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第2回音読コンテスト~今年の人気課題の発表~

こんにちは。
音読コンテスト案内人のたみです。

春休みは楽しんでますか?
宿題がまったくない学校もあったり、
まだ入学していない学校からの大量の宿題に追われていたり、
それぞれ充実した日々を送っていることでしょう。

第2回音読コンテストも中盤戦になりました。
みなさん音読は楽しんでいますか?

https://urlzs.com/Fjxbw

今日は音読コンテストの中間発表と
音読上達の極意をお伝えします。

最後までお付き合いください。

今年の人気課題

音読コンテストが始まり、続々と応募が集まっています。去年一番人気だったのは、宮沢賢治先生の「雨ニモマケズ」。こちらは親しみのあるフレーズと、読みやすい長さから人気を集めました。しかし今年は「雨ニモマケズ」の応募はまだありません。

第1位 寿限無

今年人気を集めているのは。早口言葉部門の「寿限無」。こちらは有名な落語の一部が抜粋されています。みなさん今回の課題になっている部分は子供の名前だって知っていました?

じろう
じろう
えっ?こんな長い名前なんてあるの?

どうしてこんな長い名前になったのかは落語全体を一度聞いてみてください。きっと「寿限無」に挑戦してみたくなりますよ。

第2位 まり

次に人気を集めているのは、八木重吉先生の「まり」。

こちらの詩は、さまざまな気持ちを弾むまりに載せている、味わい深い詩になっています。全体としては短いものですが、その世界観は大変奥深いものです。

昨年も小学生の女子生徒に人気だった詩ですが、今年も多くの人気を集めそうな予感がしています。

どの作品も素晴らしいものばかりです。いろんな作品を読んでみると音読が楽しくなるはず!ぜひ音読を楽しんでください。

音読の上達方法

音読課題を見ますとすべて日本語で書かれていますので、何も考えなくても読むことはできます。

こじろう
こじろう
日本語なんだから簡単じゃん!

いやっ。ちょっと待ってください。実はそんな簡単な話ではないんです(^^)

音読は音楽!

音読は「音」を「読む」と書きます。つまり音楽的要素が含まれているわけです。どういうことでしょうか?詳しくはまきえ先生のブログ記事をご覧ください。音読がどうして音楽なのかがよーくわかります。

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「まり」はどんなふうに読む?

例えば「まり」について考えてみましょう。

この詩の中には「ぼくぼく」という言葉がたくさん出てきます。

  • ぽくぽく ひとりでついていた
  • ぽくぽく ぽくぽく
  • ぽくぽく ぽくぽく

この時どのようにまりをついていますか?力強くついてますか?それとも優しくついていますか?どのくらいの強さでついているかによって読み方が変わるはずです。

さらには「ひょいと」という言葉も出てきます。

  • ひょいと あなたになげたくなるように
  • ひょいと あなたがかえしてくれるように

この時はまりをどのくらい高く放り投げていますか?どのくらい遠くに投げていますか?距離感によって読み方が変わってくるはずです。

どんな場面なのかを想像しながら読んでみましょう。見違えるほど美しい音読になるに違いありません。

さいごに

さて音読コンテストも後半戦です。

たみ先生
たみ先生
音読コンテストの楽しいところはどこだと思いますか?何度でも録音し直せるところ、いくつでも応募できるところです。そしてなにより、読めば読むほど上達が目に見えてわかるところです!

今月から学年が1つ上がりますね。楽しい学校生活が送れることを心から願っています。

さいごまでお付き合いいただきありがとうございました。

音読コンテスト案内人
たみ

ABOUT ME
たみ
まなぶてらす現代文講師のたみです。 毎日当たり前にしゃべっている言語なのに、どうして国語のテストってこんなに難しいんだろう?わたしも中学生の時に同じ疑問を持っていました。実はわたし、中学1,2年では国語の点数が5教科の中で1番低かったんです。でも中学3年生から少しずつ点数が上がっていき、今では得意教科になりました。 国語の力が身につくとほかの教科の点数も確実に上がります。一緒に国語の力を身につけましょう!