【魅力発見!】将棋そうへい先生インタビュー
まなぶてらすの こみや です。
本日のメルマガは

今回のゲストは将棋の そうへい先生です。
論理的思考力や集中力を育てる点でも近年注目されている習い事、将棋。
将棋を始めたきっかけ、記者としてプロ棋士を取材した経験。そして今、子どもたちに将棋を教える立場として大切にしている思いまでを伺いました。
< 指導可能分野 >
将棋:小学生~大人まで
★元将棋新聞記者・将棋書籍編集者
★将棋道場席主を務めた経験あり
● 論理的思考を養う習い事を探している
● 子どもに忍耐力やマナーを培ってほしい
● 海外在住で、遊び感覚で日本語に親しみたい
こうした方々に、ぜひご覧いただきたいと思います。
=======【今回のハイライト】=======
将棋は負けても面白い — 続けられた理由
成長は“階段”のように訪れる
将棋で育てる、考える・待つ・続ける力
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「負けても面白い」― 将棋に惹かれ続けた理由
ただ、本当に夢中になったきっかけは、小学3年生のときの担任の先生でした。
その先生が将棋を指せる方で、当時の私から見ると「とんでもなく強い存在」だったんです。私の学校では、雨の日は外に出られず教室で過ごす決まりがありました。私は雨が降るのを心待ちにして、先生を捕まえては将棋を指してもらっていました。
何度も何度も挑戦して、最後に一度だけ勝てた(たぶん勝たせてもらったんですが)その経験がとても強く心に残っています。
でも、その中でたまに「うまくいった」と感じられる瞬間がある。その小さな成功体験の積み重ねが、すごく面白かったんです。
負けても「またやりたい」と思えた。それが、将棋を続けられた一番の理由だと思います。
ただ、中学・高校時代はスポーツに打ち込んでいて、将棋からは少し離れていました。
大学に入ってから、「もう一度将棋をやろう」と思い近所の道場に行ったんです。すると、そこがいわゆる“魔窟”のような場所で……。四段の自分でも、まったく歯が立たない。アマチュア大会で有名な人や、無名だけれどとてつもなく強い人たちが普通にいる道場でした。
でも、「すごい場所に来てしまった」という感覚の方が強かったんです。強い人たちが、学生だった私の相手をしてくれた。初めて勝てたときの喜びは、今でもはっきり覚えています。あの経験が、自分をかなり鍛えてくれました。
就職試験は、詰め将棋や棋譜再現など将棋そのものの内容でした。その後、編集者として採用され、将棋新聞記者の部署へ配属されました。
プロ棋士の取材で感じた「本当の強さ」
一番印象的だったのは、一日がかりの対局で負けたら、私ならしばらく立ち直れませんが、棋士たちは次の対局日に何事もなかったように対局室に座っていることです。精神的なタフさは、想像以上でした。
取材の場では近寄りがたい雰囲気の棋士も、感想戦や後日の取材では、とても丁寧に話してくださることが多く将棋界の奥深さと人間味を感じました。
将棋レッスンで成功体験を!
レッスンの前半では、将棋の「手筋(てすじ)」と呼ばれるテクニックを扱っています。
たとえば、序盤~中盤でよく使う考え方や飛車・角・金・銀といった駒の役割の違いと適材適所の使い方ですね。そういった「駒の活かし方」を具体的な局面を通して伝えています。
また、詰め将棋も取り入れています。これはパズルのような形式で、「相手の王をどう追い詰めるか」を考える練習です。
たとえば、飛車や角はとても大切な駒ですが、王を取れる場面では、あえて“捨てる”判断も必要になります。そうした判断力も、詰め将棋を通して学んでいきます。
初心者・初級者の生徒さんが多いので、対局ではハンデ戦を取り入れています。私が飛車・角を持たない状態から始めることで、生徒さんが安心して攻められるようにしています。
対局後は必ず感想戦を行い、「ここは良かったね」「ここは別の手もあったかもね」と振り返りの時間を大切にしています。
構成としては、手筋講座が半分、対局が半分というイメージですね。
「今より少し将棋が強くなりたい」という気持ちで来てくれている子が多いですね。
一番長く受講してくれているのは、アメリカ・テキサス州在住の生徒さんです。日本にいた頃は将棋教室に通っていたそうです。
ただ、日本ではなかなか勝てず「ちょっと面白くないな」と感じていた時期もあったようです。海外では将棋教室が見つからず、そこでまなぶてらすを見つけてくださったという流れでした。
また、「将棋を通して、日本語を自然に使ってほしい」という保護者さまの思いもありました。
他にも、ソウルからの受講など、海外からの受講は想像以上に多く正直とても驚きました。
実感としては、坂道ではなく「階段」のように、ある時ふっと強くなる瞬間が訪れます。その前には、「なかなか伸びないな」と感じる期間が必ずあって、そこでは我慢して続ける力が必要になります。
でも、その壁を越えると見える世界が変わって、将棋が一気に楽しくなる。そこまで続けてほしい、という思いがあります。
将棋は、日本で長く受け継がれてきた文化です。相手が考えている間は手を膝に置くこと、
自分の手が決まるまで駒に触らないこと。これはルールというより、相手を尊重する姿勢だと思っています。
負けた時には、悔しくても「負けました」
勝ったときには、相手への感謝の気持ちを込めて「ありがとうございました」
と、互いに挨拶をする。
私はレッスンの中で、必ず自分自身がお手本を見せるようにしています。「礼儀作法も実力のうち」という言葉があるように、将棋の強さには、こうした姿勢も含まれると思っています。
だから、「悪い手」という言葉は、なるべく使いません。代わりに「ここ、もっといい手はないかな?」と問いかけます。
具体的な局面を示しながら、「ここをこうすると、相手はどうなると思う?」と一緒に考えます。そうすると、子ども自身が気づいて、考え直してくれるんです。
途中で良くなかった手は、その場で直して、最後は必ず勝って終わる。
勝つと、子どもたちは本当に嬉しくて、「ママ!勝ったよ!」と報告に行ってしまうこともよくあります(笑)その「楽しい」「うれしい」という気持ちが長く続ける力につながると思っています。
でも、 ルールが分からない状態でも「友だちがやっていて楽しそうだった」そのくらいのきっかけで大丈夫です。一つひとつ丁寧に、分からないところを一緒に整理しながら進めていきます。
将棋を通して、考える力、待つ力、礼儀、そして続ける力をぜひ一緒に育てていけたら嬉しいです。
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そうへい先生、
ありがとうございました!
■ 将棋教室に通っているけれど伸び悩んでいる
■ 日本の伝統的なゲームから礼儀作法や忍耐力を身に着けたい
■ コツコツと続ける姿勢を勉強以外のもので育てたい
こうした方々におすすめしたい先生です。
物腰のとても柔らかなそうへい先生。
元将棋記者という経験から棋士の世界の興味深いお話もしてくれます。
将棋好きな生徒さんはもちろん、新しい習い事を探している方にもおすすめ。将棋を新たな習い事の選択肢に入れてみるのはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次のインタビューでお会いしましょう!
こみや



