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まなぶてらす読書感想文コンテスト2018 結果発表!

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こんにちは、
まなぶてらす講師のひらいです。

今日は私も審査員として参加した、
まなぶてらす読書感想文コンテスト
の受賞作品を発表したいと思います。

夏休み特別企画として、
まなぶてらすとしては初の試みでした。

多くの応募作品をいただき、
とてもうれしい気持ちでいっぱいです!

====審査部門====

◎小学校低学年部門(小1~小3)
◎小学校高学年部門(小4~小6)
◎中学生部門(中1~中3)

※各部門から一名選出

大賞受賞者には、トロフィーを進呈します。

では、記念すべき
「第一回まなぶてらす読書感想文コンテスト」
の大賞作品の発表です。

 

■読書感想文コンテスト受賞者の発表!
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◇小学校低学年の部 大賞◇

酒村采実(小2)さん
タイトル「どうぶつのいえをまもろう」
<本:『すばこ』(キムファン著)>

~本人受賞コメント~
私は「すばこ」の絵や文しょうが大好きなので、
きょ年も「すばこ」のかんそう文を書きました。
大しょうを今年とれて、とても嬉しいです。
この絵本がもっと好きになりました。

~審査員コメント~

◎レイ先生
「わたしは、鳥がすきです」から始まるこの作品。
ありきたりな書き出しではないことに意表を突かれます。
そしてここから、好きな鳥の名前、鳥の顔、色へと
フォーカスしていきます。
この好きなものの列挙は、采実さんの鳥への愛情を
読み手に印象づけるだけでなく、
「すばこをしょうかいする話だと思っていました」と、
本との出会いを簡潔に示すことにも成功しています。
本から得た知識をもとに、独自のアイディアを披露するなど、
自分の思いをきちんと言語化できました。
さらに結論部では社会的な視点まで打ち出せたところも見事でした。

◎こみや先生
采実さんの、鳥が好きな気持ちがよく伝わってくる内容でした。
特に、好きな鳥の紹介のところの生き生きとした表現が
とても良かったです。
さらに、この本を通して、ただ鳥が「好き」という気持ちが、
「守りたい」という気持ちに変化したことも伝わってきました。
身近な視点だけでなく、広い視野をもって感想をまとめていた
ところも良かったです。
ぜひ、「環境保護」をテーマとした他の本も読んでみて、
この分野での考えを深めていってくださいね。

◎ひらい先生
「”すばこ”は元々鳥を捕獲する道具であるが、同時に動物を
保護する道具にもなる」。
そんなストーリーを現代の地球環境になぞらえて感想を
述べている点が面白かったです。
小学二年生ながらしっかりとした文章が書けているので
そこも非常に高く評価しました。
1行目の「わたしは鳥がすき」という内容が、最後の感想に
活かされるときれいな構成になって評価がさらに高くなって
いたと思います。
去年も同じ本で感想を書いたと聞いて、本を詳しく読み込んで
いてすばらしいと思いました。
また、次回のコンテストもぜひ参加してみてください。

 

◇小学校高学年の部 大賞◇

酒井優里那(小5)さん
「さとうきび畑の唄をよんで」
<本:『さとうきび畑の唄』(遊川和彦著)>

~本人受賞コメント~
今回、第一回読書感想文コンテストの大賞を
受賞することができ、大変嬉しく思います。
次回も頑張りたいです。

~審査員コメント~

◎レイ先生
コンクールで「さとうきび畑」を歌ったという
優里那さん。その経験が光った読書感想文でした。
本から読み取った「戦争」についても、
「大切な身近な誰かを亡くした経験も、まだない。
それでも・・」と、
今の自分が考えられることとして丁寧に綴っています。
「青い海」、「青い空」、「さとうきび畑に・・
風が吹きぬける」といった映像的な表現の配置も秀逸です。
結論部、「次におなじ歌でステージに立つときは」と、
今後の自分に思いを巡らせた部分には、本からの
深い学びを感じました。

