北辰テスト対策はいつから?中3の年間日程・偏差値の見方・復習法【埼玉県高校受験】
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埼玉県で高校受験を考えている中3生にとって、「北辰テスト」は避けて通れない模試のひとつです。
ただ、初めて受けるご家庭からは、次のような質問をよくいただきます。
- 北辰テスト対策はいつから始めればいい?
- 何回くらい受けるべき?
- 偏差値と志望校判定は、どこまで信用していい?
- 学校の定期テストや内申点の勉強と、どう両立すればいい?
この記事では、2026年6月24日時点で確認できる北辰図書公式情報をもとに、中3生が北辰テストをどう使えば受験勉強につながるのかを整理します。
この記事でわかること
- 北辰テストが埼玉県の高校受験で果たす役割
- 2026年度中3北辰テストの日程と受け方の目安
- 北辰偏差値・志望校判定の見方
- 受けっぱなしにしない復習手順
- 内申点・定期テストと模試対策を両立する考え方
北辰テストは埼玉県の高校受験で何を確認する模試か
北辰テストは、埼玉県内の中学生が自分の学力位置や志望校までの距離を確認するために広く受けられている模試です。
北辰図書は、北辰テストを「埼玉県内の同学年の中で自分がどの位置にいるか」を確認するためのテストとして案内しています。2025年度は、埼玉県内の公立中学校3年生のうち、少なくとも1回受験した生徒が約9割いたことも公表されています。
つまり北辰テストは、学校の定期テストとは違い、県内の受験生全体の中での位置を知るためのものです。
| 比較項目 | 学校の定期テスト | 北辰テスト |
|---|---|---|
| 主な目的 | 学校で習った範囲の理解度を確認する | 県内受験生の中での学力位置を確認する |
| 成績の見方 | 点数・順位・通知表評価につながる | 北辰偏差値・志望校判定・単元別の弱点を見る |
| 入試との関係 | 内申点に関わる重要な材料 | 志望校選びや学習計画の材料 |
| 対策の軸 | 学校ワーク・授業範囲・提出物 | 入試形式の問題演習・復習・弱点補強 |
注意したいのは、北辰テストは公立高校入試そのものではないということです。埼玉県公立高校入試では、学力検査、調査書、面接や実技検査など、学校ごとの選抜資料を総合して合否が決まります。北辰テストの偏差値や判定だけで合否が決まるわけではありません。
それでも北辰テストが重要なのは、今の実力を客観的に見て、受験勉強の方向を調整できるからです。
2026年度の中3北辰テスト日程と、いつから受けるかの目安
北辰図書公式サイトによると、2026年度の中3北辰テストは次の日程で実施予定です。
| 回 | 実施日 | 使い方の目安 |
|---|---|---|
| 第1回 | 2026年4月26日(日) | 春時点の実力確認 |
| 第2回 | 2026年6月21日(日) | 1学期前半の到達度確認 |
| 第3回 | 2026年7月19日(日) | 夏休み前の弱点発見 |
| 第4回 | 2026年9月6日(日) | 夏休みの成果確認 |
| 第5回 | 2026年10月11日(日) | 志望校検討を具体化 |
| 第6回 | 2026年11月8日(日) | 秋の仕上がり確認 |
| 第7回 | 2026年12月6日(日) | 入試直前期の最終調整 |
| 第8回 | 2027年1月31日(日) | 私立受験後・公立直前の確認 |
中3第7回・第8回は、埼玉県公立高校入試の学校選択問題(数学・英語)にも対応予定と案内されています。受験校によっては、後半回の活用度が高くなります。
「いつから受けるか」は、第3回・第4回がひとつの目安
すでに第1回・第2回を受けている場合は、その結果を使って夏休みの学習計画を立てましょう。
まだ受けていない場合、2026年6月24日時点では、次の第3回(7月19日)が夏休み前の実力確認として大きな区切りになります。ここで現在地を見て、夏休みに取り組む科目・単元を決めるのが現実的です。
一方で、「第3回を受けるから、そこまで特別な対策をする」というより、第3回の結果を夏休みの学習計画に使うと考えるほうがうまくいきます。
- 春から受けている人:偏差値の推移を見ながら、夏と秋の伸びを確認する
- 夏から受ける人:第3回または第4回を起点に、弱点と志望校までの距離を見る
- 秋から受ける人:判定だけでなく、単元別の失点原因を最優先で見る
北辰テストは、何回受けたかだけで成績が伸びるものではありません。受けた後に何を直すかを決めることが、受験勉強への接続になります。
北辰偏差値は「県内での位置」を見る数字
北辰テストの結果でまず目に入るのが「北辰偏差値」です。
偏差値は、平均点との差や得点分布をもとに、自分の位置を表すための数字です。北辰図書公式サイトでも、単なる得点だけでは分かりにくい学力の位置を、北辰偏差値で確認できると説明されています。
大事なのは、偏差値を1回分だけで判断しすぎないことです。
- 同じ点数でも、問題の難しさによって偏差値は変わる
- 1回の偏差値より、2〜3回の推移を見るほうが状態をつかみやすい
