英検は何級から受けるべき?小学生・中学生の学年別おすすめ受験級と対策ロードマップ
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「子どもに英検を受けさせたいけど、何級から始めればいいの?」と悩んでいませんか?
文部科学省の2025年度(令和7年度)「英語教育実施状況調査」によると、中学3年生で英検3級相当以上の英語力を持つ生徒の割合は54.6%で、過去最高を更新しました(2026年6月公表)。英検は中学・高校入試の優遇制度に広く採用されているうえ、2級以上は将来の履歴書にも書ける資格です。早めの取得が大きなアドバンテージになります。
この記事では、小学生・中学生のお子さんに英検を受けさせたい保護者の方に向けて、学年別のおすすめ受験級、各級の難易度と合格率、そして合格までの対策ロードマップをわかりやすく解説します。
英検の級と難易度を知ろう|各級のレベル一覧
まず、英検の各級がどのレベルに対応しているのかを確認しましょう。
英検 各級のレベル目安
| 級 | レベル目安 | 必要語彙数 | 合格率目安 |
|---|---|---|---|
| 5級 | 中学初級程度 | 約600語 | 約80% |
| 4級 | 中学中級程度 | 約1,300語 | 約65〜70% |
| 3級 | 中学卒業程度 | 約2,100語 | 約50% |
| 準2級 | 高校中級程度 | 約3,600語 | 約30〜35% |
| 準2級プラス | 高校上級程度(2025年度新設) | 約4,000語 | — |
| 2級 | 高校卒業程度 | 約5,100語 | 約25% |
2025年度には準2級と2級の間に「準2級プラス」が新設されました。さらに、2026年度第3回検定(2027年1月)からは6級・7級も導入予定です。7級は小学校初級程度、6級は小学校卒業程度〜中学校入門期のレベルで、より低年齢からチャレンジしやすくなります。
学年別おすすめ受験級|いつ何級を受ける?
お子さんの英語学習歴や習熟度によって個人差はありますが、一般的な目安をご紹介します。
小学1〜3年生 → まずは英語に親しむ時期
この時期は英検の受験を急ぐ必要はありません。英語の歌やゲーム、絵本などを通じて「英語は楽しい」という感覚を育てることが最優先です。
英語学習を始めている場合は、5級にチャレンジしてみるのもよいでしょう。合格率が高いため、成功体験を得やすい級です。
小学4〜6年生 → 5級・4級にチャレンジ
小学校の英語授業が本格化するこの時期は、英検を始める絶好のタイミングです。
おすすめの流れ:
- 小4〜小5:5級(中学初級レベル)に挑戦
- 小5〜小6:4級(中学中級レベル)に挑戦
- 英語が得意な子:3級(中学卒業レベル)まで目指す
小学生のうちに3級を取得できれば、中学入試で大きなアドバンテージになります。
中学1〜2年生 → 4級・3級を目標に
中学の授業と並行して英検対策を進めることで、学校の成績アップと資格取得を同時に実現できます。
おすすめの流れ:
- 中1:4級を取得
- 中2:3級を取得
高校入試の優遇制度では3級以上が対象になることが多いため、中2までに3級取得が理想的です。
中学3年生 → 準2級を目標に
高校入試の内申点加算や優遇措置は、準2級で大きな効果を発揮します。
- 公立高校:3級で内申点加算されるケースが多い
- 私立高校:準2級以上で優遇されるケースが多い
中3の早い段階(6月の第1回)で準2級に合格できれば、受験勉強に集中できる余裕も生まれます。
2025年度から準2級と2級の間に「準2級プラス」が新設されました。準2級に合格したあと、2級に進む前のステップとして活用できます。高校生になってからのチャレンジに最適な級です。
英検はいつ受ける?2026年度の日程と受験スケジュールの立て方
英検(従来型)は年3回実施され、2026年度第2回の申込締切は9月7日(月)、一次試験は10月4日(日)です(個人申込・本会場)。秋に受験するなら、この夏のうちに受ける級を決めて申し込む流れになります。
2026年度 英検(従来型・本会場/個人申込)の日程
| 検定回 | 申込期間 | 一次試験 | 二次試験 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 3月23日〜5月7日 | 5月31日(日) | 7月5日/7月12日 |
