講師ブログ

部活いらない説

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こんにちは、まなぶてらす国語講師の平井です。

記事を投稿してから気持ち問い合わせ件数が多くなった気がします。

まぁ四月というせいなのか。記事と問い合わせに因果関係があるのでしょうか。

 

今日も雑談を投下してからはじめますね。

<雑談>

 

今回もCD紹介系を。

前回はビジュアル系の名盤を紹介しましたが、今回は日本語ラップの名盤を紹介したいと思います。

ラップって”怖いお兄さんたちが罵り合う品のない音楽ジャンル”

・・・ではないのです!ラップを聴いたことにより読書をするようになりました。読書をするようになったから国語の点数が上がりました。したがって今この仕事をしています。つまり、僕の国語指導のルーツは日本語ラップにあるわけです(過言)。

以下、ラップのイメージを覆す「文学」としての傑作アルバムをご紹介します。

 

病める無限のブッダの世界 ― BEST OF THE BEST (金字塔)」<Buddha Brand>

出てしまいましたね~。早速。”ILLで射る秘訣知ってる”ブッダブランドというグループです。このアルバムを聴いて人生を変えられた人がどれほどいるのでしょうか…。ラップという枠にとらわれず日本語表現という概念を覆されたアルバムです。

 

The positive gravity~案とヒント~」<Soul Scream>

いやぁ、また出てしまいましたねぇ~。”蝶のように舞い蜂のように刺す”ソールスクリームというグループです。手堅いとトラックは言うまでもなく、リリクが美しすぎます。個人的にはヒップホップ界の宮沢賢治という印象です。ちょっと神秘的な雰囲気がある「詩」のようなヒップホップです。

 

fun-keyLP」<スチャダラパー>

またまた、出てしまいましたねぇ~。”今夜はブギーバック”のスチャダラパーです。スチャのスタイルを確立せしめたアルバムです。アーバンなヒップホップで、言葉遣いや斜に構えた知性が最高にクールです。このアルバムの一曲目を聴いた衝撃はヒップホップの中では一番でした。

 

Viva La Revolution」<Dragon Ash>

たまんないですねぇ~。”東京生まれヒップホップ育ち”のドラゴンアッシュです(Zのリリクだけど)。ヒップホップをメジャーシーンにおし上げたグループです。いうなれば女の子にも聴かせられるラップですね。基本的にヒップホップってブ男が多いですが、KJはご存知の通り正統派イケメンでしょう。ラップが苦手な人が一番聴けるアルバムですね。

 

Modern Times」<PUNPEE>

最も旬なラッパーを最後に紹介します。ラップの世界は基本的に流行り廃りが激しいです。3~5年でシーンの顔ぶれが入れ替わります。そういう意味でも時の審判を経ている上記のアルバムは揺るがない名盤です。このモダンタイムズというアルバムも間違いなく今後クラシックになっていきます。昨年2017年のCDショップ大賞?受賞アルバムです。水曜日のダウンタウンのOPつくっている人といえばぴんとくるでしょう。あとは聴くだけ、Blah!!

 

最初三枚に絞ろうと思ったけど結果五枚になりました。まずはチェックthe基本の名盤ってな感じで。

<雑談終了>

 

それでは、今回の本題です。

高校入学間もないお子様をお持ちの保護者様と先日ちょっとした雑談になりました。

それが、「部活って入る必要ないですよねぇ…」というような話題です。

これは確かに物申したい話題だなと思い筆を執りました。

 

私も「部活っていらなくね?」と思っている人間です。

もう少し言い方を変えるならば、

 

いや「部活自体が不要だとは言わないけど、今の部活動のシステムはことごとくおかしい」ということは言えます。

 

かく言う私も高校時代部活に明け暮れていて時期がありました(高2の夏になる前に辞めた)。

部活にのめり込んでいる時期は「楽しいなぁ~」と無邪気に青春ごっこを興じていたわけですが、大人になった今振り返ると明らかに中高校が提供する部活動は理不尽なシステムです。バグが多すぎます。

 

今回の記事は部活の悪いところをどんどん書きます。

一応部活の良さみたいなものも心得ていますが、今回はオミットします。HEELに徹しますので、ご了承ください。

 

