講師ブログ

生徒さんから教えてもらったこと①  読解のコツを身に付けた中学生Cちゃんの話

こんにちは、まなぶてらす講師のこいけです。

 

これまで40年近くの間、家庭教師や学習塾の講師として勤め、教えた生徒さんは数百人になりました。

★小学生(国・算)・中学生(5科目)・高校生(英語)★ をメインで指導しています。

 

生徒さんたちと出会い、授業し、学んだこと。今の私の大切な宝物の一つです。

 

ブログでは、今まで出会った印象的な生徒さんとその生徒さんから学んだことをご紹介します。

「似たようなお悩みを持っている方の、勉強への取り組みのヒント」になるかもしれません。

本日は読解が苦手~だった中3のCちゃんのお話です。

 

国語の読解問題で点数が取れないCちゃん

 

彼女は、私立大学付属の高校を単願で目指す中3生でした。

受験まであと3か月。他の教科は十分に学力がありましたが、

 

👧「国語の読解問題の点数が上がらない!」

 

ということで、家庭教師の依頼を受けました。

 

最初の授業でいろいろとお話を聞いたあと、塾でもらったプリントを使って一度問題を解いてもらうことに。

 

題材は物語文、主人公の少女と部活の顧問の先生がプールサイドで会話するシーンが書かれています。

 

「主人公の思い」を尋ねられた四択の問題で、Cちゃんは解けず…。

 

キーワードになる言葉は分かりやすく、文中にありました。が、その前に問題文に書かれていた、「顧問の先生の足の指毛のリアルな描写があまりにもインパクト大きく、思わずそれを含んだ選択肢をチョイスしてしまった」そうです💦

 

確かにその描写たるや…あまりにリアルで印象的だったので、もう一度その部分を読み、

 

👧👩「これ、ひっかかるよねー!」

 

と思わず2人で大爆笑…

 

印象に残るところが、正解とは限らない

 

その後、私はCちゃんに、国語の問題は「読書」と違って、印象に残った所が答えになるとは限らない、ということをお話しました。

 

「読書」では、話の受け止め方、登場人物への印象は自由に表現することができます。

 

しかし、「読解」の場合。

あくまでも話の要点をつかみ、登場人物の心の動きを見極めるため、「その文章で書かれていること」から

ヒントや根拠を探します。

 

読書と同じように、自分の気持ちや印象に引きずられるとついつい、違う答えを選んでしまいます。

 

4つの選択肢をじっくり吟味してみる

 

その後、四択の選択肢にもいっしょに注意深くチェックしてみました。

 

・選択肢の表現には明らかに違うと分かるもの

・読み進めないと、違いがはっきり分からないもの

 

があるようです。

 

また、Cちゃんの場合、「気後れする」「気まずくなる」「嫌気がさす」など、『同じような漢字が出てくる言葉や表現』が並ぶと混乱するようでした。

 

基本問題から取り組み、「文法力」も磨く

 

その後、その当時、私立の中学高校で使われていた「論理エンジン」のテキストを使い、基本的な問題から少しずつレベルを上げていこうということになりました。

 

その中にも書かれていましたが、特に論説や説明の文では、「段落の最初にある“接続詞”に注目する」と良いようです。

 

読解の弱い人には「接続詞」を区別するのが苦手という人が多いです。

 

なので「文法」を復習すると「段落と段落のつながり」がわかるようになった!😆という生徒さん、実は多いです。

 

その後Cちゃんには、塾でもらった文法の資料や問題がたくさんあったので、宿題として自分で一通りを復習してもらいました。

さらに、レッスンでは時間を計って、読解の演習をし続けました。

 

論理エンジンの問題集は1か月で1冊のペース、過去問の演習と両方やりつつでしたが、2か月で2冊やりきることができました!

 

👩「塾の模擬試験でも点数が上がって自信がついてきた」

 

そして第一志望校見事合格!めでたし・めでたしです。

 

さいごに:読解力が伸びない時のヒント

 

Cちゃんと国語を3か月特訓して、

  • まずは基本的な問題からスタート
  • 「文法」を並行して確認・勉強する

ことがポイントだ、と改めて分かりました。

 

国語の読解の苦手な生徒さんはまだ増加傾向にあるようですね…

すでにご存じのことかもしれませんが、何かのご参考になれば幸いです。

 

↓↓ 他こいけ先生の「生徒さんに教えてもらったこと」シリーズ

生徒さんから教えてもらったこと② 長いトンネルを抜けて英検合格を手にしたマコちゃんの話

生徒さんから教えてもらったこと③  友達0人の「フォレスト・ガンプ」S太君の話

 

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こいけ
家庭教師歴:かなり長い ブログ経験:ここからスタート