講師ブログ

ゆるり勉強法「授業→テストまでどう準備していくか」

こんにちは!「自習コンサル」をしています。講師のみなみです。

 

「自習コンサル」では、主に中高生の生徒さんを対象に、

現状のお悩み等をあれこれをお聞きしたり、今後の勉強の指針を一緒に立てたりします。

 

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さてさて、前回の定期テストが終わったのもつかの間。

そろそろ次のテストが近づいてきている方が多いのではないでしょうか。

 

勉強で迷える子羊状態のあなた・・・

よく各方面からご相談をいただくことが多いのは・・・

 

  • 授業には理解できているような気がする
  • 理解してるのに、テストで点がとれない
  • 自分が「ドコ」でつまづいているのか、「どう」解決していいかわからない。

 

授業とテストの関係をしっかり理解し、テストに向けてどんな準備が必要になるかを理解する必要があります。

そのやり方が理解できて勉強を始めると、次第に自分の何が足らないか?

どこを勉強すればいいかが少しずつ明確になります。

 

今日は授業→テストまでの勉強の繋げ方についてお話しします。

 

 

授業からテストまでの道のりをつくる

 

「授業」と「テスト」の立ち位置を理解する

 

突然ですが、スポーツに例えてみましょう。

●授業=「コーチがホワイトボードで説明しているのを、体育座りをして聞いている状態」

もちろん時々コートに出て、ぽろぽろっと練習したりしますが、

基本的には座って、内容の理解に集中する時間です。

 

●テスト=「実戦形式の試合」

始まってみるまで、どんな問題にぶち当たるか分かりませんし、

練習で使ったことを活かして、かつ臨機応変に、時間内に対応しなくてはいけません。

 

●練習=「自習時間」

ここでいう自習とは「授業の予習・復習」のことです。

中高生は「自習内容」を自分で設計しなくてはなりません。

いえ言い換えれば、自習する内容は、自分で見つけて、考えて、決めた方がいい。

なぜなら、「何が分かってて、何が分かってないか」の答えは自分の中にしかないからです。

 

 

あのドキドキ感の中「いかにできるか」がゴール

 

「本番のプレッシャーに負けないで、スピード感をもちつつ、いかに自力で解けるか」

つまり、「試合のあのドキドキ感を意識して、どれくらい練習できるか」がコツ。

 

学校の問題集を引っ張り出してみましょう。

日々の練習(家庭学習)で目指すべき方向は、

 

「問題集の解答のように答えが自力で出せる事」

 

コーチの話をきいて「わかる」のレベルでは、試合でコテンパ

コーチのプレイを見て、有名な選手の動きだけみても、

自分が試合ですぐそのプレイは使えないのと同じですよね。

 

だから、授業で「わかる」で満足してたらもったいない。

その段階、試合でまだ使えない!

 

自分の足や手を動かしてイメージを付けて、

さらに相手をつけたりして、自分に適度なプレッシャーをかけながら、

徐々に実践レベルに技を磨いていく

 

「わかる」から「できる」レベルへ、

そして「ジャマが入ってもできる」「急いでもできる」レベルへ。

 

目をつむって、このイメージをもって、自習をしてください。ウソでも、ハッタリでもいい。

テスト中、驚きの早さと正確さで、スラスラと解けているイメージ。

こんなイメージです!(真剣)

 

「答え」を徹底的にマネる

 

さて、具体的な練習のやり方の話。

おそらくみなさんの自習内容は授業の復習になることが多いですね。

 

しかし、

解くのに時間がかかったり、不安だったり、分からないの文字が頭に踊っていたら・・・

 

答え見ちゃいましょう。

 

え!答えを見ていーんですか!?

 

「いいんです」

 

最初は丸暗記・丸写しでもいい。形からでもいい。

その代わり、自分が試合でも使えるように、

徹底的に「マネ」て「パク」るのです。(言葉が悪いですが)

 

スポーツも、コーチや上手い人のマネをしながら、自分で試行錯誤しておぼえていきます

逆に見本がないと難しい。

既にうまいやり方あるのなら、その人から技を盗んだ方が圧倒的に早い。

そのあとでいくらでも自分でアレンジ(応用問題)ができる。

 

そしてやり方を覚えたら、

今度はお手本(解答)をみずに、すぐに問題にもどって、

最初から最後まで自分で使えるようになるまで、練習をこなすのです。

この繰り返しをすれば、必ず自分のものになります。

 

 

 

分からないことを上手い人に聞く

 

「解答解説を読んでもわかんないよ~!」という時もありますよね。

 

分からない問題は、

チェックだけしておいて「飛ばします」

 

え、飛ばしていいんですか?

 

「いいんです!(2回目)」

 

そこで必要以上に考えていると

次に自力で理解できるはずの問題に使う時間が無くなってしまうかもしれません。

次の練習をした方が時間が有効に使えます。後日、先生に聞きましょう。

 

 

範囲を全部やろうとしない

 

「え?でも完全に自分のモノにするまで練習って解答って、

そんなことしてたらテスト範囲まで終わんなくないですか?

 

と声が聞こえてきそうです。

はい、もちろん全部終わるのがベストですよ!

 

しかし、

100個のやるべきことがあって、

70のあやふやな知識をもつよりも、

30のしっかりした知識の方が使えます。

 

 

結局あやふやな70は、試合で使えないんです。

やり方あやふやだし、自信が無いから。

結局頑張って覚えたのに、ほとんど間違ってる!ミスだらけ!

というオチになりかねません。

悲しすぎです。

 

人間の記憶は、覚えた後、せっせと忘れていくようにできています。

👇以前書いた記憶のメカニズムのお話です。

ゆるり勉強法講座「記憶のメカニズムを知ろう!」

なので、最初のうちは特に

1つ1つの技を確実に覚えることに集中する。

しっりした知識を、1、2、3と、ふやしていき、

また少し時間がたったらもう一度1、2、3を確認するのです。

そこを大事にしてください。

 

さいごに

 

小学生の時は漢字ドリルや計算ドリルでやることを明確に決められますが、

中高生は急にぽーんと「ちゃんと自分でやっといてね」と投げ出されます。

「ちゃんと」ってなんだ・・・( 一一)

 

もし勉強にモヤっとしていたら、

早めに自分で手を打ちましょう。

そうしないと「どんどん分からなくなって、めちゃくちゃたのしくない」勉強生活が待っています。

この問題は進めば進むほど、授業がつまらなくなります。

 

何もやらずに苦しくなるのは結局自分。

やるなら苦しみたくない、できれば楽しみたい

ですよね?

 

ぜひ自分で勉強を設計してみて、試行錯誤してみてください。

何か相談がありましたら、いつでも問い合わせ下さい。

 

みなみ

 

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