では、おかしいところ箇条書き。

①コストをを支払わせるが結果責任は負わない

そもそも、部活はありとあらゆるコストを支払わせる所業なわけです。

「活動費」「物品費」「交通費」「その他諸経費」にあわせ、とてつもない「時間」を生徒、保護者に要求してきます。

まあそりゃ一芸に秀でるためには、それなりの代償は必要だと思います。ただ、それだけのコストを払わせておいて結果ということに関しては非常に曖昧に片づけられるわけです。

これは実社会ならあり得ないことです。

それだけの負担を強いるなら「県大会出場!」とかアブストラクトな目標ではなく、もっと具体的に何をどうするのか示すべきです。

”結果のためにやっているわけじゃない”というなら、その過程において指導者はもっと客観的な研究を行うべきです。

例えば、長期間練習を繰り返し全く同じようなパフォーマンスのチームがあれば、それはその練習過程に改善余地があるといえるでしょう。何も全国に出場しなくても、少なくとも競技において部員たちがどんな成長をしたかということを指導者は計量すべきだし、どんぶり勘定に「うまくなってるんじゃないかな」的な結果計測では、指導者としての結果責任は放免状態です。

 

五年間や十年間そのチームに籍をおき、全国出場を割と本気で目指し、かなり練習しているにもかかわらず結果が出ていなかったりする指導者はごろごろいます。

生徒には「頑張れ」「死ぬ気でやれ」「お前にかかっている」と練習をさせるくせに、全く結果について第三者が口を挟まない現在のシステムは異常です。

例えば、昨年甲子園に出場した下関国際高校の指導とかは良いと思うんですよ。

・朝五時~夜二三時まで練習

・入部と同時に携帯は解約

・嗜好品禁止

など多大な代償をチームメンバーに課すわけですが、甲子園出場という明確な結果を出しています。

入部にあたってどういうことを自分の生活において犠牲になるかというのを示したうえで入部させます。

うちの部活はこういう部活ですが、ちゃんと結果は保証しますというスタンスがはっきりしています。

問題は、ただなんとなく監督や指導者の座につきながら、無計画に練習を強要する部活動が多すぎることです。(野球部なんてだいたいそんな感じがすry…)

 

②部活を半強制しておいて勉強もやれという無茶ぶり

 

「部活動に取り組むのは当たり前!文武両道こそ見習うべき学生!」という謎の共通認識が中学以降の6年間には蔓延っています。

まずそもそも、公立中高は自らの置かれた状況を理解していない。

 

私学や中高一貫校といった6年制の学校と公立の学校は前提が異なるということです。

私立や公立中高一貫校は受験を課して生徒を入学させます。したがって、勉強に関しては、成績不振が起こりづらい人材を集めているのです。そして6年制であるので、大学受験にむかって準備をすればいいという余裕があります。

しかし、公立中高はどうでしょう。そもそも受験がないため、生徒の学力は玉石混交、三年制×2なので受験を二つ要します。さらに高校受験の存在によって生徒の学力はさらに階層化する。

こんな状態にもかかわらず、「文武両道」をすべての学生平等に求めるのはお門違いも甚だしいです。

 

私学や中高一貫校はともかく、公立中高は、「部活もやれ!」というほどの余裕がないことを自覚すべきですし、それにより生徒の将来の可能性を矮小化していることに気づくべきです。

成績上位者が集まるような学校であれば、部活も推奨していても問題は起こりづらいですが、公立中高は部活推奨自体がスタンスとして向いていないわけです。

そのくせ学校側は「勉強もやろう」と生徒に脅迫します。

「学生は忙しいからなぁ~」としたり顔で担任。

忙しくさせてるのはおまらだろっ!!と突っ込みたくなります。

”部活は当たり前”的な空気によって生徒自身も非常に心苦しい思いを強いられます。

 

・そこまでやりたくないスポーツやカルチャーをなんとな~~~く続ける(最大の害悪)

・部活に入らないと友達ができない

・部活は時間がなくなるからと退部すると人間関係的に気まずくなる

・退部したいと言っても簡単にはやめられない同調圧力

・部活、勉強に塾にと忙殺される

 

