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第5回・疲労回復方法⑤ 心の疲労を回復する「マインドフルネス瞑想」

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瞑想!?って聞くと、「何か宗教的なお話では?」と警戒されるかもしれませんが、マインドフルネス瞑想は「宗教色ゼロ」です。興味深いのは瞑想は東洋の文化ですが、アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏が習慣としていたことで有名です。アメリカではアメリカ海軍や国防総省で取り入れられている他、グーグルやナイキ、インテルやヤフー、フェイスブックといった一流企業でも採用されています。マインドフルネスはパフォーマンスを発揮するためにそれだけ重要で、効果があるということです。

 

 

 

第5回疲労回復方法
脳と心を休ませる『 マインドフルネス瞑想 

 

 

マインドフルネスとは、「脳や心を解放する」ことです。私たち人間は自動思考によって絶えず何かを考え、悩んでいます。驚くべきことに人間は「24時間で6万回の思考」をしているのです。1分間でおよそ40回の思考をしています。面白いことにそのうち「95%は昨日と同じこと」を考えています。毎度のように「もっと●●だったらいいのに」「どうして●●なんだろう」「はやく●●にならないかな」etc。脳も心も大忙しです。これを開放するのがマインドフルネスで、マインドフルネス・イーティング、マインドフルネス・リスニングなど手法は様々です。一番てっとり早く、手軽にできるのがマインドフルネス瞑想でしょう。話はシンプルで、ようはリラックスして余計な事を考えないということです。

 

「何も考えない」これほど難しいことはありません。何も考えないでおこうと考えている時点ですでに考えています。ですからマインドフルネス瞑想のコツは、「ひとつのことだけに集中して、そのことだけを考えます」。ひとつのこととは「自分の呼吸」です。

 

【マインドフルネス瞑想の手順】

 

① 立っても座っても寝転んでもいいです。リラックスした態勢になります。

 

② カラダの力を抜いて、半眼でどこか一点を見つめます。

 

③ 呼吸はマインドフルネス呼吸法です。鼻から吸って、口から吐きます。腹式呼吸です。カウントは4つで吸って、4つ止めて、8つで吐くことです。

 

3分間でもいいですし、30分間でも構いません。大事なことは「勉強と同じように継続してこそ効果を発揮する」ということです。

 

 

【マインドフルネスの効果】

 

① 副交感神経が優位になり、ストレス軽減、免疫力が向上。

 

② 脳や心がクリアになり集中力が増すので、直観力・洞察力・創造力が高まる。

 

③ 大脳皮質を刺激し、注意力や記憶力が高まります。

 

etc 他にもたくさん効果がありますので、実践して確かめてみてください。

 

ちなみにチベットの高僧の瞑想の脳波を計ったところ、超高度から飛び出すエクストリームスポーツの際と同じ脳波であることがわかっています。高僧は瞑想時に貧困であえぐ民衆の苦悩をイメージし、その不安から一気に自分を解放することで高い集中力を生み出しています。命がけで空中に飛び出すエクストリームスポーツの際と同じ心境で、エクストリームスポーツは命がけで飛び出して不安から一気に解放することで、とてつもない集中力を生み出しています。実に興味深い共通点です。

 

アメリカでは教育機関にも採り入れられており、人種差別やいじめが軽減されたという報告がされています。

 

マインドフルネスによって、「今の自分を見つめ、受け入れることで、心の広がりや繋がりを実感することができ、自分だけでなく、相手の感情にも寄り添うことができる」ようになるからです。

 

休憩時間に少しやってみるのもいいのではないでしょうか。ちなみに私は腹式呼吸ではなく、IAP(Intra Abdominal  Pressure)呼吸法にして、疲労回復効果をさらに高めています。このお話はまたいずれにしましょう。


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