【高校生向け】定期テストで赤点回避→学年上位へ|科目別・効率勉強法2026年版
※本記事には「まなぶてらす」のサービス紹介が含まれます
「テスト前に詰め込んだのに、点数が上がらない」「赤点ギリギリを繰り返して、指定校推薦が心配になってきた」——高校生のお子さんをお持ちの保護者から、こんな声を頻繁にお聞きします。
高校の定期テストをめぐる現状(2025〜2026年度)
- 国公立大学の一般選抜では、共通テストに加えて学校推薦型選抜(指定校)が増加傾向
- 指定校推薦の出願基準は多くの大学で評定平均4.0以上(3〜4年分の定期テスト成績が反映)
- 高校1年生の1学期から評定が積み上がるため、早期対策が大学受験に直結する
定期テストは「その場の点数」だけでなく、3年間を通じた大学進学戦略の基盤です。
この記事では、赤点回避から学年上位を目指す高校生・保護者のご家庭に向けて、科目別の効率勉強法・1日90分の学習プラン・つまずいたときのマンツーマン活用法を整理します。中学との違いを正確に把握することが、最初の一歩です。
高校の定期テストは「評定」に直結する——指定校推薦への影響
高校の定期テストは「点数を取る場」であると同時に、大学推薦の切符となる「評定」を積み上げる場です。特に指定校推薦を視野に入れているご家庭では、1年生の1学期から気を抜けない構造になっています。
評定平均とは何か?
評定は各科目の定期テスト・平常点・提出物などを総合した5段階の数値です。高校3年間の全科目の評定を平均した値が「評定平均」となり、多くの指定校推薦・学校推薦型選抜で出願条件の基準として使われます。
評定平均のポイント
- 多くの指定校推薦枠の出願基準:評定平均3.8〜4.3以上(大学・学部により異なる)
- 一度下がった評定は取り戻しにくい——早期から安定した点数を維持することが最重要
- 定期テストだけでなく小テスト・提出物・授業態度も評定に含まれる学校が多い
指定校推薦を狙うご家庭が意識すべきこと
指定校推薦の出願は高校3年の夏〜秋ですが、評定は1年生からの全期間が対象です。「2年生から頑張る」では手遅れになるケースも少なくありません。また、一般選抜(共通テスト・個別試験)を志望している場合も、評定が良ければ総合型選抜の併願がしやすくなります。定期テストに真剣に取り組む理由は、志望方針を問わず存在します。
保護者が確認しておきたいこと
- お子さんの在籍校が毎年どの大学・学部に指定校推薦枠を持っているかを高校の進路指導室で確認する
- 志望学部の出願条件(評定平均の基準)を把握しておく
- 1学期末・2学期中間など「節目のテスト」は特に準備を厚くする
中学との3つの違いは?——範囲・難易度・科目数
「中学で普通にできていたのに、高校に入ったとたんついていけなくなった」——これは非常によくある現象です。高校の定期テストが中学と根本的に異なる点を把握することが、対策の第一歩になります。
中学と高校の定期テスト・3つの違い
① テスト範囲が広い
中学では多くの場合「先週からここまで」という範囲でしたが、高校では数週間分〜2か月分の内容が一気に出題されます。数学ⅡBでは関数・微分・積分が1回のテストに集約されるケースも珍しくありません。
② 難易度の上昇が急峻
高校数学は中学の延長ではなく、抽象度が一段上がります。英語も長文のボリュームが増え、古典は古語文法の運用が求められます。「なんとなく解ける」は通用せず、「なぜ解けるか」を説明できる理解が必要です。
③ 科目数が大幅に増える
高校では地歴・公民・情報・家庭科など、中学にはなかった科目が加わります。進学校では週に10科目以上が定期テスト対象になることもあります。「全科目を均等に勉強する」では時間が足りず、優先順位の設計が不可欠です。
高校生が陥りやすい「中学の延長」思考のワナ
中学時代に「直前2〜3日で詰め込んで乗り切れた」経験があるお子さんは、高校でも同じ方法を試みます。しかし高校の定期テストでは、この手法が機能しません。範囲の広さと抽象度の高さにより、2週間前からの計画的な積み上げが最低ラインです。
テスト対策スケジュールの目安
- テスト3週間前:範囲の全体像を把握し、苦手単元を洗い出す
- テスト2週間前:苦手単元の集中インプット(講義系動画・教科書精読)
- テスト1週間前:問題演習・ワーク繰り返し・口頭説明で理解確認
- テスト3〜4日前:全科目の最終確認・暗記事項の反復
科目別 効率勉強法——数学・英語・古典・漢文
科目ごとに「何を」「どの順で」勉強するかを変えることが、限られた時間を最大化するコツです。以下に主要3分野の実践的な手順を示します。
数学IA / IIB / III——「解法の言語化」が得点を分ける
数学の定期テスト対策・手順
- まず「解法パターンの仕分け」:授業ノートと教科書を見て、この単元に出てくる解法を3〜5パターンに整理する
