不登校

不登校は家での過ごし方で決まる!初期、中期、後期の「3つの時期」に分けて徹底解説

不登校は家での過ごし方で決まる!初期、中期、後期の「3つの時期」に分けて徹底解説

以前と比べて「学校に行かない」という選択がしやすくなっていることもあり、不登校の子どもは少しずつ増え続けています。

そこで問題になるのが「家での過ごし方」です。不登校は決して悪いことではなく、あくまで「人生の選択の1つ」に過ぎませんが、家での過ごし方に気をつけなければ引きこもりなどの問題を誘発しやすいです。

私たちは「まなぶてらす」というオンライン家庭教師サービスを運営しており、その中で「不登校支援」に力を入れています。

この記事では、教育現場での不登校支援の経験を基にして、「不登校の家での過ごし方」について大切なことをまとめてみました。

不登校からの回復を促す家での過ごし方

不登校中の自宅での過ごし方で、子どものその後の人生は大きく変わります。以前とは見違えるように元気に、活き活きと生きられるようになる可能性もありますし、逆にズルズルと不登校を続けてしまい、引きこもりがちになることもあるでしょう。

家での過ごし方で重要なのは「回復を促す」ことです。そのためには、不登校を以下の「3つの時期」に区切って考える必要があります。

不登校初期 不登校から間もない時期。心と体が疲弊しきっている状態。
不登校中期 最も辛い状態から抜け出した時期。心に余裕が生まれ始める。
不登校後期 不登校の経験から、価値観が変容。過去ではなく未来を見据えた状態。

不登校問題が難しいのは、「時期によってやるべきこと、注意すべきことが大きく異なる」点なので、この3つのそれぞれの時期に分けて、家での過ごし方について解説していきます。

不登校初期

まずは「不登校初期」の家での過ごし方を見ていきましょう。

この時期は、不登校を始めてからまだ間もない時期ということで、「最もセンシティブな時間」を子どもたちは過ごしています。

大抵の場合、学校という子どもたちにとっての社会から「避難」するように不登校を選択しているため、心も体も疲弊しきっており、休息が必要な状態です。

したがって、この時期の家での過ごし方を間違えると、不登校が長期化し、今後の人生に悪影響を与える可能性が極めて高くなります。

「3つのルール」で生活リズムを律する

この時期で最も大切なことは、「生活リズムを大きく乱さない」ことです。

大人も子どもも関係なく、人間という生き物は「習慣」に支配されるように設計されています。一度根付いた習慣、ルーティンから抜け出すことは簡単なことではありません。

したがって、不登校初期の段階で以下のような生活をしてしまうと、習慣化する恐れがあります。

  • 昼夜逆転生活
  • 食事を摂る時間帯がバラバラ
  • 食生活が乱れる

このような生活を続けていては、学校に行く、行かない以前に「時間が合わないから行けない」という新たな問題を作り出すことにつながるため、最低限の生活リズムは周囲の大人が律してあげなければいけません。

一方で、不登校の子にとっては、心も体も消耗しきっている状態なので、「好きにやらせてくれ」というのが本音であり、この本音に寄り添うこともまた、忘れてはいけない大切なことです。

したがって、起床時間と食事という「最低限の干渉」で生活リズムを作ってあげましょう。決めるルールは以下の3つだけで問題ありません。

起床時間 毎朝決まった時間に起床する。
食事時間 三食決まった時間に食べる。
食べるもの 必要な栄養が摂れる食事を大人が用意。

起床時間を固定すると、成長期にある子どもは寝るべき時間に眠くなります。つまり、起床時間を固定することで、就寝時間も固定化されるということ。

また、食事は成長期にある子どもたちにとって、睡眠と同じくらい欠かせない大切な習慣です。好きなように食べさせると栄養の偏りが懸念されるので、ある程度、大人が三食を用意してあげられると良いでしょう。

ダラダラして休息を取る

不登校初期の段階では、生活リズムを律すること以外に、子ども自身がやるべきことは何もありません。

言い換えれば、この時期は「生活リズムさえ守っていれば、基本的に何をしていてもOK」だということです。思う存分にダラダラさせて、休息を取ることに専念させましょう。

しかし、保護者や周囲の大人の目線になると、ダラダラと自堕落に過ごすことに不安や憤りを感じてしまうのもまた事実です。「本当は学校に行くはずなのに、こんなんで大丈夫なの?」といった具合に。

では、逆に私たち大人が、「仕事や家事を一切せず、家で過ごしてください」と言われたら、どのように過ごしますか?勉強をしますか?それとも、仕事や家事を上達するために自己研鑽に励みますか?

