講師ブログ

達成できる学習計画の立て方

こんにちは、まなぶてらす講師のさとっちです。11月も始まっていよいよ本格的な受験シーズンが迫ってきましたね。最近生徒さんや体験レッスンの方から多いのが、学習計画を一緒に立ててほしいというご相談です。そこで今回は参考までに自分がやっている計画の立て方をお伝えできればなと思います。

まずはゴール設定

計画を立てるうえで最も大事なのが「ゴールを決めること」です。当たり前じゃないかと言われる方も多いかもしれませんが、〇〇中学合格!だけでは自分は足りないかなと思います。それはなぜかというと、目標が”おおざっぱすぎるから”です。
料理するための買い物で考えてみましょう。おおざっぱな人というのは「お鍋がたべたいなあ~」と思ってスーパーに行きます。そして鍋コーナーに行くまではいいのですが、そこで何鍋を食べるかは決めてないのでキムチ鍋の材料やもつ鍋の材料などをいろいろ買ってしまい、最終的には費用もかかるし、材料も足りないとなってしまいます。一方、もつ鍋が食べたい!と具体的な献立がある人は買うものがわかっているので余計なものは買わずにちゃんと必要な材料をそろえることができます。
このようにゴール(目標)を決めるにしてもざっくりとしたものではなく、具体的に何を、いつまでにするかが大事になります。中学受験の場合だと、志望校の過去問を、年末までに、終わらせるという感じになります。

なぜ目標が達成できないのか

ではちゃんとゴールも設定できているのにうまくいかない・・・という場合は何が原因なのでしょうか?それは自分の力量を見誤っているから、です。ゴールを設定してもいきなり目標を達成できるようになるわけではありません。ゴールををさらに小さな目標に分けてそれを少しずつ達成していく必要があります。多くの人はこの部分の詰めが甘いです。
まず、ゴールを立てただけで小さな目標を作っていないことがあります。これは塾に通われている方の場合ですと、テストや模試などが目安になるかと思います。次に、小さな目標を立てても、毎日過去問5年分解く!などのように達成可能性が低いものになってしまっている場合があります。せっかく立てた目標も達成できなくては意味がありません。まず最初のうちは簡単に達成できるものでいいので習慣をつけること、そこから徐々に量を増やしていきましょう。

メッセージ

以上でお伝えしたゴールを決めること、達成可能なものにすること、を守っていただければ大抵の計画は実現できます。ぜひ頑張ってみてください。(無料体験レッスンにてご相談などもお待ちしております)
最後に、計画はあくまでも手段にすぎないことを念押しします。今回お伝えした計画の立て方というのは実現して初めて意味があります。厳しいかもしれませんが、きちんとした計画を立てられても評価されるのは結果の部分です。
重要なのは「計画を実行してみること」です。計画を考えすぎて実行できないことよりも、合ってるかわかんないけどとりあえずやってみたことの方が結果を出せているという意味では何万倍も大事です。やってみて失敗・成功してもしっかり振り返りをして計画を修正する、そして最終的にはゴールを達成できるようになればいいんです。最初のうちは大変かと思いますが、計画と実行を繰り返しながら自分に合ったやり方を見つけてみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ではまた~👋

ABOUT ME
さとっち
こんにちは!まなぶてらす講師のさとっちです。 大阪大学に通いながら、司法試験の勉強や教育方面の事業をしています。勉強だけじゃなく子供たちの自我を育てる教え方を目指しています。