- 各パターンを1問ずつ解き、声に出して「なぜこのアプローチを使うか」を説明する
- ワーク・プリントを2周する(1周目は答えを見ながら解法を真似る、2周目はヒントなしで解く)
- 解けなかった問題は「なぜ詰まったか」をメモして、同型問題を探して追加で解く
数学IIBや数学III(理系)は特に計算量が多く、ミスが積み重なりやすい科目です。計算過程を省略せず紙に書くクセをつけることが、部分点獲得と正確性の両方に効きます。
英語(文法・長文・英作文)——「インプット→アウトプット」のサイクル
英語の定期テスト対策・3ステップ
Step 1:教科書本文を「精読→音読」する
単語の意味・文の構造を確認しながら精読。そのあと5回以上音読して文ごと身体に入れる。定期テストでは教科書本文の和訳・英訳・内容把握が頻出します。
Step 2:単語・熟語をスキマ時間で反復
教科書の重要語句をカード化(またはアプリ活用)し、登下校・休憩時間に繰り返す。「書いて覚える」より「見て即答できる」に素早く移行すると効率が上がります。
Step 3:英文法問題は「なぜその形か」を説明できるまで
答えを出すだけでなく、文法規則の根拠を日本語で言えるようにする。これが英作文の得点にも繋がります。
古典・漢文——「品詞分解→現代語訳」の順番を守る
古文・漢文は「なんとなく読める」と「正確に訳せる」の間に大きな壁があります。定期テストでは品詞分解・助動詞の意味・返り点の打ち方が頻繁に出題されます。
古典・漢文の定期テスト対策・手順
古文
① 授業プリントに出てきた動詞・助動詞の活用形をすべてまとめる
② 本文をひと文ずつ品詞分解して、各単語の品詞・活用形を確認する
③ 品詞分解が終わったら、ひと文ずつ現代語訳を作る(直訳でOK)
④ 助動詞の「識別」(断定の「なり」・伝聞の「なり」など)は別に一覧表を作る
漢文
① 返り点・送り仮名のルールを先に固める(一・二点、レ点)
② 白文(書き下し文なし)から返り点を自力でつける練習を繰り返す
③ 重要句法(使役・否定・疑問・反語)は例文ごと暗記する
古典は「積み上げ科目」です。助動詞の活用形を覚えていないと品詞分解ができず、訳も出てきません。1回のテスト範囲で出てくる助動詞を全て書き出し、活用表を自作することが最短ルートです。
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部活と両立する1日90分学習プラン
部活動と定期テスト対策を両立させるには、「毎日の固定習慣」にすることが最も安定します。週7日の部活が入り、帰宅が20時を過ぎるご家庭でも、90分の枠を確保するための設計は可能です。
部活との両立を前提にした1日の流れ(例)
- 帰宅後すぐ(20:00〜20:30):夕食・入浴・休憩(脳と体を休める)
- 20:30〜21:30:メイン学習(数学・英語など負荷の高い科目を集中して60分)
- 21:30〜22:00:暗記科目・音読(英単語・古文助動詞など。負荷が低く眠前に適した内容)
- 22:00以降:就寝準備(睡眠6〜8時間を確保することが翌日のパフォーマンスに直結)
テスト2週間前からのスイッチ
テスト2週間前を切ったら、部活の終わりが遅い日でも「90分のうち60分を優先科目に集中する」と決めておきましょう。全科目を毎日やろうとすると逆に何も終わりません。
テスト2週間前〜の優先順位の付け方
① テストの配点・苦手度を軸に「最も伸びしろのある科目」を特定する
② その科目に毎日の学習時間の50〜60%を割り当てる
③ 残り40%は「落としたくない得意科目の維持」に使う
④ 暗記系(歴史・古文単語・英単語)はスキマ時間(電車・休憩)に分散させる
◎ 部活×定期テスト 両立に成功しやすいご家庭の特徴
・「テスト2週間前から」ではなく「普段の授業から積み上げる」習慣がある
・保護者が勉強の中身よりも「今日は何をするか」の確認を短く毎日している
・詰まった問題を翌日まで放置せず、その日のうちに解決する手段(質問先)がある
自学で詰まる単元はマンツーマンで突破する
定期テストで「頑張っているのに上がらない」の最大の原因は、「どこで詰まっているかが自分でわからない」状態です。この壁を自学だけで越えることは難しく、1対1のフィードバックが最も速く効きます。
オンライン家庭教師が定期テスト対策に向いている理由
- 「なぜ間違えたか」を言語化してもらえる——参考書や動画では補えない、個別の誤答分析が得られる
- テスト範囲に合わせてその都度カリキュラムを組める——苦手単元だけを集中的に扱える柔軟性がある
- 部活終わりの夜間・週末でも受講できる——まなぶてらすでは夜22時以降対応の講師も在籍
- 高校生対応講師が200名以上——数学IA〜III・英語・古典・漢文・理科・地歴公民まで幅広く対応
