指導歴25年・上海10年のピアノ講師が、 「オンラインで本当に上達できるの?」に正直に答えます |きょうこ先生インタビュー
※本記事には「まなぶてらす」のサービス紹介が含まれます
「ピアノって、オンラインで本当に習えるの?」
この疑問、一度は頭をよぎったことがあるのではないでしょうか。英語や算数と違って、ピアノは体で覚える楽器です。先生が手を添えて指の形を直してくれる、鍵盤のそばで音を聴いて細かなニュアンスを伝えてくれる——そういった「対面ならでは」の体験を想像すると、画面越しのレッスンに不安を感じるのは当然かもしれません。
実際、ピアノのオンラインレッスンには、素直に認めるべき難しさがあります。この記事では、その難しさを正直に整理したうえで、「それでもオンラインで成長できる理由」を、25年以上の指導経験を持つきょうこ先生のインタビューをもとにお伝えします。

きょうこ 先生
指導歴25年以上
上海10年
カワイ・ヤマハ両グレード
大阪音楽大学卒・オンラインピアノ講師。カワイ・ヤマハ音楽教室での指導を経て、2009年から10年間、上海で100名以上の生徒を指導。コンクール入賞者・音楽高校合格者を多数輩出。初心者から音大受験対策まで対応。初回25分無料体験レッスン実施中。
この記事でわかること
- ✓オンラインピアノレッスンの「正直な難しさ」4つ
- ✓小2からオンラインのみで、中学合唱コンクール伴奏者になれた理由
- ✓カメラ複数使用・写真フォローなど、きょうこ先生の工夫
- ✓上海10年の経験が生んだ「海外在住ファミリーへの対応力」
- ✓オンラインコンクール入賞など、広がる学びの可能性
正直に言います——オンラインピアノの「本当に難しいところ」
まず、オンラインレッスンの限界について、率直にお伝えします。
① 手を直接触って矯正できない
対面レッスンの最大の強みは、先生がその場で生徒の手に触れられることです。指の形が崩れているとき、手首の角度が間違っているとき、先生が直接手を添えて「こう持つんだよ」と感覚を伝えられる。このフィジカルな介入は、オンラインでは不可能です。
特にピアノを始めたばかりのお子さんにとって、正しい手の形を体感として覚えることは非常に重要です。最初に癖がついてしまうと、後で直すのが大変になります。
② 音の遅延(レイテンシー)で一緒に演奏できない
どんなに良いネット環境でも、オンライン通話にはわずかな音の遅延が生じます。そのため、先生と生徒がリアルタイムで合わせて演奏することはほぼできません。二重唱やアンサンブルの練習、先生が伴奏を弾きながら合わせるといったスタイルは、オンラインでは難しいのが現状です。
③ 音色の細かいニュアンスが伝わりにくい
対面なら空気を通じてピアノの音が直接届きますが、オンラインではマイク・スピーカーを介した「再生音」になります。微細なタッチの違いや音の粒立ちといった繊細な音質の差は、画面越しでは伝わりにくい部分があります。
④ 姿勢・手元の確認に工夫が必要
通常のオンライン通話では、カメラは正面を向いているだけです。ピアノの手元を映そうとすると、今度は顔や上半身の姿勢が見えなくなる。両方を同時に確認するには、設定に工夫が必要です。
これらは、オンラインピアノレッスンに関わる人間であれば正直に向き合わなければならない課題です。では、きょうこ先生はこの現実とどう向き合い、それでも生徒を伸ばしてきたのか。ここからが本題です。
それでも、小2からの5年間でここまで成長した
課題を知ったうえで、まずきょうこ先生に聞いたのが「オンラインだけで本当に上達するのか」という最も根本的な問いです。
きょうこ先生
はい、安心して始めていただけます。実際に、小学2年生からオンラインのみでピアノを始めた生徒さんが、約5年間の継続で、今では中学校の合唱コンクールでの伴奏を任されるまで成長されています。最初は「本当にできるかな?」と不安に感じる方も多いですが、基礎から一歩ずつ丁寧に進めていくことで、オンラインでもしっかり力が身についていきます。お子さまのペースに合わせて進めていきますので、初めての方でも安心です。
合唱コンクールの伴奏者は、先生からも同級生からも「この子に任せたい」と認められた存在です。それが、教室通いゼロ・オンラインだけの5年間で実現している。
ただし、これには前提があります。きょうこ先生が強調するのは「基礎から一歩ずつ」という姿勢です。オンラインの限界である「手を直接矯正できない」という問題は、言葉と映像で丁寧に伝え、自宅練習で体に覚えさせるというプロセスを積み重ねることで補っています。急いで先に進めるより、今の段階をしっかり固める——これが、遠回りに見えて最も確実な道です。
25年の指導経験は、「手を触らなくても、何を見てどう伝えれば伝わるか」を知っているということでもあります。
▲ きょうこ先生のレッスンの様子
「対面に近い」を実現するための、きょうこ先生の工夫
では、「視認性」と「フィードバックの質」という課題に対して、きょうこ先生はどんな工夫をしているのでしょうか。
きょうこ先生
「音はちゃんと聞こえるの?」「手元は見えるの?」とご心配されることも多いですが、現在は通信環境や機材の向上により、音もとてもクリアに伝わります。また、レッスンではカメラを複数使用し、手元や姿勢などをしっかり確認できるよう工夫しています。画面越しでも細かなポイントまで丁寧にお伝えしますので、対面に近い感覚で安心して受講していただけます。