恐らく、多くの大人は「ダラダラしていたい」と思うはずですし、実際にそうするでしょう。子どももこれと同じです。同じ人間なので、やらなければいけないこと(登校)から解放された今、何もしたくないのです。

したがって、「不登校初期のこの時期に限り」、ダラダラと過ごしたいように過ごしてもらいましょう。

好きなことだけをする

ダラダラと過ごす中で、子どもたちは「好きなこと」を見つけるかもしれません。

それが勉強であることは稀、というよりほとんどなく、多くの場合で「社会的には良くない」とされていることになるでしょう。スマートフォンを使ったYouTubeの視聴、SNSの閲覧、さらにはゲームなどがその代表です。

繰り返しになりますが、不登校初期の段階では「休息を取る」「好きなように過ごす」ことが大切なので、スマートフォンやゲームの使用も認めるべきではありますが、無制限にやらせてしまうことは問題になるかもしれません。

スマホやゲームには制限が必要

なぜなら、スマートフォンやゲームには「依存性」があるからです。そして、子どもの脳はまだ発達途上であるため、この時期から依存傾向が作られると、脳の成長に「極めて大きな悪影響」を与えます。

具体的には、脳の中の理性を司る領域である「前頭前野」の働きが悪くなり、本能や感情を司る「大脳辺縁系」に支配されてしまうということ。

そして、この現象は上記画像にある通り、アルコール依存やギャンブル依存の脳の状態と同じであるため、どれだけ深刻な影響を及ぼすのかが理解できるでしょう。

なお、スマートフォンやゲームの依存症は特に「男の子」に多いため、注意が必要です。

一方で、「女の子」が注意すべきはSNSです。今のご時世、小学生や中学生が自分のスマートフォンを持っていることは珍しいことではなく、そこから一歩進んで、自分のSNSアカウントを持っていることすら普通のことになりつつあります。

そして、SNS、特に写真をメインに投稿するInstagramには、あらゆる加工をふんだんに使った「盛った自撮り写真」が溢れており、これを見た女の子は「自分の容姿に自信を持てない」ことが原因で幸福感や自尊心が大きく傷つくことが明らかになっています。

以上のことからわかるように、私たち大人が子どもの心と体を守るためにも、性別問わず、スマートフォンやゲームの利用には一定の制限が「絶対に必要」です。

ここについては「やりたいようにやらせる」のではなく、大人の方から明確にコントロールをしてあげてください。

参考:やめられない怖い依存症!ゲーム障害はひきこもりの原因にも 治療法について – NHK

参考:低年齢ほど治療困難「ネット依存」知られざる実態 – 東洋経済ONLINE

参考:インスタグラムは10代少女に有害=内部資料 – THE WALL STREET JOURNAL

不登校中期

続いて、不登校中期の家での過ごし方について解説していきます。

この時期は、最も苦しい「不登校初期」から抜け出し、少しずつ前を向けるようになってきている時期です。

見かけ上は「元気が出てきた」「もう大丈夫そうかな」と思えるようなそぶりを見せますが、油断は禁物。不登校は「行ったり来たり」を繰り返し、緩やかに回復していくものなので、長期的視点で見守る姿勢を忘れないようにしましょう。

他者と交流を図る

不登校中期で最も大切なことは「他者と交流を図る」ことです。他者との交流で得られるメリットを以下にまとめてみました。

孤独感の解消 自分は1人ではないと実感できる。心の栄養を取ることが大切。
価値観の変容 他者との交流から価値観が変容し、人間的な成長につながる。
コミュニケーション能力の向上 不登校の子は他人との対話が苦手なことが多い。
スムーズな復学 学校生活に馴染むためにコミュニケーション能力は必要不可欠。

他者との交流で最も大切ことは「孤独感の解消」「価値観の変容」です。不登校の子は例外なく、孤独感や疎外感を感じ、なおかつ偏った価値観を持っているものです。

これは、これまで育ってきた環境や、学校生活での友人や教師とのトラブルなどが原因で生じており、「この先の人生もこれまでと同じようになる」と確信を持っていることすら珍しくありません。

しかし、他者との交流により、自分にも心を許せる人間がいることや、自分とは異なる考え方、生き方があることを知って、人生に対して希望を持つきっかけが生まれます。これは、何にも勝る不登校への薬となってくれるでしょう。