まず、そもそも部活に入らないと人間関係築けない的なあの空気は非常に日本的で息苦しいです。

入学と同時に「君のアイデンティティーはどれだ?」と部活を選択させられる様は非常にいびつです。

 

「お前明らかになんとなくテニス部おるやろ!!」ってやつ結構いますよ?笑

 

別にガンダムが好きなら家に帰ってプラモデル作ればいいし、音楽が好きなら学校帰りに友達の家にいって聴けばいいじゃないですか。

 

なんで部活の中から自分のやりたいことを選択する必要があるのですかね?部活は手段であって目的じゃないです。

 

本当に野球がやりたいなら野球部に入るなりすればいいし、そこまで好きなものが部活働にないのなら、帰宅してそのホビーに勤しめばいい。

確かになんとなく入ったとかなんとなく始めたホビーに後々魅力を見つけるということもあると思います。そういう面で部活は一つの選択肢なのかもしれません。

ただ辞められないうえに、謎の精神的修行を強いられるのは全く上記の恩恵とトレードオフの関係にありません。

 

③そもそも一日数時間練習すれば充分説

 

要するに練習時間を増やしても結果にコミットするわけじゃないとそういう話です。

明らかに現状の部活動は「時間かけすぎ」です。

もっと気楽にやれよ!というか、そんな時間かけなくても結果出してる学校あるで?とそういうことです。

例えば陸上の為末大選手は「一日二時間以上の練習は無意味」とおっしゃっています。

効率的に二時間練習を行うのがベストだし、それ以上は集中力も持たないし、肉体的に良くないとそういうことらしいです。

これがすべてのスポーツや文化活動に当てはまるのかわかりませんが、まぁ、推測するに効率的に練習を行えばそれくらいで済むでしょう。

 

以前おすすめのエッセイ本として「君も一番になれる」という作品を紹介しました。

 

この本で書かれている通り、全国一位の学校でも練習時間に関しては、非常に少ないプログラムです。

①の話と重複しますが、あそこまで時間をかけさせておいて結果が出ないということについて指導者が無自覚的なのです。

 

④素人が教えている

 

これはそのまんまです笑。

まあ、それなりの腕の先生も多いのでしょうけど…

もっというなら「自身のうまさと指導の質は別物」です。

 

王貞治?長嶋茂雄?どっちか忘れましたが、バッティングについて

「ぐっっと腰を入れてやればあたる」と指導したそうです。

本人がうまいということと指導のうまさが別というのは、塾業界にもあてはまります。

成績が良い大学生のアルバイト講師でも授業がうまいかというのはまた別です。

指導というのはメタ認知力、プレゼン力、分析力など学力とは別の特質を要求される行為です。

対して競技や演技は、センスや身体認知などの特質が求められます。

全然別です。

なので部活動の指導品質も押しなべて高いものとは言えないわけです(というか低い)。

統計学的にみても、すべての学校のすべての部活にスペシャリストは絶対にいないです。

したがって素人が教えるという環境は往々にしてありうるのです。

 

指導に自信があったとしても再現性がある指導(10年連続全国出場)をできるとなるとなかなか学校内で理想的な指導者には出会うことはできません。

 

余談ですが、まなぶてらすのピアノやギターレッスンに加え、スポーツとか、絵のレッスンなど作るのはどうでしょうか。面白そうじゃないですかねぇ。フォーム改善とか、絵の描き方など大人にも需要がありそうな気がします。ネイルとか漫画の描き方とかもありな気がします。ちなみに僕はプラモデルの作り方など教えられます。↓作品↓

 

⑤将来のためにならない

 

将来のためにならない部活の方が圧倒的です(こんなん私も言いたくないですョ)。

指導者は素人、非効率的、めんどくさい練習と人間関係

どこにもプラス要素が見つかりません。

であるなら家に帰って勉強して夜は自分の好きな趣味に打ち込むほうが圧倒的にいいです。

野球部とかサッカー部になると「選抜」なるものがあったりして余計たちが悪いです。

「なに、選民思想植え付けて部活以外盲目的な状態作ってんだよ!」と。

本気でプロ目指すならまだしも、大半のベンチメンバーは高3引退が決まっているわけです。

高3の夏の大会で良い成績残すことがそんなに大事なのでしょうか…?

