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音読の重要性(英単語を覚え、英語長文が素早く読める)

こんにちは!

今回は音読の重要性に関して記事を書きたいと思います。

まなぶてらすでは主に英語を教えているので、英語をメインに音読の重要性をお伝えしていきますが、実際はどの教科でも音読をすることによって勉強の効率が格段に上がっていきます。
是非最後まで読んで頂けると幸いです。

今回は2つのセクションに分けて音読の重要性を伝えていきます。

 

①音読の仕方(単語)

みなさんは英語の勉強をする時にどのように勉強していますか?
単語の勉強を例に出してみます。

明日単語テストがあるとしましょう。テストは英単語を書くテストが出ることになりました。以下の5つをどうやって覚えていきますか?

1:look at ~を見る

2:look after ~の世話をする

3:look into ~を調査する

4:look out 気をつける

5:look up to ~を尊敬する

 

見ますか?書きますか?聞きますか?(単語帳にCDがついている場合)

どれも正解です!覚えるときには色々な方法で覚えていきますよね?

これに音読を付け加えるだけ劇的に暗記力がUPしていきます。

普段目で見たり、手を動かしたり、聞いたりしているだけの人が多いと思いますが、これに加えて口を追加することで五感をフルに使うことになります。そうすることで定着率が上がっていきます。では実際にどのように音読をしながら暗記をするかを説明していきます。

音読する時にまず必要なのは読み方を知ることです。発音がわからない単語はカタカナでいいので単語の上に書いておきましょう。

発音をカタカナで書くことは賛否両論あると思いますが、私の考えでは英語が苦手な人はまず読めるようになることが最優先!日本語もそうですが、読めない文字があったら嫌ですよね?最初はカタカナ英語で問題なし!発音がわからない人はどんどん調べて書いていこう!

英語が得意な人は、発音記号を勉強するといいですよ。発音記号を勉強すれば、わからない読み方が出てきたときにカタカナで書くのではなく、発音記号で書くことが出来ます。そうすることで、よりネイティブの正しい発音を身に着けることができます。

発音がわかるようになったら早速音読をしていきます。音読をする時はなるべく英語っぽく音読すること。カタカナで発音が書いてあっても音読をするときは英語っぽく発音すること!

先ほども説明しましたが、英単語を書きながら音読をすると五感をフルに使っているため、暗記の効率が格段とあがります。音読と書き、音読とリスニングなど、同時に行うことに意味があります。音読は暗記効率UPの一つの手段だと考えて頂けると思います。

 

②音読の仕方(長文編)

次に長文の勉強をする時の音読を紹介していきます。長文時の音読は単語や例文を暗記をするためでもありますが、一番の目的は長文を早く読むことです。

学校の定期テストや入試の時に長文を音読することはもちろん出来ませんよね?みなさんはテストの時には黙読をしています。

しかし、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、心の中では音読をしていますよね?つまり、実際の音読スピードが遅い人は黙読も遅いということです。英語の長文読解で読むスピードが遅いのは致命的ですよね?

音読スピードが速いということは読解スピードも速いということです。しかし、長文をただ速く読んでも効率はよくありません。正しい方法で音読をする必要があります。まずは以下の長文を読んでみてください。

Junko is a high school student in Tokyo. She likes English and wants to be an English-speaking travel guide in the future. In April, Lucy, an English-speaking student from Canada, joined her class. Junko was happy about that. Soon they became good friends. One day, Junko said to Lucy, “Shall we go to some popular places in Tokyo next Sunday with Yasuko, a friend of mine?” Lucy happily agreed. Junko got information about Asakusa and some other places, learned useful English words, and made a schedule. She wanted to be a good guide for Lucy. (平成30年都立入試)

 

まずは長文を読んで、わからない単語・文法を確認していきましょう。テキストに日本訳や単語の意味が載っていると思うので参考にしましょう。

長文を全て理解したら音読をしていきます。この意味がわかっている文を読むことが長文を音読する上で重要なことになります。音読をする時はなるべく、「カタマリ」を意識して読むこと。国語でいうと読点に意識するイメージです。英語に慣れていない人はスラッシュリーディングをおすすめします。スラッシュリーディングに関してはまた別の機会やレッスン時に聞いて頂けると幸いです。

何度も音読をしているうちに、口が慣れてきてスピードアップしていきます。よく何回くらい音読すればいいですか?という質問を頂きますが、最低でも10回~20回!それも毎日!

英語は言語なので、1日に100回やってもあまり意味がありません。毎日音読することが大切です。ちなみに音読の効果は3か月後から出始めるといわれています。今日から始めれば入試までには今よりも速く長文を読むことが出来そうですね。

 

最後になりますが、音読をすることで勉強の効率が格段と上がります。英語に関しては長文が速く読めるようになるというメリット付きです。今日から毎日音読をしましょう!たとえ体調が悪くても短い例文を1回音読することは可能ですよね?毎日継続することが大切です。今回の音読の記事は以上になります。最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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