一方で、「他者との交流の場」を設けるのが難しいのもまた事実です。候補としては、同じ境遇の子どもが集まるフリースクールや、大学生との交流が図れる国主導の引きこもり、不登校支援事業「メンタルフレンド」があげられます。

フリースクール、メンタルフレンド、ともに情報を得るのが難しいものなので、学校に相談して各地域の情報を集めてみることをおすすめします。

家事を手伝う

不登校中期は家での生活にも慣れてくる時期なので、「役割」を持たせてあげると社会性を身につけられます。

人間は組織の中で役割を持つことで、「責任感」「連帯感」といった生きていく上で欠かせないものを身につけられます。学校における班活動や委員会活動が、組織の中で役割を持たせることの代表ですね。

また、家事を手伝うことで生活力を身につけられますし、何よりも「誰かの役に立っている」「迷惑をかけていない」ことを感じられるのが大切です。

努力を認め、褒めてあげよう

そして、家事を手伝ってくれたら、結果に関わらず「努力そのものを認めてあげる」ことを忘れないでください。

あまり知られていませんが、褒めることには良い褒め方と悪い褒め方の2種類があります。

良い褒め方は、「過程や努力を褒めてあげること」です。手伝いの中で感じた「手伝ってくれて嬉しい」といった感情を伝えてあげることで、子どもは「存在そのものを肯定された」と解釈します。

一方で、悪い褒め方は「結果だけを評価すること」です。上手に出来たことだけに対して「偉いね」と褒めてしまうと、短期的には褒められて嬉しいですが、長期的には「上手に出来ないとダメなんだ」というプレッシャーを与え、結果的に「上手に出来ない自分はダメなんだ」と自分を否定します。

参考:スタンフォード式「子どもの正しいほめ方」4つの習慣 – ダイアモンドオンライン

これは、手伝いだけでなく教育の本質に関わる部分なので、忘れずに子どもと接してあげてください。

運動する

子どもだけでなく、人間は「動くこと」に特化して進化してきました。

運動により体が健康になるのはもちろん、脳の状態も改善され、心のコンディションも整います。逆に言えば、家で引きこもり運動不足に陥ると、「人間らしくない」生活を強いられるため、どんどん心と体の状態が悪化していきます。

実際、不登校支援の中には「運動療法」という支援方法が存在し、運動が不登校に対して良い影響を与えることが研究レベルで明らかになっているほどです。

具体的には、以下のような変化が認められています。

食欲・疲労 食欲は1カ月、疲労は5カ月で改善した。
心臓の状態 1カ月で改善した。
起床後の気分やうつ状態 3カ月〜4カ月で改善した。

参考:運動療法による不登校の心と体の変化 大学との共同研究 – フリースクール元気学園

したがって、不登校初期の動けない時期を過ぎたら、少しずつ運動、特にウォーキングやジョギングなどの「有酸素運動」を定期的に行うようにしましょう。

勉強を始める

不登校中は周囲との学力との差が広がるばかりなので、「勉強をして欲しい」と周囲の大人は考えてしまうものです。

しかし、子どもにとって勉強とは「やりたくないもの」に過ぎないため、なかなか手をつけたがらないのが現実。無理してやらせては逆効果になるので、早くとも不登校中期から負担にならない程度に勉強をスタートさせましょう。

大切なポイントは以下の3つです。

  • 短時間からスタートする
  • 苦手より得意に集中する
  • 独学で進められるテキストを選ぶ

これらの点に注意すれば、負担になり過ぎず、コツコツと勉強を進められるようになるでしょう。

「不登校の勉強」についてより詳しく解説した、以下の記事も参考にしてみてください。

不登校でも勉強に追いつける!今日からできるコツコツ勉強法を徹底解説
不登校でも勉強に追いつける!今日からできるコツコツ勉強法を徹底解説不登校中は学校の授業が受けられないため、勉強に追いつくことが難しく感じられます。不登校中の勉強で大切なことを知って、コツコツと学習を進めていきましょう。...