| 第2回(次の回) | 6月30日〜9月7日 | 10月4日(日) | 11月8日/11月15日 |
| 第3回 | 10月30日〜12月14日 | 1月24日(日) | 2月28日/3月7日 |
二次試験はA日程/B日程の順。日程は日本英語検定協会「2026年度 試験日程(個人でお申し込みの方)」より(受験地・受験方式により異なる場合があります)。
一次試験までおよそ2ヶ月あるこの時期は、「いまの実力」ではなく「10月4日までに届くか」で受験級を決めます。志望級の過去問(一次)を1回分解いて、次のように考えてみてください。
- 7割以上取れた:その級に申し込む。苦手分野の演習と、二次試験(面接)の練習に時間を回せます
- 5〜6割だった:その級に申し込む。語彙の暗記とライティングの型づくりを8月中に終える計画にします
- 半分に届かなかった:ひとつ下の級に申し込む。確実に合格して第3回(1月24日)で上の級を狙うほうが、結果的に早く積み上がります
秋に準2級・2級を狙う場合は、月ごとにやることを整理した【英検第2回】夏に申し込んで秋に合格するための準2級勉強ロードマップと英検2級、夏に合格するための40日ロードマップもあわせてご覧ください。
長い目で見た受験ペースは、次のスケジュール例が参考になります。
- 小4・第1回:5級を受験(合格)
- 小5・第1回:4級を受験(合格)
- 小6・第1回:3級を受験(一次合格)→ 約1ヶ月後に二次面接
- 中1〜:準2級を目指す
1年に1級ずつステップアップするペースが無理なく続けられる理想的なスケジュールです。
- 中1・第1回:5級を受験
- 中1・第3回:4級を受験
- 中2・第2回:3級を受験(一次合格)→ 二次面接
- 中3・第1回:準2級を受験 → 入試までに結果を確保
中学から始める場合は、着実にステップアップしていくことで、中3の入試シーズンまでに準2級を狙えます。
注意:英検の結果が届くまでに約1ヶ月かかります。入試の出願時期から逆算して、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
英検が入試で有利になる理由
英検取得が入試で評価される主な理由を確認しましょう。
英検の入試優遇の具体例
| 入試種別 | 対象級 | 優遇内容の例 |
|---|---|---|
| 中学入試 | 3級〜 | 加点・英語試験免除・出願資格 |
| 高校入試(公立) | 3級〜 | 内申点加算・調査書に記載 |
| 高校入試(私立) | 準2級〜 | 得点加算・推薦基準の緩和 |
| 大学入試 | 2級〜 | 試験免除・得点換算・出願資格 |
英検を入試で活用している学校は全国に多数あり、中学・高校・大学のいずれの入試でも優遇制度が広がっています。早めに取得しておくことで、受験の選択肢が大きく広がります。
注意:優遇の有無・対象級・内容(加点なのか、試験免除なのか、出願資格なのか)は学校ごと・自治体ごとに異なり、年度によって変わることもあります。上の表は一般的な傾向です。志望校の最新の募集要項・入試要項で必ず確認してください。
英検は履歴書・調査書に何級から書ける?
英検を履歴書に書いて英語力として評価されるのは、一般に2級以上です。一方、高校入試の調査書や自己PR書では3級から記載の対象になることが多く、「何級から意味があるのか」は書く場面によって変わります。
場面別|書いて評価されやすい級の目安
| 書く場面 | 目安の級 | ポイント |
|---|---|---|
| 高校入試の調査書・自己PR書 | 3級〜 | 3級以上を記載対象とする学校が多い。準2級以上だとより評価されやすい |
| 大学入試(英語外部検定の利用) | 2級〜 | 出願資格・得点換算の基準は2級以上が中心。「出願時から2年以内の取得」など期限を設ける大学がある |
| 就職・転職の履歴書 | 2級〜 | 2級は高校卒業程度。仕事で使える英語力の入口として見られる |
| 高校生のアルバイト応募 | 準2級〜 | 英語の学習に取り組んできた姿勢を伝える材料になる |
- 正式名称で書く:「英検2級」ではなく「実用英語技能検定2級 合格」と書きます(英検の正式名称は「実用英語技能検定」です)
- 合格した年月を添える:「2026年11月 実用英語技能検定2級 合格」のように、取得年月とセットで記載します
- 受験予定・結果待ちのとき:「取得予定」と明記すれば書けます。合格後にあらためて記載を更新します
英検の合格に有効期限はある?