◎こみや先生
本との出会いから、最後の決意まで、一貫性のある内容で
よくまとめられていました。沖縄の風景を鮮やかにイメージ
させる表現力も素晴らしかったです。
「戦争」というテーマに、優里那さんの立場でよく向き合った
内容でした。
今後もこのテーマの本に挑戦し、戦争や身近な人の死を
経験していない優里那さんだからこそ考えられる「戦争」に
対する考え、そして、どうすれば周りの人を笑顔にできるかを
深く掘り下げて考えていってくださいね。

◎ひらい先生
戦争を題材にした作品の感想文は抽象的で安直な結論に
陥りがちです。しかし、優里那さんの感想文は、自分が
本当に感じたことやこれからできることを真摯に考えて
書いたのだろうと思う内容でした。
戦後に生まれ満たされた子ども世代であることを踏まえた
内容で、現代の生きる人々が共感できる内容になっています。
2~4段落の構成や中身をブラッシュアップすれば、
ラストの感想を述べるパートももっと印象的なものに
なっただろうと思いました。

 

◇中学生の部 大賞◇

浜田陽向(中2)さん
「九時二分三十秒で時を止めて」
<本:『一〇五度』(佐藤まどか著)>

~本人受賞コメント~
大賞に選ばれてビックリしましたが、とても嬉しいです。
またこの賞を頂けるようにこれからも努力します。

~審査員コメント~

◎レイ先生
いすの「105度」という角度にこだわって、思考を巡らせる
ことができていました。夢の実現に必要な「105度」の「甘え」
という点を冒頭で述べたところも良かったです。
ただ、人に「寄りかかること」が「やさしさ」の分析に
変わっていく部分など、構成を再考した方がよいところはありました。
最後の主人公へのアドバイス、という結び方には独自性があり、
「しなやかさ」という視点も大変興味深いです。
この「しなやかさ」と、冒頭の「105度の甘え」、
人に「寄りかかること」との関連づけがあれば、
より分かりやすくなるでしょう。

◎こみや先生
本の世界に深く潜り込み、さらに、そこで得たものを自分の内で
よく反芻した内容でした。
「やさしさの加減」について述べていた所では、豊かな表現力で
具体的な事例を挙げ、自分の考えを読み手にわかりやすく伝える
ことに成功しています。
また、「イーッスか?」などのユーモラスな表現で陽向さんの
個性が光る文章にもなっていました。
ただ、折角たくさんの教訓を引き出せていたので、
自分に当てはめる内容を盛り込むと、さらに深みのある感想文に
仕上がったかと思います。

◎ひらい先生
小説の大きなテーマを適切に取り出し、
ストーリーや自分の日常とからめて作文がかかれていたので、
読んでいて非常に面白かったです。
小説のストーリー説明をほとんど書いていないにもかかわらず、
この小説のメインテーマが読み手にしっかりと
伝わるようにかけているところが他の作文にはない魅力です。
小説の登場人物に自分の意見を述べるというアイディアも
独特で面白かったです。
書きたいことや思ったことがたくさんあることがよく
伝わってくる情熱にあふれた作文でした!

 

以上が、各部門の大賞作品です。

応募作品はどれもそれぞれに良さがあり、
大賞選びに苦労しましたが、審査員3人が話し合った結果、
この三作品にきまりました!

おしくも受賞を逃した作品も
どれも一生懸命に書かれた良い作文でした!

 

■One more thing・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

さて、ここで発表を終えても良いのですが、、、

事前には告知していなかった

<審査員特別賞>

を発表していきたいと思います!!

審査員特別賞は、大賞以外に推す作品が
各審査員にあったら設けようとしていた賞です。

なので大賞以外に特に良いと思う作品がなかったら
この賞は本来贈呈することはありませんでした。

しかし、いざコンクールに応募された作品を読んでみると、
どれも良い感想文ばかりで大賞以外にも推す作品を
3人の審査委員が抱えているという状態になりました!

うれしい予想外です。

本来ならば、各審査員が何個か特別賞を
選びたいところですが、
それだと無制限に賞がでてしまうので・・・

各審査員が1人一作品特別賞として選出しました!

