分が本当に好きなことを見つけて、しつこく続けてみて下さい。

きっと、一生の財産を手に入れることができるでしょう。


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