一度取得した級と英検CSEスコアは生涯有効です(日本英語検定協会)。ただし提出先の学校・企業が「◯年以内に取得したもの」と期間を定めている場合があるため、出願・応募の前に提出先の条件を確認してください。
小学生のうちに取る5級・4級は意味がない?
5級・4級は履歴書に書く級ではありませんが、その先の級に進むための土台として大きな意味があります。
英検は級が上がるほど必要な語彙数が増え、5級(約600語)→4級(約1,300語)→3級(約2,100語)と段階的に積み上げる設計になっています。小学生のうちに5級・4級で「合格できた」という経験を重ねておくと、中学生になってから3級・準2級に挑戦するときの負担が軽くなります。
中学2年までに3級、高校で2級——この順番で進めば、高校入試の調査書にも、その先の履歴書にも書ける級に無理なく届きます。
各級の対策ポイント|合格するために必要なこと
5級の対策ポイント
- 必要な力:基本的な単語(約600語)とかんたんな文法
- 出題形式:リーディング+リスニング(筆記25分・リスニング約20分)
- 対策のコツ:英単語帳を1冊仕上げる → 過去問を3回分解く
- 学習期間の目安:英語初心者で約3〜4ヶ月
4級の対策ポイント
- 必要な力:中学2年レベルの文法(過去形・比較・不定詞など)
- 出題形式:リーディング+リスニング(筆記35分・リスニング約30分)
- 対策のコツ:5級の語彙に加えて約700語を追加 → 長文読解の練習を始める
- 学習期間の目安:5級合格後、約3〜4ヶ月
3級の対策ポイント
- 必要な力:中学3年間の文法+ライティング力+スピーキング力
- 出題形式:一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)+ 二次試験(面接)
- 対策のコツ:3級からライティングと面接が加わるため、4技能すべての対策が必要
- 学習期間の目安:4級合格後、約4〜6ヶ月
3級の面接は、イラストの描写や簡単な質疑応答です。声に出して練習することが合格のカギになります。
準2級の対策ポイント
- レベル:高校中級レベル。長文の語数が増え、社会的なトピックが出題される
- 対策のコツ:
- 語彙力の強化が最重要(約3,600語を覚える必要あり)
- ライティングは型(テンプレート)を覚えて練習する
- リスニングは毎日10〜15分、英語音声に触れる習慣をつける
- 3級までの基礎がしっかりできていれば、約4〜6ヶ月で合格を目指せる
準2級プラスの対策ポイント
準2級プラスは2025年度に新設された級で、準2級と2級の間に位置します(高校上級程度・約4,000語)。
一次試験は筆記85分+リスニング約25分、二次試験は面接約7分です。
準2級に合格済みで2級にはまだ不安がある方は、この級をステップとして活用するのがおすすめです。準2級の内容を定着させたうえで、語彙を約400語追加し、より長い長文読解に慣れることが対策のポイントです。
英検対策にオンライン家庭教師が効果的な3つの理由
理由1:お子さんの級に合わせた個別指導が受けられる
塾の英検対策クラスでは級ごとの細かい指導が難しいことも。オンライン家庭教師なら、お子さんの現在のレベルと目標級に合わせた完全個別カリキュラムで効率よく学べます。
理由2:二次試験(面接)の実践練習ができる
3級以上で必要な面接対策は、独学では難しい分野です。オンラインならマンツーマンで何度でも模擬面接ができ、本番への不安を解消できます。
理由3:送迎不要で忙しいご家庭でも続けやすい
習い事や部活で忙しいお子さんでも、自宅から受講できるのでスキマ時間を有効活用できます。保護者の送迎負担もゼロです。
よくある質問
Q. 英検は何歳から受けられますか?
英検に年齢制限はありません。幼児でも受験できます。ただし、マークシートへの記入や試験会場での長時間の着席が必要なため、小学2〜4年生頃から始めるのが一般的です。
Q. 英検は履歴書に何級から書けますか?
英語力として評価されるのは2級以上が一般的です。準2級・3級も、高校入試の調査書や高校生のアルバイト応募では、英語学習に取り組んできた姿勢を示す材料になります。書くときは「実用英語技能検定2級 合格」と正式名称で、合格した年月とあわせて記載します。