- 5教科合計だけでなく、教科ごとの偏差値差を見る
- 苦手教科の中でも、単元別の失点を確認する
偏差値を見る順番
成績表を開いたら、次の順番で見ると整理しやすくなります。
- 5教科合計の偏差値:志望校とのおおまかな距離を確認
- 教科別偏差値:足を引っ張っている教科を特定
- 得点と平均点の差:どの教科でどれくらい差があるかを見る
- 単元・設問別の失点:次の1週間で直す内容を決める
たとえば、5教科偏差値が同じでも、数学だけ大きく低い人と、5教科が均等に少しずつ足りない人では、次の勉強は違います。
数学だけ低いなら、夏休みや秋に数学の基礎単元へ戻る必要があります。全教科が少しずつ足りないなら、入試形式の演習量や時間配分の改善が必要かもしれません。
志望校判定は「合否予言」ではなく、次の行動を決める材料
北辰テストでは、志望校判定も表示されます。公式サイトでは、志望校判定は過去の入試結果や合否データなどをもとにしている一方で、調査書・面接・実技検査などは判定に含まれないことも案内されています。
つまり、志望校判定は参考になりますが、そのまま合否を予言するものではありません。
特に埼玉県公立高校入試では、内申点(調査書)や学校ごとの選抜方法も重要です。北辰の判定が良くても、定期テストや提出物を軽視してよいわけではありません。逆に、判定が厳しくても、内申点や今後の伸びで戦略が変わることもあります。
志望校判定で見るべき3つのポイント
| 見るポイント | 確認したいこと |
|---|---|
| 判定の段階 | 安全圏・努力圏などの分類だけでなく、前回から動いたかを見る |
| 教科別の穴 | 合計点不足の原因が、特定教科か全体不足かを分ける |
| 内申とのバランス | 学校の定期テスト・通知表と模試の結果を別々に管理する |
志望校判定が良かったときほど、「なぜ良かったのか」を確認しましょう。たまたま得意な単元が多かったのか、苦手教科が本当に改善したのかで、次の勉強は変わります。
判定が悪かった場合も同じです。落ち込む前に、どの教科・どの単元で失点したかを見れば、次の一手が見えてきます。
受けっぱなしにしない、当日〜1週間の復習手順
北辰テスト対策で最も差がつくのは、テスト後の復習です。
模試は、受けるだけでは弱点が分かるだけです。弱点が分かった後に直さなければ、次回も同じような問題で失点します。
テスト当日:手応えをメモする
帰宅後すぐ、問題用紙に次の3つを書き込みます。
- 自信があった問題
- 迷った問題
- まったく分からなかった問題
このメモは、成績表が返ってきた後にとても役立ちます。正解・不正解だけでなく、「自信があったのに間違えた」「分からなかったが当たった」といったズレが見えるからです。
翌日〜3日以内:自己採点と解き直し
解答が確認できるようになったら、できるだけ早く自己採点と解き直しをします。
- もう一度やれば解ける:計算ミス・読み落とし。3日以内に再演習
- 解説を読めば分かる:理解が浅い単元。類題を追加で解く
- 解説を読んでも分からない:基礎に戻るか、先生に説明してもらう
「解説を読めば分かる」は、分かった気になりやすい危険ゾーンです。必ず類題を1〜2問解いて、自力で再現できるか確認しましょう。
成績表公開後:次回までの1教科1単元を決める
成績表が確認できたら、志望校判定だけで終わらせず、次回までに直す内容を決めます。
おすすめは、1教科1単元に絞ることです。
| 成績表で見えたこと | 次回までにやること |
|---|---|
| 数学の関数で失点が多い | 一次関数のグラフ・変化の割合に戻る |
| 英語の長文で時間切れ | 設問を先に読み、本文に根拠線を引く練習 |
| 理科の計算問題で失点 | 公式暗記ではなく、単位変換からやり直す |
| 社会の記述で点が取れない | 用語説明を20〜40字で書く練習 |
| 国語の記述で空欄 | 本文の言葉を使って一文で答える練習 |
次回までの期間が短いほど、やることは絞ってください。「5教科全部を完璧に」は現実的ではありません。1つ直せば、次回の手応えは変わります。
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内申点・定期テストと模試対策を両立する方法
埼玉県の高校受験では、北辰テストだけでなく、学校の定期テストと内申点も重要です。
北辰対策に力を入れすぎて学校ワークや提出物が崩れると、内申面で不利になる可能性があります。一方で、定期テストだけを追いかけていると、入試形式の問題や広い範囲の実力確認が遅れます。
両立のコツは、時期によって比重を変えることです。
| 時期 | 優先したいこと | 北辰対策の入れ方 |
|---|---|---|
| 定期テスト3週間前 | 学校ワーク・提出物・授業範囲 | 北辰は軽めに、苦手単元の維持だけ |
| 定期テスト後 | テスト直し・弱点整理 | 北辰の出題形式に近い問題で演習 |
| 北辰テスト2週間前 | 過去の失点単元・時間配分 | 模試形式の演習を週1〜2回入れる |
| 北辰テスト後1週間 | 解き直し・次回までの単元決定 | 判定より失点原因を優先して見る |
