メルマガ

【興味の芽の育て方】「好き」がもたらす学びのパワー! 

こんにちは!
まなぶてらすの Lisa です。

突然ですが…
最近、お子さんが何かに夢中になっている姿を見たことがありますか?

目をキラキラさせて、時間を忘れるくらい一生懸命になっているあの瞬間。それがたとえゲームでも、昆虫採集でも、折り紙でも――実はその「大好き!」の時間が、お子さんの“学ぶ力”をぐんぐん育てているかもしれません。

今回のメルマガは

子どもたちの「好き!」は、学力アップに必要不可欠?
“好き”がもたらす効果と、興味の芽の見つけ方をお伝えしていきます♪

(私 Lisaの『大人の”コレ”が私の好きを伸ばしてくれた!』という子ども時代のエピソードは、編集後記にて…)

 

「好き」がもたらす学びのパワー!

「好き」が引き出した、意外な成長エピソード

これは、私が昔担当していた小学2年生の男の子のお話です。

彼は算数の文章題が苦手で、「問題読むの、めんどくさい!」と言ってはお母さんを困らせていたようでした。

でもある日、「電車の路線図」にハマったんです。毎日、路線図を広げて「この線とこの線、どこでつながるんだろう?」と興味津々だったそう。自分で読んで、調べて、質問して…。そんなことを繰り返すうちに、自然と「文章を読み解く力」が身についていました

その子のお母さんは、こう話してくれました。

「“勉強しなさい”とは言ってないのに、
いつの間にか“国語力”がついていたんです」

まさに“好き”の力が引き出した成長のエピソードです。

「夢中になる時間」が、思考力や粘り強さを育てる

このように、「好きなことをとことんやる」ことは、実はとても理にかなった学びの形。子どもが夢中になっているときは、「もっと知りたい!」「やってみたい!」という探究心のエネルギーが高まっているんですね!

その状態で繰り返し工夫を重ねるうちに

 

自分で考える力(思考力)
うまくいくまで挑戦する力(粘り強さ)
うまくいったときの達成感(自己肯定感)

といった、勉強にも欠かせない力が自然と鍛えられていきます。

 

勉強がつらい時期にも、「好き」が心の支えに!

そしてさらに、受験期などの長丁場の挑戦では自分の中にある“好き”が息抜きや心のよりどころとなり、最後まで頑張り切るためのパワーにもなるという心強さも。

たとえば、憧れの志望校に挑戦していた中学3年生の女の子

勉強に追われて心が折れそうな日も、夜寝る前の10分だけ「大好きなイラストを描く時間」を続けていました。そのわずかな時間が気持ちをリセットする“ごほうび時間”になり、「明日ももう少し頑張ろう」と前を向けたそうです

 

 

“好き”は、学びのエンジンであり、時には“続ける力”を支える燃料にもなる――そう考えると、子どもの「夢中」は本当に頼もしい存在ですよね。

 

まなぶてらす で“好き”を学びにつなげよう!

まなぶてらす のレッスンは、学校の勉強だけではありません。

プログラミング「考える力」
アート音楽「表現する力」
英会話作文「伝える力」

こんなふうに、お子さんの「好き!」を出発点に
“学び”へと広げるレッスンが盛りだくさん♪

「うちの子、何に夢中になれるんだろう?」

そんなときには、まなぶてらす では単発レッスンを使って興味のフックを探すのもおすすめです。リラックスして講師といっしょに、お子さんの「興味の芽」を見つけるところから始めていきましょう^^

 

さいごに

子どものころ夢中になったものって大人になった今も、自分の価値観や考え方の土台になっているな~。そんな風に思いながら書いた今回のメルマガ。

皆さんは、子どものころ何に夢中になりましたか?
(お母さん・お父さんが大好きだったものの話、聞いてみたい!)

私はというと、「生き物」にドハマりした小学生時代でした^^;
かのムツゴローさんを尊敬し、シートン動物記を読み漁って、TVでは『どうぶつ奇想天外』を欠かさずチェック。(観ていた!という方もいらっしゃるでしょうか…?)

ほ乳類のみならず、鳥・魚・植物あたりも興味の的でした。

そして、この情熱を持ち続けられた大きな理由の1つが『周囲の大人の反応』だったなと思っています。

…というのも、私は自分で楽しむだけに留まらずお正月の集まりなどでは必ず「動物クイズ~♪」と称して親や祖父母、親せきに雑学を披露しまくっていたのです(笑)

終わることのないクイズにきっと内心ウンザリすることもあったと思うのですが、私の周りの大人たちは「へ~!よくそんなこと知ってるねえ」「どこでそんな知識覚えてくるの!?」など、最高の反応をしてくれました…!!(クイズも延々と付き合ってくれたことに、感謝です^^;)

そうして「興味の芽」をぐんぐん伸ばした私は、生物分野のテストではほぼ勉強せずとも満点を連発する中学生になったのでした。

―――あのとき、「動物クイズ」に取り合ってもらえていなかったら。「そんなことより、宿題は?」と言われてしまっていたら。きっとここまでの好成績は出せていなかったと思います。

『好き!』は学びのエンジン。

子どもたちが、目をキラキラさせるものに出会えますように。
そして、「知るって面白い!」「工夫するって面白い!」とそれぞれの力を伸ばしていってもらえたらと願っています。

Lisa

ABOUT ME
こみや
小中学生の国数社理・作文を指導しています。 レッスンにておすすめの本などもご紹介♪ 最近の癒しは、愛猫「すーちゃん」と遊ぶ(遊んでもらう)こと。