Q. 英検の合格に有効期限はありますか?
取得した級と英検CSEスコアそのものは生涯有効です。ただし大学入試の出願要件などで「出願時から2年以内に取得したもの」と期間を定めているケースがあるため、提出先の条件を確認してください。
Q. 英検とTOEICはどちらを受けるべきですか?
小中学生には英検がおすすめです。英検は学校の学習内容に沿っており、入試での優遇制度も充実しています。TOEICはビジネス英語が中心のため、高校生以上になってから検討するとよいでしょう。
Q. 英検の受験料はいくらですか?
2026年度の個人受験の場合、5級:4,000円、4級:4,600円、3級:6,800円、準2級:8,400円、準2級プラス:8,600円、2級:9,000円です(税込・本会場)。準会場の場合はやや安くなります。
Q. 不合格だった場合、すぐに再受験できますか?
はい、次の試験回から再受験できます。英検は年3回実施されるので、不合格でも約4ヶ月後に再チャレンジが可能です。結果を分析して弱点を補強してから再挑戦しましょう。
Q. 英検の勉強は1日どのくらい必要ですか?
5級・4級なら1日15〜30分、3級以上なら1日30分〜1時間が目安です。毎日短時間でもコツコツ続けることが合格への近道です。
まとめ
英検は、お子さんの英語力を段階的に伸ばしながら、入試にも活かせる実用的な資格です。
この記事のポイント:
- 小学4〜6年生で5級→4級、中学1〜2年で4級→3級、中3で準2級が理想的なステップ
- 2025年度から準2級プラスが新設。準2級と2級の間のステップとして活用できる
- 入試優遇は3級以上から。早めの取得が受験戦略のカギ
- 年3回の受験機会を活用し、1年に1級ずつステップアップを目指そう
- 3級以上は面接対策が必須。マンツーマン指導で実践練習を
まなぶてらすでは、英検指導の経験豊富な講師がお子さんの目標級に合わせた個別レッスンを行っています。まずはお気軽に無料体験レッスンをお試しください。
英検対策に強いまなぶてらすのおすすめ講師5名
ここからは、英検対策に特に実績のあるまなぶてらすの講師を5名ご紹介します。5級〜1級まで、お子さんの級や目的に合わせてお選びください。

YOKOI 先生
英検1級・TOEIC L/R 990点・中高英語教諭免許保持。公立・私立中高で計15年以上の指導実績。英検3級〜準1級の1次・2次対策が特に得意で、英作文指導に定評があります。

サム 先生
英語指導歴30年・英検1級・TOEIC 950点・英語発音指導士。年齢や英語レベルを問わず、幅広い級の英検対策に対応。発音指導の専門家としても定評があり、二次試験(面接)対策にも最適です。

Hazuki 先生
英検準1級・子ども英会話教室での指導経験。「英語を好きになってもらう」が信条のオーダーメイドレッスン。苦手意識のあるお子さんや、英語初心者の低学年にもおすすめです。

さとしん 先生
国際基督教大学(ICU)大学院教育心理学修士・英語指導歴20年以上。英検2級までの対策に対応。英語に苦手意識を持つ生徒に寄り添った指導が得意で、小中学生の初めての英検対策にも安心です。
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参考文献
- 文部科学省「令和7年度 英語教育実施状況調査」の結果について
https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1415043_0007.htm - 公益財団法人 日本英語検定協会「2026年度 試験日程(個人でお申し込みの方)」
https://www.eiken.or.jp/eiken/schedule/2026-examinee.html - 公益財団法人 日本英語検定協会 公式サイト
https://www.eiken.or.jp/
この記事の著者
まなぶてらす編集部
「まなぶてらす」は、勉強も習い事もひとつの場所で学べるオンライン家庭教師サービスです。一人ひとりの「好き」や「得意」を伸ばし、お子さまの強みを育てることを大切にしています。学びに関する最新情報や、家庭学習に役立つ知識をお届けします。
この記事の監修者
YOKOI先生(横井智洋)
英検1級・TOEIC L/R990点・中高英語教諭
実用英語技能検定1級、TOEIC L/R990点を取得。公立中学校教諭5年間、私立中高で約10年間の教職経験を持つ英語指導のプロフェッショナル。英検3級〜準1級の1次・2次試験対策で多くの合格者を輩出。特に英作文指導に定評がある。参考書・洋書700冊以上を所有し、豊富な知識に裏打ちされたレッスンを提供。