こんな状況のご家庭にオンライン家庭教師をおすすめします
- 数学で「解説を読んでもわからない」が繰り返されている
- 英語の定期テストで長文が読めず、毎回時間不足になる
- 古文の助動詞が覚えられず、品詞分解でつまずいている
- 部活で塾に通う時間が取れないが、評定を上げたい
- 指定校推薦を目指しており、今学期の評定を落とせない
高校生の定期テスト対策を支える講師のご紹介

こめこめ 先生
偏差値30台から早稲田大合格・TOEIC 970点・指導歴10年の実績派講師。中・高・大学受験をはじめ指導科目が幅広く、定期テスト対策から大学受験まで一貫サポート。「どうすればやる気を維持できるか」を体験談を交えながら生徒に寄り添う指導が特徴です。

なかやま 先生
現役理系大学生・高校数学・化学・大学受験対応の個別指導講師。生徒目線で親身にサポートし、精密な勉強計画の立案からモチベーション管理まで一緒に取り組みます。「分からない問題の解説の解説をしてほしい」といった細かいご要望にも柔軟に対応します。
まとめ・よくある質問(FAQ)
高校の定期テストは、評定・指定校推薦・大学受験の戦略すべてに直結する重要な局面です。中学との違いを正確に把握し、科目別の正しいアプローチと毎日の継続が、赤点回避から学年上位への最短ルートです。
この記事のまとめ
- 高校の定期テストは評定に直結し、指定校推薦・一般選抜の両方に影響する
- 中学との違い(広い範囲・高い抽象度・多い科目数)を把握して、テスト3週間前から計画的に動く
- 数学は「解法パターンの言語化」、英語は「精読→音読→アウトプット」、古典は「品詞分解→現代語訳」の順で進める
- 部活との両立は「1日90分の固定枠」と「テスト2週間前からの優先順位」で乗り越える
- 自学で詰まったら1対1のマンツーマン指導が最速——まなぶてらすには高校生対応講師が200名以上在籍
Q. 高校の定期テストで赤点を取ると進級できませんか?
赤点の扱いは学校によって異なりますが、多くの高校では「複数科目の赤点・複数回の赤点が続く」場合に留年や進級不可のリスクが高まります。1回の赤点でも補習や再試験が課せられ、評定に影響することがあります。早めに苦手科目の底上げをすることが重要です。万が一赤点が続いている場合は、担任や進路指導教員に現状を率直に相談してください。
Q. 指定校推薦を狙うには評定平均どのくらい必要ですか?
大学・学部によって異なりますが、一般的に評定平均3.8〜4.3以上が指定校推薦の出願基準として設定されているケースが多く見られます。有名私立大学の人気学部では4.0〜4.5以上を要求するところもあります。在籍校の進路指導室で、各大学の枠と基準を早めに確認しておくことをおすすめします。評定は1年生の成績から全て反映されるため、早期からの安定した取り組みが大切です。
Q. 数学ができないと大学受験は無理ですか?
一般選抜の場合、文系学部の多くは数学を受験科目としない(あるいは選択制にする)ところもあります。ただし、共通テストで数学が必須になるケースは増えています(国公立大学では原則必須)。また、数学の評定が低いと指定校推薦の出願に影響します。「数学が苦手だから大学受験はあきらめる」ではなく、早い段階でマンツーマン指導を活用して「わかる」から「解ける」に変えることが現実的な対処法です。
Q. 高校生でもオンライン家庭教師は使えますか?
はい、まなぶてらすには高校生対応講師が200名以上在籍しており、数学IA・IIB・III・英語(文法・長文・英作文)・古文・漢文・理科(物理・化学・生物)・地歴公民など幅広い科目に対応しています。部活終わりの夜20時〜22時台も対応できる講師が多く、週1回50分から柔軟にスタートできます。まず無料の体験レッスンで相性を確認することをおすすめします。
関連記事
参考文献・データ出典
- 文部科学省「学校推薦型選抜・総合型選抜の実施状況」(2025年度版)
- 大学入試センター「共通テスト教科・科目の選択について」(2026年度)
- 旺文社「指定校推薦に関する保護者・生徒調査」(2025年、N=452)
- まなぶてらす「高校生・定期テスト対策利用状況」(2025年度内部データ)
この記事の著者
まなぶてらす編集部
「まなぶてらす」は、勉強も習い事もひとつの場所で学べるオンライン家庭教師サービスです。一人ひとりの「好き」や「得意」を伸ばし、お子さまの強みを育てることを大切にしています。学びに関する最新情報や、家庭学習に役立つ知識をお届けします。
この記事の監修者
坂本七郎
まなぶてらす代表・家庭学習コンサルタント
5,000人以上の保護者への学習相談実績を持つ家庭学習の専門家。著書15冊(累計26万部以上)。NHK Eテレなど多数メディアに出演。2016年にオンライン家庭教師「まなぶてらす」を設立し、多様な学習ニーズに対応するサービスを運営。

