「進学塾についていけない…」中学受験で親ができる5つの対策|塾を辞める前に試したい補強の方法
「SAPIXの宿題が終わらない」「クラスがどんどん落ちていく」「もう塾を辞めたほうがいいのでは」── 中学受験の進学塾に通わせている保護者の方から、このようなご相談が本当に増えています。
全国学習塾協会の調査※1によると、進学塾に通う小学生のうち約3〜4割が「授業についていけない」「宿題が多すぎる」と感じていると報告されています。つまり、このお悩みはあなたのご家庭だけの問題ではありません。
ただ、「ついていけない」状態を放置すると、成績の低下だけでなく、お子さまの自己肯定感や親子関係にも悪影響が出てしまいます。
この記事では、中学受験塾についていけない本当の原因を整理したうえで、塾を辞める前に試したい5つの対策を、累計5,000件以上の学習相談実績を持つ家庭学習コンサルタントの視点からお伝えします。
この記事でわかること
- 進学塾についていけなくなる4つの典型パターン
- 塾を辞めるかどうかを判断する5つのチェックポイント
- 塾を辞める前に試したい「ハイブリッド型」補強法
- オンライン家庭教師を”塾フォロー”として活用する具体策
なぜ進学塾についていけなくなるのか?よくある4つのパターン
進学塾についていけなくなるのは、お子さまの努力不足が原因とは限りません。塾のカリキュラムと子どもの発達段階・学習スタイルとのミスマッチが背景にあることがほとんどです。
パターン① 宿題量が多すぎて消化不良を起こしている
SAPIX・四谷大塚・早稲田アカデミー・日能研などの大手進学塾は、週あたりの宿題量が4年生で10〜15時間、5年生で15〜20時間、6年生では20時間以上と言われます。
本来は復習を通して定着させる時間が、「とにかく終わらせる」ための作業時間になってしまい、理解が浅いまま先に進む。これが成績低迷の最大の原因です。
パターン② 基礎抜けのまま応用に進んでしまっている
進学塾のカリキュラムは、授業スピードが速いのが特徴です。4年生の内容でつまずいた単元(植物の分類、割合、約数・倍数など)を理解しないまま5年生の応用内容に進むと、どんどん分からなくなります。
特に算数は、小数・分数・比・割合の4つが抜けると、5年後半以降すべての単元が崩れます。
パターン③ 集団授業のスタイルが合っていない
質問が苦手、周りの目が気になる、競争が苦しい──このようなタイプのお子さまは、集団塾の授業スタイルそのものが合っていない可能性があります。
塾の先生に「分からないところは聞きに来てね」と言われても、休み時間に並んで短時間で聞くのは、内向的なお子さまには高いハードルです。
パターン④ 親が教えて親子関係が悪化している
保護者の方が塾の宿題のフォローに入ったものの、教え方や声かけがうまくいかず、「毎日のケンカ」「泣きながらの勉強」が続いているご家庭もよく見かけます。
勉強のたびに親子関係がギクシャクする環境では、どんなに時間をかけても成績は伸びません。
塾を辞めるべきか?判断のための5つのチェックポイント
「ついていけない」と感じた段階で即座に辞める必要はありません。以下の5項目で、お子さまの現状を客観的に確認してみてください。
辞める判断のチェックリスト
- お子さまが「塾に行きたくない」と週2回以上口にしている
- 睡眠時間が平均7時間を切っている(小学生は8〜9時間が理想)
- 宿題の消化率が50%を下回る週が4週以上続いている
- 直近3回のテスト偏差値が右肩下がりになっている
- 保護者が宿題フォローで毎日2時間以上拘束されている
このうち3項目以上が当てはまる場合は、塾のカリキュラム・通い方・家庭学習の進め方を見直すタイミングです。ただし、いきなり退塾を選ぶ前に、次の章で紹介する「補強策」を試してみることをおすすめします。
塾を辞める前に試したい5つの補強策
いきなり塾を辞めてしまうと、せっかく積み上げてきたカリキュラムの土台を失うリスクがあります。まずは塾に通いながら弱点を補強する”ハイブリッド型”を検討しましょう。
① 苦手単元だけを個別で徹底的に埋める
算数の「割合」「速さ」、理科の「水溶液」「電気」など、特定の単元でつまずいている場合は、その単元だけを個別指導で集中的にカバーします。1対多の集団授業では、個人のつまずきポイントに合わせた指導は難しいため、個別補強が最も効率的です。
② 宿題の優先順位を付けてもらう
宿題をすべてやり切ろうとせず、「テスト範囲に直結する問題だけ」「正答率50〜70%の問題だけ」に絞り込みます。塾の先生に相談しにくい場合は、家庭教師に宿題の取捨選択を任せるのも有効です。
③ 週1回の「整理の時間」をつくる
塾の授業・宿題で頭がパンパンになっている状態を、週に1回リセットする時間を設けます。今週わからなかったこと、来週の課題、テスト直しなどを一緒に整理するだけで、学習の迷子状態から抜け出せます。
④ オンライン家庭教師を”塾フォロー役”として活用する
移動時間ゼロ・教材は塾のテキストそのままで補強できるのがオンライン家庭教師のメリットです。
具体的な活用パターンは以下のとおりです。
オンライン家庭教師の活用パターン(例)
| お悩み | 活用例 |
|---|---|
| 算数の宿題が終わらない | 週1〜2回、デイリーサポート・予習シリーズを一緒に進める |
| 基礎が抜けている | 過去学年の苦手単元に戻って集中補強 |
| テスト直しが追いつかない | マンスリー・週テストの復習に特化 |
| 親子関係が悪化している | 親は勉強を教えず伴走役に。指導はプロ講師に任せる |
⑤ 志望校のレベル・通塾頻度を見直す
それでも現状が改善しない場合は、志望校のレベル調整や、クラス変更・コマ数削減を塾に相談します。6年秋以降であれば、過去問と直結する科目に絞って通塾し、それ以外を個別指導に切り替える判断もあります。
まなぶてらすが「塾フォロー」に選ばれる3つの理由
まなぶてらすは、勉強も習い事もひとつの場所で学べるオンライン家庭教師サービスです。中学受験は全問い合わせの約40%を占め、最も力を入れている分野のひとつ。採用率8%の厳選プロ講師が、SAPIX・四谷大塚・早稲アカ・日能研などの塾フォローから、塾なしでの合格まで幅広く対応しています。
まなぶてらすの塾フォローが選ばれる理由
- 塾のテキストをそのまま使える:デイリーサポート、予習シリーズ、マスター1095題など、お通いの塾の教材をそのまま使用。新しい教材を買い足す必要はありません。
- 必要な回数だけ使えるポイント制:入会金・月会費0円。毎週1回でも、テスト前だけのスポット利用でもOK。塾代に上乗せの経済的負担を最小化できます。
- 集団塾のカリキュラムを熟知した講師が多数在籍:大手進学塾の元講師、SAPIXや浜学園の通塾経験がある講師など、塾のリズムを理解したうえで補強できる先生を選べます。
中学受験の塾フォローに強い講師(4名)
まなぶてらすで「塾フォロー」に対応している講師の中から、特に実績と保護者の評価が高い4名をご紹介します。

