講師執筆ブログ

【まずは親から】自己肯定感を高める第一歩

まなぶてらす講師のけいすけです。

英語メインの指導と合わせ、少しでも生徒の気持ちに寄り添うため、
昨年JADP認定チャイルドコーチングアドバイザーという資格を取得しました。

勉強を進めていく中で、今回は自己肯定感、
特にお母さん、お父さんの自己肯定感についてまとめてみます。

1.日本の子どもの自己肯定感は諸外国に比べて低い

文部化科学省がまとめた資料(下記参照)はじめ、
こうした記事を目にする機会が多くなりました。

「せめてわが子の自己肯定感を高めたい」と思われるのは親として当然なことです。

2.お父さん・お母さんの自己肯定感は?

では、ご自身が同様に

「私には人並みの能力がある」
「私は自分自身に満足している」
「自分はダメな人間だと思うことがある」

と質問をされたらどう回答しますか?

「特にそう思う(思わない)」と自信をもって答えられますか?

もしご自身の自己肯定感が低く、書籍などの自己肯定感を高める言葉をお子さんに表面的に使っても効果は少ないと言えるでしょう。

なぜなら、子どもの自己肯定感には親の自己肯定感が影響するからです。

ここで悲しい気持ちになりそうなら、ちょっと待ってください。

3.そもそも「自己肯定感が高い」とは?

自己肯定感の意味が誤解されている気がしてなりません。

自己肯定感が高いとは、
「常にポジティブで自信に満ちあふれた状態でいること」ではないのです。

国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチの石川尚子さんによれば、

「自分には強みもある。でも弱みもある。それらを含めたすべてが自分である。
そしてそんな自分でも、自分の課題を解決することができると、自分の可能性を信じられる状態が高い」ということです。

また、心理カウンセラー、講師、作家の根本裕幸さんの言葉を借りると、

「自己肯定感とは、良い自分も良くない自分も『それが今の自分だ』と受け入れることを意味する。自分のいいところだけでなく、ダメなところ、できないところ、足りないところを否定せず受け入れることなのだ」

いかがですか?弱くてもいい。完璧なんかじゃなくていいのです。
少しは気持ちが楽になった方も多いのではないでしょうか。

4.親の自己肯定感が高いと

こうした心のあり方により自己基盤が整うと、心身の健康や活力などに満ちてきます。

少々の否定的な言葉・出来事にも動じなくなり、
「まあ、そんなこともあるよね」と受け止められます。

お子さんを肯定的に受け止めることができ、
お子さんも安心して心を開くようになるという好循環が生まれます。

5.自己肯定感を高める簡単なワーク

ネットや書籍にはさまざまなワークが載っています。

「そうは言っても簡単にはいかない」
「じっくり取り組む時間がない」
「急にいろいろ変えるのは難しいし、恥ずかしい」

そう思われるかもしれません。

そこで、親として私も気軽に試して良かったものを厳選して三つ紹介します。

(ワーク1) 「私は私、人は人」と毎日3回唱えてみる

仕事のできる同僚、子育てがうまくいっていそうなママ友、
高級レストランの写真をSNSに投稿した友人

私たちはつい他人と比べ、「それに比べて自分は」と考えてしまいます。

こういう比較をするのは自分より上に見ている人ですが、
そういう人だって、すべてを完璧にこなしているわけでもなく、
どこかで悩んでいるかもしれません。

そもそも前述した定義では軸は自分で、比較することはしないのですが、
比較してしまうなら世の中全体でしましょう。
自分より明らかに恵まれていない人もいるわけで、
自分が最下層にいることはないでしょう。

(ワーク2) 毎日寝る前に今日良かったことを三つ書きだしてみる

寝る直前にノートや手帳に書いてみます。(私はポケットサイズの手帳にメモしています)どんなに大変だった日、アンラッキーと思われる日にも
良かったことは必ずあるので思い出しましょう。

例えば、
・落とし物を拾ってあげたら喜ばれた
・待ち合わせに遅れずに着いた
・忘れずに銀行に振り込みに行けた

などでいいのです。
書いた後は、そんな自分を「今日もよくやった」と認めてあげましょう。

(ワーク3) 1日3回(以上)夫(妻)に「ありがとう」を言う

夫婦で自己肯定感が高まれば、子どもへの効果は2倍になると考えてみてください。

本によってはお互いに手紙を書いたり、
相手と向き合っていいところをたくさん出し合って伝えたりとありますが、
「そこまでは照れくさい」という人にも気軽にできます。

例えば、
・ご飯を食卓に用意してもらったとき
・スマホやリモコンを取ってもらったとき
・相手が仕事で「疲れた」と言ったとき(仕事や家事で支えてくれていることに対して)

などに言ってみると自然です。お互いを認め合いましょう。

6.親の自己肯定感について知るおススメ3選

世の中には親の自己肯定感を高められる情報がたくさんあります。
最後に一部ご紹介します。

(1) 子どもの将来は「親」の自己肯定感で決まる(根本裕幸著、実務教育出版)

父親にも母親にも良書。スナックのママとの会話になっていて読みやすく、
メッセージが素直に入ってきます。

(2)自己肯定感を高めるお得技ベストセレクション(晋遊舎ムック)

自己肯定感の低さが過去に起因する場合の対処法など、
実践的方法が多数紹介されています。

(3) LEE「自己肯定感」の低さとはどう付き合えばいいの? 松村亜里さんに聞きました(https://lee.hpplus.jp/kurashinohint/1939732/)

母親の自己肯定感についてといえば、
「お母さんの自己肯定感を高める本」でもおなじみの松村亜里さん。
3人のお母さんとの対話形式はよくまとまっています。

*参考資料
日本の子どもたちの自己肯定感が低い現状について(文部科学省提出資料)

クリックしてsiryou4.pdfにアクセス

いかがでしたでしょうか。最後までお読みくださった皆さまの自己肯定感が高まり、
お子さまにも幸福が伝わっていくように願っています。

ABOUT ME
けいすけ
まなぶてらす講師。中高一貫校で担任や部活動顧問を務めた経験を生かし、子供の可能性を信じて優しく高める指導が特徴。科目は中学英語、高校受験対策、高校英語、大学受験対策、英検対策、英会話。また、家庭教師で中学受験算数や中学国語も指導経験あり。