特に中3の秋は、定期テスト・学校説明会・北辰テスト・私立高校の相談準備が重なります。本人だけで管理しようとすると、やることが多すぎて混乱しやすい時期です。
この時期は、「今週は内申対策」「来週は北辰の解き直し」と、週単位でテーマを決めると動きやすくなります。
地域の入試・模試に合わせて個別に学習計画を作る選択肢
北辰テストの結果を見ても、次に何をすればいいかが分からない場合は、個別に学習計画を作るのがおすすめです。
定期テスト対策のオンライン家庭教師では、学校の定期テスト対策だけでなく、模試結果をもとにした苦手単元の整理や、次回テストまでの学習計画づくりも相談できます。
まなぶてらすでは、先生ごとに得意教科・対象学年・指導スタイルが異なります。埼玉県高校受験に特化した合格実績をこの記事で断定することはしませんが、北辰テストの答案や成績表を見ながら、英語・数学・理科・社会・国語の弱点補強を1対1で進めることはできます。
特に次のようなご家庭は、オンライン個別指導との相性がよいです。
- 北辰テストの結果を見ても、どの単元から直せばよいか分からない
- 定期テスト対策と模試対策の優先順位がつけられない
- 部活引退後に勉強量を増やしたいが、何から始めるか迷っている
- 数学・英語など、積み上げ型の教科で基礎に戻る必要がある
- 家庭で声をかけると反発されるため、第三者に伴走してほしい
高校受験・定期テスト対策をサポートする先生を紹介します
まなぶてらすで、中学生の定期テスト対策や高校受験に向けた弱点補強をサポートしている先生を3名ご紹介します。北辰テスト後の復習では、教科ごとの失点原因を一緒に見てもらう使い方がおすすめです。

なかやま 先生
担当科目:数学・英語(英検)・化学・将棋。中学生の数学を中心に、一人ひとりの理解度を分析しながら基礎に戻る指導が得意です。

ゆっちゃん 先生
担当科目:数学・英語・理科。個別指導塾での指導経験を持ち、中学生の定期テスト対策・高校受験対策に対応。教科横断で学習状況を見てもらえます。
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よくある質問
Q. 北辰テスト対策はいつから始めればいいですか?
中3の春から受けている場合は、各回の結果をもとに弱点を直していきます。まだ受けていない場合は、第3回・第4回を実力確認の起点にするのが現実的です。大切なのは、受験前に特別な対策をすることより、受験後に成績表を使って次の学習内容を決めることです。
Q. 北辰テストは何回受けるべきですか?
志望校選びや偏差値の推移を見るためには、複数回受けるほうが状態をつかみやすくなります。春から受けている人は推移を見て、夏から受ける人は第3回・第4回を起点に、秋以降の結果と比べていくとよいでしょう。ただし、回数よりも復習の質が重要です。
Q. 北辰偏差値と学校の定期テスト、どちらを重視すべきですか?
どちらも役割が違います。北辰偏差値は県内受験生の中での位置を見る材料、学校の定期テストは内申点につながる重要な材料です。定期テスト前は学校ワークと提出物を優先し、北辰後は成績表から弱点単元を直す、というように時期で比重を変えるのがおすすめです。
Q. 志望校判定が悪かったら志望校を下げるべきですか?
1回の判定だけで志望校を下げる必要はありません。まず、どの教科・単元で失点したのか、内申点とのバランスはどうか、次回までに改善できる内容は何かを確認しましょう。複数回の結果や学校説明会で得た情報も合わせて、担任の先生や塾・家庭教師の先生と相談しながら判断してください。
Q. 北辰テストの復習は何から始めればいいですか?
まずは「もう一度やれば解ける」「解説を読めば分かる」「解説を読んでも分からない」の3つに分けます。その上で、次回までに直す内容を1教科1単元に絞ってください。解説を読んでも分からない問題は、基礎単元に戻るか、先生に説明してもらうのが近道です。
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参考文献
- 北辰テスト公式サイト「2026年度 北辰テスト日程表」
- 北辰テスト公式サイト「北辰テストってどんなテスト?」
- 北辰テスト公式サイト「北辰偏差値のヒミツ」
- 北辰テスト公式サイト「志望校判定」
- 北辰テスト公式サイト「個人成績票 活用のポイント」
- 北辰テスト公式サイト「埼玉県公立高校入試の概要」
この記事の著者
まなぶてらす編集部
「まなぶてらす」は、勉強も習い事もひとつの場所で学べるオンライン家庭教師サービスです。一人ひとりの「好き」や「得意」を伸ばし、お子さまの強みを育てることを大切にしています。学びに関する最新情報や、家庭学習に役立つ知識をお届けします。
この記事の監修者
坂本七郎
まなぶてらす代表・家庭学習コンサルタント
5,000人以上の保護者への学習相談実績を持つ家庭学習の専門家。著書15冊(累計26万部以上)。NHK Eテレなど多数メディアに出演。2016年にオンライン家庭教師「まなぶてらす」を設立し、多様な学習ニーズに対応するサービスを運営。