不登校後期

最後に取り上げるのが「不登校後期」です。

この時期まで来ると、子どもは不登校前とは異なる価値観を手にし、周りの目から見ても「大丈夫そうだな」という雰囲気を醸し出します。

したがって、学校を意識させた上で家での生活を送れると、よりスムーズに復学できるようになるでしょう。以下で詳しく解説していきます。

家庭教師を利用する

この時期だけでなく、不登校中期くらいから利用を検討すべきなのが「家庭教師」です。

家庭教師を利用する意義については、主に以下の3つがあげられます。

学力を身につける 授業についていけるような学力を身につける。
勉強に対する抵抗をなくす つまらない勉強を「楽しい勉強」へと変化させる。
他者との交流を図る コミュニケーション能力の向上や孤独感の解消につながる。

学力向上は当然のこと、家庭教師と二人三脚で学んでいく中で、勉強の面白さ、楽しさ、さらには「多様な価値観」について理解できるのが何よりも大切です。

学校の授業は性格も学力も違う30人以上の子どもたちが同じ授業を受けさせられるため、単調で無機質なものになりがちです。これを楽しいと思えることの方が珍しく、ある意味で勉強がつまらないのは必然とも言えます。

しかし、力量のある家庭教師からマンツーマンで指導を受けると、少しずつ勉強の面白さに気づきが生まれ、さらに「自分でもできる」といった自信も生まれてくるものです。

家庭教師と似たものに塾がありますが、塾は周囲に同世代の子どもたちがいる環境で学ぶことになるため、不登校の子にとっては負荷がかかり勉強に集中しにくいです。

したがって、学力や学習習慣の定着には家庭教師の利用をおすすめします。

学校に部分的に通う

不登校終期では、勇気を出して学校に足を運んでみるのも良いでしょう。

この時、注意しなければいけないのが「無理をしない」ことです。先述のように、不登校は「行ったり来たり」を繰り返す不安定な側面があるため、本人、そして周りの大人たちが「大丈夫そうだ」と感じていて、いざフルタイムで登校をしたら「やっぱりダメだった」と元の状態に戻ってしまうことも珍しくありません。

したがって、まずは「部分的な登校」から始めてみましょう。午前だけ、午後だけ、といった時間的な部分登校でも良いですし、火曜日と木曜日だけといった曜日的な部分登校でも可。

学校側の協力も必要不可欠なので、登校前に周囲の大人が学校への根回しを行った上で、子どもが無理なく安心して登校できるような環境を整えてあげてください。

不登校の生活に「オンライン家庭教師」の利用がおすすめ!

まずは不登校の自宅での過ごし方を時期ごとに解説してきました。基本的なスタンスとしては、不登校初期では子どもが過ごしたいように過ごさせて休息を与え、中期には少しずつ運動や勉強でリズムを作り、後期に学校を意識させた生活を送る、といったイメージです。

一方で、言葉で言うのは簡単ですが、実際に行うのが難しいのもまた事実です。不登校の状況にある子どもは非常に不安定であり、なおかつ親目線になると心配のあまり、細かく口を出したくなってしまうのが、原因としてあげられます。

そこで提案したいのが「オンライン家庭教師」の利用です。以下で、不登校の生活にオンライン家庭教師が役立つ点について解説していきます。

不登校とオンライン家庭教師の相性が良い理由

オンライン家庭教師は、完全在宅で家庭教師が利用できる「新しい時代の教育サービス」として着実に需要を増やしています。

双方が在宅で授業ができる「完全在宅」でありながら、従来の家庭教師のような「完全マンツーマン」で指導が受けられる点が最大の特徴で、不登校の子との相性が非常に良いです。

その理由を以下にまとめてみました。

在宅で利用できる 自宅で授業ができるので安心。必要なら保護者がいつでも見守れる。
周りの目が気にならない 塾のような周囲のプレッシャーがない環境で安心して勉強できる。
適度な距離感で対話できる 非対面なので緊張しにくい。安心して対話がしやすい距離感。

上記をご覧の通り、キーワードは「安心」です。在宅で利用できるため、不登校の子の「生活圏」で授業が完結するのは何よりも安心につながります。もちろん、保護者目線でも安心です。

また、塾のような「周囲の目が気になる」ような環境ではなく、加えて訪問型家庭教師のような対面式の授業ではないため、これらも安心感を作り出すことに役立ちます。

「まなぶてらす」の不登校に対する活用イメージ

まなぶてらすのホームページ画像

私たちは、「まなぶてらす」というオンライン家庭教師サービスを運営しており、その中で「不登校支援」を大切なミッションとして掲げています。

先述のように、オンライン教育は不登校の子との相性が良いこと、さらには、登校しているかどうかに関わらず「教育機会は平等であるべきだ」という理念を持っていること、これらを理由とし、不登校の子、及び家庭でも利用しやすい取り組みを多数実践しています。

以下では、私たち「まなぶてらす」の不登校に対する自宅での活用イメージを、ケースごとに解説していきます。

ケース1:不登校初期での心理的なケア

まずはじめに、「不登校初期」における心理的なケアとしての活用イメージから取り上げていきます。

この時期に必要なのは、勉強ではなく「支援」です。一般的な塾や家庭教師は、勉強を教えることだけに力を入れていますが、「まなぶてらす」には「不登校支援に強い先生たち」が在籍しています。