以下が審査員特別賞の受賞3作品です!

 

◆審査員特別賞◆—————

◎レイ先生が選んだ感想文

中島遙仁(小1)さん
「りんごかもしれないをよんで」
<本:『りんごかもしれない』(ヨシタケシンスケ著)>

▽レイ先生のコメント・・・
1個のりんごから広がる空想の世界。
遥仁さんが、その物語に飛び込んで存分に楽しむ様子が伺えます。
本の世界に浸り、自分のものとする―。これは読書の原点です。
途中、敬体(です、ます調)での表記が会話調に変化しますが、
かえってそれが、物語に夢中である様の表現として成り立っています。
最後は「これからも・・みつけていきたい」と結んでいましたが、
むしろ見えてきた「かもしれない」の世界が、
例えば遥仁さんのこれからをどんな風に変える「かもしれない」のか、
などと具体的に書き込むとよかったのではないでしょうか。

 

◎こみや先生が選んだ感想文

横内敬子(小3)さん
「さきちゃん、間に合ってよかったね」
<本:『まよなかのたんじょうかい』(西本鶏介著)>

▽こみや先生コメント・・・
敬子さんが、「亀じじ」やお母さんのことが大好きで、
とても大切に思っていることが伝わってきました。
「さきちゃん」との共通点をよく見つけ、あらすじに絡めて、
上手にまとめることができています。本を読みながら、
「さきちゃん」によく感情移入をして、お母さんが帰ってくるのを
一緒になってドキドキしながら待っていたのだろうなと思いました。
深く本の世界に潜って読書を楽しんだことが伝わってきます。
敬子さん自身のことも更に思いを巡らせると、
もっと「さきちゃん」と仲良くなれると思います。
ぜひ、これからも本の中からお友達をたくさんみつけていってくださいね。

 

◎ひらい先生が選んだ感想文

中西光志(小3)「ちょうせんするきもち」
<本:『エジソン』(崎川範行著)>

▽ひらい先生コメント・・・
一流の作品には自分のコンプレックスや弱さに向き合った
痕跡があります。
この読書感想文は自分の弱さ向き合ったという意味で
他の作品にはないオリジナリティを感じました。
文法的に至らない点や体験談が多いという欠点はありつつも、
光志くんにしか書けない作品になっている意味で
私は高く評価させていただきました。
第一段落に”いたずら好きなエジソン”という記述があったので
そこもからめて書くことができるとさらに良い内容になったと思います。
エジソンは諦めない心を持っていたということは
非常に良く伝わってきました。
いたずら心をもっていたことがエジソンの成功にどう影響し、
何を学んだかという視点が含まれるとさらによかったです。

———-

以上が審査員特別賞の三作品です!!

各審査員が個人的に推している作品です。

感想文は多くの人の胸を打つことだけではなく、
特定の誰かの心の琴線にささることもあります。

一生懸命本と向き合い、
自分だけの感想を書くことができれば
どんな題材の本でも
たとえつたない文章であっても
読み手の心をひきつけることができるのです。

◇最後に…

当初この企画(読書感想文コンテスト)を考えたときは、
どのくらい応募があるのか不安でした。

一作品しか応募がなくて、自動的に大賞が決まったら
どうしようと心配した時もありましたが、
皆様のご応募のおかげですばらしいコンテストとなりました!!
ありがとうございました!!

次回開催はまだ決まっていませんが、開催が決まりましたら
またメルマガ等でお知らせしたいと思います。

乞うご期待!

まなぶてらす講師
ひらい

 

<事務局代表 坂本のコメント>

まなぶてらす代表の坂本です。
たくさんのご応募ありがとうございました!

大賞と審査員特別賞の各作品はもちろんですが、
今回選ばれなかった作品も、それぞれ個性があり、
独自の感性があり、読み応えのある作品ばかりでした。

それから、大賞を受賞した3名には、
こちらの記念トロフィーをお送りしました。

大賞受賞、おめでとうございます!!

 

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