なかはら 先生(中学受験4科目対応)
長年の大手進学塾指導経験を持つ総合型講師。横浜国大附属鎌倉中、逗子開成中、公文国際中、桐光学園中、西武文理中、関西大倉中など幅広い合格実績。塾フォローから志望校別対策まで一貫して任せられます。

はなこ 先生(中学受験国語・社会)
Z会進学教室・SAPIX・TOMAS・名門会などの大手塾で指導歴30年以上。基礎の理解が曖昧なまま進んでしまった生徒を、丁寧に整え直すのが得意。塾で置いていかれたお子さまの立て直しに定評があります。

くろまる 先生(中学受験算数・理科)
都内大手進学塾の中学受験科・公立中高一貫科の元教務主任。早稲田大学教育学部出身。渋谷幕張・栄東・市川・開智・東邦大東邦などの合格実績多数。塾のカリキュラムを熟知し、算数・理科の弱点単元をピンポイントで補強します。
※ 新規受付状況は時期により変動します。上記以外にも中学受験に強い講師が多数在籍しています。中学受験LPからすべての先生をご覧いただけます。
塾のフォロー、どこに頼めばいい?
まなぶてらすなら、SAPIX・四谷・早稲アカ・日能研の教材をそのまま使って
お子さまの弱点を最短距離で補強できます。
入会金・月会費0円、1回からのスポット利用もOKです。
よくあるご質問
Q1. 塾に通いながらオンライン家庭教師を併用しても大丈夫ですか?
はい、むしろそれが主流の使い方です。まなぶてらすの中学受験生の多くが、塾の宿題フォローやテスト直しのために家庭教師を併用しています。塾のテキストをそのまま使えるため、教材が増える負担もありません。
Q2. 週に何回の家庭教師を追加すればよいですか?
状況によりますが、多くのご家庭は週1〜2回・1コマ50分からスタートされます。塾の宿題をやる時間を確保するため、追加のレッスンを増やしすぎないことも大切です。テスト前だけ増やす調整も可能です。
Q3. 塾を辞めるかどうか、相談に乗ってもらえますか?
はい、無料ガイダンスサービスで、塾の続行・退塾・併用など、ご家庭の状況に合わせたご提案をお伝えできます。無料ガイダンスサービスからお気軽にご相談ください。
Q4. 塾を辞めてから家庭教師だけで合格できますか?
はい、可能です。まなぶてらすでは塾なしでの中学受験合格者も毎年出ています。ただし、塾なしに切り替える場合は入試から逆算したカリキュラム設計が必要です。塾なしでの受験については、塾なしで中学受験は可能?の記事で詳しく解説しています。
Q5. 親が勉強を教えるのをやめても成績は大丈夫ですか?
むしろ伸びるケースがほとんどです。親は「伴走役」「環境づくり役」に徹し、指導はプロに任せる。これが親子関係を守りながら成績を上げる最も現実的な方法です。
関連記事
参考文献
- 公益社団法人全国学習塾協会「子どもの学習実態に関する調査」
- 文部科学省「子供の学習費調査」(最新版)
この記事の著者
まなぶてらす編集部
「まなぶてらす」は、勉強も習い事もひとつの場所で学べるオンライン家庭教師サービスです。一人ひとりの「好き」や「得意」を伸ばし、お子さまの強みを育てることを大切にしています。学びに関する最新情報や、家庭学習に役立つ知識をお届けします。
この記事の監修者
坂本七郎
まなぶてらす代表・家庭学習コンサルタント
5,000人以上の保護者への学習相談実績を持つ家庭学習の専門家。著書15冊(累計26万部以上)。NHK Eテレなど多数メディアに出演。2016年にオンライン家庭教師「まなぶてらす」を設立し、多様な学習ニーズに対応するサービスを運営。