参考までに、2022年4月19日現在には、以下のような先生たちが在籍していました。

先生A 不登校指導歴15年を超え、指導人数300人以上。フリースクールの現役講師。
先生B 心理士や発達障がいの有資格者。心理関係の仕事に現在も従事。
先生C 公立小学校教諭として、特別学級で発達障がいや不登校の子への指導経験あり。

「まなぶてらす」では、国数英理社の通常科目以外にも、そろばんやプログラミング、さらには不登校相談や心理的なケアなど、さまざまなことを授業として提供しています。

したがって、上記のような先生たちに、「不登校の子どもを支援して欲しい」とお願いすれば、必要なケアを子どもに与えるきっかけを作ることが可能です。

もちろん、通常科目の授業ではないからといって、特別料金などは「一切必要ありません」。通常料金のみで、あらゆるレッスンを受けられるのもまた、「まなぶてらす」の魅力の1つです。

ケース2:不登校中期での学習習慣化

続いて「不登校中期」における「まなぶてらす」の活用イメージを取り上げます。

この時期に大切なのは、学習を習慣化し、継続することです。学校に行けていない不登校の間でも、コツコツと勉強ができるようになれば、学力が身につくことはもちろん、復学した後もスムーズに学校に馴染める可能性が高まります。

一方で、この時期の子どもは「初期」の一番辛い状況を脱したとはいえ、まだまだ不安定な部分があるのもまた事実です。体調や気分の乱れで授業が受けられないことも想定されるため、「いつ休むかわからない」状態だと塾や家庭教師といった月謝制の教育サービスは利用しにくいですよね。

しかし、「まなぶてらす」は月謝制ではなく「都度予約制」なので、授業は受けたい時、受けられる時だけに受けていただけます。「授業開始の3時間前まで」にご予約をいただければ、いつでも授業が受けられるので、月謝を無駄にするようなことや、休んで迷惑をかける心配をすることもありません。

子どもが「乗り気」の時だけ利用できるため、モチベーションの維持や学習効率の向上も見込めます。結果的に、苦痛だった勉強が少しずつ楽しい、面白い方向へとシフトし、良い影響を与えられるでしょう。

ケース3:不登校後期での登校支援

最後に取り上げるのが「不登校後期」における登校支援としての使い方です。

この時期の子どもは心理的にも、身体的にも活力を取り戻し、学校へと足が向いてくる時期です。ここで大切になるのは「焦らないこと」であり、万全の準備を整えてから登校を再開すると安心できます。

「まなぶてらす」は24時間に渡ってレッスンを提供できる体制が整っているため、「学校の授業と同じ時間帯の利用」が可能です。

一般の塾や家庭教師ではなかなか難しい午前中や日中に授業が受けられれば、生活リズム全体を学校の時間割に合わせられます。これが、登校への「準備運動」となり、また復学後もスムーズに馴染むための「学力の定着」にも役立つはず。

このように、「まなぶてらす」では不登校の時期に関わらず、柔軟に利用できる「不登校への取り組み」を用意しています。多くの先生は初回レッスンを無料とする無料体験レッスンを提供しているので、まずはお試しでとびきりの先生たちのレッスンを受けてみてください。

「まなぶてらす」在籍の「不登校の子におすすめの先生」をご紹介!

「まなぶてらす」には経験豊富で親しみやすい先生が数多く在籍していますが、その中でも特に「不登校の子」におすすめの先生を紹介します。

さとしん先生:不登校相談歴15年以上の経験豊富な先生です

さとしん先生
  • 不登校相談歴15年以上、相談人数300人以上
  • フリースクールの職員経験アリ
  • 不登校関連の各種制度の情報提供も可能
  • とても優しく話しやすい先生!

さとしん先生の詳細はコチラ

不登校は自宅での過ごし方で大きく変わる

不登校は自宅で1日を過ごすことになるため、自宅での過ごし方で良くも悪くもその後が左右されます。

この記事で紹介したことを参考に、子どもにとって最適な選択を取れるよう、周囲の大人がより良い環境を整えてあげることが大切です。

もし、家庭だけでの対処が難しい場合は、オンライン家庭教師に代表される各種教育サービスを利用してみましょう。私たち「まなぶてらす」は、いつでも皆さまからのご利用をお待ちしています。

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