講師ブログ

その単語。覚えたいなら、たくさん「忘れよう」

こんにちは!

学習カウンセリングと暗記特化レッスンをしています、みなみです。

 

↓前回は思い出と一緒に覚える!ということをお伝えしました。

暗記攻略・・・「思い出」にして、一瞬で覚えてしまおう! 

むりやり「ツッコミ」を入れながら、覚えること。そうすると、訳のわからん文字の並びに、「イメージ」がつくようになる。イメージが付けば、思い出となり、記憶が定着しやすくなるよーとお伝えしました。

その後ちょっと質問をいただきました。たとえば「社会」など、ある程度単語同士に、ストーリーや複合的な組み合わせがある科目。

その場合は、最初から文字だらけのリストにチャレンジせず、分かりやすい解説動画などを使って入るのがおススメです。

 

コミカルな中学歴史の歴史アニメ解説動画です。できるだけ楽しく解説している動画がイイですこれを一通り見た後に、一問一答を覚え始めると「あ!この用語、動画のあのシーンで出てきたな!」と勝手に思い出記憶として呼び出してくれるのです。

ただ、無料動画だと全てが正しいとは言えないものもあるので、塾を経営している人の発信するものを選んだり、スタディサプリの動画を使ったり、正確な情報発信していそうなものを選んでくださいね!

 

「忘れる」ことについて

先日、メンタリストDaigoさんの動画を見ていました。最近はテレビで姿を見なくなった彼ですが、今はYoutubeやニコニコ動画を中心に活躍中。私も既存の考えを見つめ直すため、時々彼の動画にかじりつきます。

心理学はもちろん、最新の勉強法に興味がある方必見ですよ、めっちゃ早口×情報量モリモリの約10分ほどの動画です↓↓

その動画内で「暗記をしたいなら、ちゃんと忘れたほうが良い」ということを知りました。忘れかけの時に「悔しい~~~キイイ!」と感情が乗ったときに、記憶が定着するらしいのです。

え?ほんとかな?と、色々これまでのことを振り返ってみました。

 

忘れたを噛みしめることで、記憶に刻まれる

「すみません、忘れちゃいました…」

まるで叱られる直前の犬のような顔です。悪いことをしてしまって飼い主に見つかってしまい、おずおずと告白する生徒さんが続出します。

この告白に対する解は「脳は忘れるようにできてるから、大丈夫!!」

もちろん、覚えてきてねと言ったことを忘れさられると、そりゃないぜってへコみます。ただ、その前に。「忘れる」事自体に、悲観的になる必要はないのです。大前提として、「忘れてしまった」ということに、余計な罪悪感は抱える必要はありません。

昔教室で「なんで俺はすぐわすれてしまうんだ!!!」と叫んでしまった教え子がいました。いいんです。そんなもんです。人はすぐものごとを忘れます。余計な情報は忘れるように脳もできていますし、それは当然です。健康な証拠です!

  • 「先生に聞かれて、すぐ出てこなかった英単語」
  • 「小テストで応えられなかった世界史のやたら名前が長いあの人」

大事なのは、その「忘れてしまった!」という事実をしっかり噛みしめること。この「忘れてしまった!!」「あああああこの前覚えたのにいいい」という苦痛の瞬間こそ、暗記で使える絶好のオイシイ瞬間。くやしい~~!と感じた瞬間、その問題を脳がバシッと思い出として刻んでくれるのです。なので、何もなかったフリをしてサクッと覚え直しちゃいましょう。

 

覚えるために、たくさん忘れよう

 

矛盾していますが、ものごとを「覚える」と「忘れる」という体験は実は繋がっているようです。これは、なんとなく経験的にふんわりそう感じてはいたものの、心理学の本を読みまくっているメンタリストの動画を見て、「やっぱりそうだったんだ!!」と改めて思いました。

忘れたからこそ、覚えられる。何度忘れられたか、大事になってくるのです。なので一発で覚えたことはすぐに忘れます。でも3回忘れて3回覚えたことはなかなか忘れない。

だから「忘れる」という事実自体に、ネガティブにならないで大丈夫。それだけ暗記は繰り返しの作業を要します。でもやってしまえば筋トレみたいなもんです。

やっぱり1回じゃ覚えられないよね?という方、「2回目、3回目をいつやるか?」が大事です。このタイミング次第で、圧倒的に覚えるのがラクになりますよ!詳しくはまた次回に・・・

 

暗記レッスンのお知らせ

都合上、この暗記レッスンは一応11月までの期間限定の受付となっています。キホンは土日日中の開講で、だいたい数回~8回くらいで一区切りが付く内容となっています。

暗記ができないよう~と悩んでいる方、ぜひ一緒に覚えましょう。ヤバイと感じた時が、はじめ時です!👍

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