「周りの子はピアノもスイミングもやっているけど、うちの子には何が合うんだろう?

小学校に入ると、習い事の選択肢が一気に広がります。しかし、選択肢が多いからこそ迷ってしまうのが親の本音ではないでしょうか。

文部科学省の「子供の学習費調査(令和5年度)」によると、公立小学校に通う家庭の学校外活動費の年間平均は約21.6万円。習い事は家計にとっても大きな投資です。だからこそ、お子さんに合った習い事を見つけてあげたいですよね。

この記事では、小学校低学年のお子さんに合った習い事の選び方を、5つのポイントに分けてわかりやすく解説します。

ポイント1:「親がやらせたい」より「子どもが興味を持っている」を優先する

習い事選びで最も大切なのは、子ども自身が「やってみたい」と思えるかどうかです。

親がよかれと思って選んだ習い事でも、子どもに興味がなければ長続きしません。逆に、子ども自身が「やりたい!」と言い出したことなら、多少の壁があっても乗り越える力が生まれます。

とはいえ、小学校低学年の子どもは自分の興味をうまく言葉にできないことも。そんなときは、普段の遊びの中にヒントがあります。

子どもの興味を見つけるチェックリスト:

  • 絵を描いたり工作をしたりするのが好き → アート・イラスト
  • 音楽を聴くと体を動かしたり歌ったりする → ピアノ・ダンス・歌
  • 数字やパズルに夢中になる → そろばん・プログラミング・将棋
  • 実験や観察が好き → 理科実験
  • 折り紙や細かい作業が得意 → 折り紙・書道

ポイント2:子どもの性格タイプに合った習い事を選ぶ

お子さんの性格によって、向いている習い事のタイプは異なります。

性格タイプ別おすすめ

性格タイプ 特徴 向いている習い事
コツコツ型 集中力があり、ひとつのことを繰り返すのが苦にならない ピアノ、そろばん、書道
好奇心旺盛型 新しいことにすぐ飛びつく、飽きっぽい面も プログラミング、理科実験、アート
慎重・マイペース型 大勢の中だと緊張する、自分のペースで進めたい オンライン習い事全般(マンツーマン)
負けず嫌い型 競争があると燃える、目標があると頑張れる 将棋、そろばん(検定)、英検

性格タイプはあくまで目安です。「うちの子はコツコツ型だからピアノ」と決めつけず、まずは体験レッスンで実際にやってみることが一番大切です。

ポイント3:体験レッスンは「2〜3回」試してから決める

多くの教室やオンラインスクールでは、無料体験レッスンを提供しています。1回だけでなく、できれば2〜3回は体験してから判断しましょう。

1回目の体験だけでは判断できない理由:

  • 初回は緊張して本来の姿が出にくい
  • 「楽しかった!」と言っても、新鮮さだけの場合がある
  • 先生との相性は数回会わないとわからない

体験後に確認したいのは、以下の3つです。

体験後のチェックポイント
  1. 子どもの表情:レッスン中に笑顔があったか、夢中になっていたか
  2. 先生との相性:子どもが先生の話を聞けていたか、質問できていたか
  3. レッスン後の反応:「またやりたい!」と自分から言ったか

ポイント4:「送迎の負担」と「続けやすさ」を事前にシミュレーションする

習い事を始める前に見落としがちなのが、親の負担です。

よくある「続かなかった理由」:

  • 教室への送迎が毎週大変で、親が疲弊してしまった
  • 兄弟の予定と重なって調整が難しくなった
  • 曜日や時間が固定で、学校行事と両立できなくなった

習い事は子どもだけでなく家族全体の生活リズムに影響します。始める前に、半年〜1年続けられるかをシミュレーションしてみましょう。

送迎が難しいご家庭には、オンラインの習い事という選択肢もあります。自宅からそのまま受講できるため、送迎の負担がゼロになり、曜日や時間の自由度も高くなります。

ポイント5:「学力に直結する習い事」という視点も持っておく

習い事を選ぶとき、「楽しいかどうか」はもちろん大切ですが、将来の学力にもつながる習い事を意識しておくと、一石二鳥です。

学力につながる習い事の例

習い事 身につく力 学力への効果
そろばん・暗算 暗算力・集中力・記憶力 算数の計算力が飛躍的にアップ
ピアノ 集中力・忍耐力・空間認識力 東大生の約半数が幼少期にピアノ経験ありという調査も
将棋 論理的思考力・先読み力・忍耐力 算数の文章題や思考力問題に強くなる
プログラミング 論理的思考力・問題解決力・創造力 2025年度の大学入学共通テストから新教科「情報I」が追加(国立大では原則必須)

ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授の研究では、幼少期に育まれた非認知能力(やり抜く力・自制心・好奇心)が、学力・進学率・生涯収入にまで影響することが実証されています。「好き」に没頭する習い事は、この非認知能力を高める最良の機会です。

年齢別おすすめ:小学校低学年(1〜3年生)に人気の習い事

小1〜小3で始めやすい習い事TOP5:

  1. ピアノ:指先の発達と音感を養う黄金期。この時期に始めると上達が早い
  2. そろばん・暗算:小1から始めるのが理想的。計算力の土台が作れる
  3. アート・イラスト:正解がないので自信がつきやすい。創造力と表現力を育む
  4. プログラミング:ビジュアルプログラミング(Scratch等)なら低学年でもOK
  5. 将棋:礼儀作法も学べる。集中力と論理的思考力が身につく

習い事選びでよくある失敗パターン

こんな選び方は要注意:

  • 「ママ友のお子さんがやっているから」→ 子どもの個性は一人ひとり違います
  • 「将来役に立つから」と親の希望だけで決める → 子どもが楽しめなければ逆効果
  • 「せっかく始めたんだから」と嫌がっても無理に続けさせる → 心の消耗につながります
  • いきなり週3〜4回の習い事を詰め込む → まずは週1回から始めて様子を見ましょう

オンライン習い事という新しい選択肢

最近では、自宅から受講できるオンラインの習い事が増えています。特に以下のようなご家庭に人気です。

保護者の声

「近くにピアノ教室がなくて諦めかけていたんですが、オンラインレッスンがあると知って始めました。送迎の時間がゼロになったのが本当に助かっています。子どもも自分の部屋でリラックスして受けられるので、教室に通っていた頃より楽しそうです。」(小2・女の子のお母さま)

オンライン習い事のメリット:

  • 送迎不要で親の負担が大幅に減る
  • 地方でも都市部のプロ講師から学べる
  • マンツーマンなので子どものペースに合わせられる
  • 曜日・時間の自由度が高く、他の習い事や学校行事と両立しやすい
  • 人見知りの子でも自宅からなら安心して参加できる

まなぶてらすでは、ピアノ・そろばん・プログラミング・将棋・アート・理科実験など20種類以上のオンライン習い事を、各分野のプロ講師からマンツーマンで受講いただけます。初回無料の講師も多数在籍しています。

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よくある質問

Q. 習い事は何歳から始めるのがベストですか?

習い事の種類によりますが、ピアノやそろばんは小学1年生前後が始めやすい時期です。プログラミングや将棋は小学2〜3年生から。大切なのは年齢よりも、お子さん自身が「やりたい」と感じるタイミングです。

Q. 習い事にかける費用は月いくらが適正ですか?

文科省の調査では、公立小学生の学校外活動費は月約1.8万円が平均です。ただし、家計の状況はご家庭によって異なります。無理のない範囲で、1つか2つから始めるのがおすすめです。

Q. 子どもが「やりたい」と言ったものが心配な場合は?

まずは体験させてみましょう。子どもの「やりたい」を尊重しつつ、親として気になる点は体験レッスンの際に講師に相談できます。「とりあえず試してみる」くらいの気持ちでOKです。

Q. オンラインの習い事は何歳から受けられますか?

まなぶてらすでは、そろばんなどの科目は4歳(年中)から、その他の科目も小学校低学年から受講可能です。小学校低学年の場合、最初は保護者がそばにいてサポートするのがおすすめです。慣れてくると一人で受けられるようになるお子さんがほとんどです。

まとめ

習い事選び 5つのポイント:

  1. 「親がやらせたい」より「子どもが興味を持っている」を優先
  2. お子さんの性格タイプに合った習い事を選ぶ
  3. 体験レッスンは2〜3回試してから決める
  4. 送迎の負担と続けやすさを事前にシミュレーション
  5. 学力に直結する習い事という視点も持っておく

お子さまの「好き」を見つけて、伸ばしてあげること。それが、学力にも将来にもつながる最高の投資になります。

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この記事の監修者

坂本七郎

坂本七郎

まなぶてらす代表・家庭学習コンサルタント

5,000人以上の保護者への学習相談実績を持つ家庭学習の専門家。著書15冊(累計26万部以上)。NHK Eテレなど多数メディアに出演。2016年にオンライン家庭教師「まなぶてらす」を設立し、多様な学習ニーズに対応するサービスを運営。

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オンライン家庭教師「まなぶてらす」
単発・短期から受講できる 小・中・高校生のためのオンライン個別指導サービス。授業はすべて対面式のマンツーマン。<指導科目> 5教科、中学受験、高校受験、大学受験、そろばん、プログラミング、英会話、理科実験、ピアノ、将棋、作文など。まなぶてらす