そりゃ選抜に選ばれればうれしいでしょうけど、将来の可能性と天秤にかけるチャンスを彼らから奪ってしまっています。

中高生に「選抜」ってレッテル張ればそりゃ飛びつきますわ。見ている世界が学校なんだもの。

でも実社会はもっと広いです。学校社会の先にもいろんな選択肢があるはずなのに。

 

⑥学校側も疲弊している

「教師職はブラックだ、部活動は無給」というようなニュースを耳にする日が多いです。

部活というシステムやめればよくね?笑

と僕の感想です。

生徒側も苦しんでれば、先生側も苦しんでます。なんのためにやってるんだかわかりません。(ドMなのか…?)

経験したことない部活の担任任されて無給で土日学校にくるわけです。

生徒だって勉強したいのに部活しに学校に来るわけです。

 

誰がどう得してんだよっ!と。

⑦先輩が理不尽

 

先輩はひたすら理不尽です。

60分正座を先輩からやらされたこともありましたし、うさぎとびで階段上らされました。

 

そもそも精神的に未熟な子供を部活という小さなコミュニティに押し込んじゃだめですよ。

パワハラの実とか食ってんじゃねえかって思うくらい年下いじめをする先輩いましたもん。

んで先生の前では、いい子にしてるわけです。後輩は怖くてチクれませんし、親にも言えません。

異常な空間でした。 場合によっては後輩の指導を先輩が行うという光景も多く見れれるのですが、それこそ非常に低品質な指導になります。さして根拠もない自分の経験だけで教えるわけです。

 

⑧惰性の時間がある

 

部活動には本来必要のない娯楽の時間がついてまわります(まあそれが一番楽しい)。

練習後の体育館でバスケやったり、帰りに公園でモンハンやったり。

いや楽しいですけどね(笑)

恋愛とかも芽生えるので一概に無価値とは言えないですが、時間の搾取は増大化します。

(部活のメンバーってクラスとか一緒になると本当に一年のほとんどの時間を共有するので仲良くなりますよね、思い出して泣きそうです。)

 

改善策(テッテレー) 

 

・二年で辞めるという選択

僕のおすすめかつ、周りでもやっている友人が多かったです。「受験だなぁ~よっしゃ部活やめよう!」となった生徒たちは結構多かったですし僕もそれでした。部活の良さを味わったのちに受験勉強にスイッチをするのです。人間関係的に一部気まずくなるという部分は致し方ありません。部活辞めた組で謎の結束が生まれ勉強に打ち込むようになるといういいバイブスも生まれますよ。

 

・孤高の精神を持つべし。

今の学校は「同調圧力」の権化です。ジャパネットタカタもびっくりの圧力で熱しあげてくれます。部活にはいれだとか、あのグループがどうだとか。林修先生もいってましたけど、「中高時代の人間関係はほんとうに狭い世界です」。あいつとあいつが付き合ったとか、俺があれで、こいつがこれでとか、本当にどうでもいい比較ばかりしています。みんなヒップホップスピリット(孤高の精神)をもってください。自分の個性を学校とか、部活とか限られた尺度ではかるようになったら立派な洗脳状態です。「普通がなんだか気づけよ人間!」とD.Lの言葉を贈ります。

 

・部活の現場を見に行く

これが保護者様的には一番いいと思います。どんな指導をしているのか、どんな顔をしてわが子は部活に取り組んでいるのか、観てあげることが大事だと思います。教師の方って一般社会的にみると”あれ”な方が多かったり(一部)しますので…(oh,shit…)

 

まとめ

・部活動というシステムは要改善。

・システムが悪いのであり、個々のエレメント(教師、生徒、保護者等)に非はあらず。

・ルパン並みに時間を奪う

・指導者が無責任(であることが多い)

・とにかく狂ってる(先輩からのパワハラがある)

・2年の夏前に退部する(改善策1)

・孤高の精神を持つ(改善策2)

・部活の品質をチェックする(改善策3)

 

長くなりましたが、以上です。また会いましょう。

 

ノシ

 


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