カメラを複数使用するというのは、一般的なオンラインレッスンではなかなか見られない工夫のひとつです。たとえば、一方のカメラで正面から顔と上半身の姿勢を確認しながら、もう一方のカメラで手元のアップを映す。こうすることで、指の動き・鍵盤の押し方・手首の角度まで細かく確認できます。「姿勢が崩れているな」「この指の使い方は修正が必要だ」という判断も、画面越しでも十分に行えます。
「手を触れない」という制約は、残ります。ただし、「何を・どの角度で・どんな言葉で伝えるか」の精度を高めることで、その制約を最小化しているのがきょうこ先生のスタイルです。
さらに、レッスン後の「今日のポイント写真」も重要な仕組みです。
きょうこ先生
レッスン後に「今日のポイント」を写真でお送りすることで、お子さんも保護者の方も自宅練習で迷わないようにしています。「今日何を言われたっけ?」という自宅練習のあいまいさを解消できますし、保護者の方も「今日はここを練習してね」と声をかけやすくなるんです。
きょうこ先生の「対面に近づける」工夫
- ✅カメラを複数使用して手元・姿勢を同時確認
- ✅Zoom / Skype / Teams / Google Meet(無料ツール)対応
- ✅レッスン後に「今日のポイント」を写真でフォロー
- ✅25年の経験から培った「言葉と映像で伝える技術」
送迎なし、天候関係なし。オンラインだからこそ広がる、きょうこ先生の「強み」
課題を正直に認めながら、工夫で補う——そういったきょうこ先生が「オンラインレッスンの魅力」について語るとき、そこには単なるメリット論ではなく、上海での10年間から生まれた実感が滲みます。
きょうこ先生
オンラインレッスンの魅力は、何といってもご家庭で安心して続けられることです。送迎の必要がなく、天候にも左右されないため、忙しいご家庭でも無理なく続けていただけます。また、外出の不安が少ない中で、お子さまが落ち着いた環境で学べるのも大きなメリットです。さらに、海外にお住まいの方でも、日本語でレッスンを受けられる安心感があります。最近ではオンラインコンクールも増えており、目標を持って楽しく取り組むこともできます。実際に、まなぶてらすでも入賞された生徒さんがいらっしゃいます。
忙しい家庭ほど、オンラインが活きる
週1回のピアノ教室への送迎は、地味に大変です。特に共働き家庭や、複数の習い事を掛け持ちしているご家庭では、移動時間そのものが負担になります。雨の日、体調が微妙な日、学校行事が重なった日——そのたびに「今日は休もうか」という選択が生まれます。
オンラインなら、移動ゼロ。ピアノの前にすわれば、すぐにレッスンが始まります。「続けやすさ」が、じつは上達の最大の条件です。
上海10年が生んだ、「海外からでも安心」という強み
きょうこ先生が2009年から10年間、上海で指導してきた経験は、オンラインレッスンと相性抜群の強みになっています。
海外駐在員家庭のお子さんたちは、現地の学校や語学環境に慣れるなかで、日本語で丁寧に話しかけてくれる大人との時間を強く必要としています。きょうこ先生はその現実を肌で知っています。中国語にも堪能なため、海外在住ファミリーからの問い合わせにも柔軟に対応できます。「日本に帰るまで待つ必要はない」というのが、オンラインレッスンが与えてくれた選択肢のひとつです。
「オンラインコンクール」という新しい目標
「コンクールはホールで弾くもの」という前提も、変わりつつあります。自宅から演奏動画を録画・提出するオンラインコンクールが増え、まなぶてらすでも入賞者が出ています。目標があると練習の質が変わります。発表会感覚で参加できる場が増えることで、お子さんの音楽への意欲が引き出される——オンラインならではの広がりがここにもあります。
きょうこ先生について
きょうこ先生は、大阪音楽大学を卒業後、25年以上にわたってピアノ指導に携わってきた講師です。
カワイ音楽教室・ヤマハ音楽教室での経験を積んだのち、産経リビング新聞社主催のリビングカルチャー倶楽部で大人向けのピアノレッスンを担当。その後、2009年から10年間は中国・上海のミュージックアートハウス音楽教室に拠点を移し、海外駐在員家庭を含む100名以上の生徒さんを指導しました。中国語の翻訳もできるきょうこ先生は、国際的な指導環境でのコミュニケーション能力も備えています。
コンクールや音楽高校受験の指導実績も豊富で、武蔵野音楽大学付属高校・埼玉芸術高校音楽科・ニューヨーク州ラ・ガーディア芸術高校への合格者を輩出。UNITED STARS MUSIC COMPETITIONでは優勝者も育てています。カワイピアノ講師指導グレード・ヤマハピアノ講師指導グレードの両方を保有する実力派の講師です。
▲ きょうこ先生の演奏・レッスン動画
レッスン情報
- 対応内容:ピアノ演奏の基礎 / ソルフェージュ / 楽典 / 音楽高校・音大受験対策 / コンクール対策 / グレードテスト(ヤマハ・カワイ)
- レッスン時間:平日(月・火・水・金)15:00〜21:00 / 土日はご相談
- 対応ツール:Zoom / Skype / Teams / Google Meet
- 初回体験:25分 無料体験レッスン(3日前までに予約)
オンラインピアノレッスンに関するよくある質問
Q. 電子ピアノでも受講できますか?
はい、受講可能です。ご家庭にあるピアノや電子ピアノを使って受講できます。ただし、タッチ(鍵盤の重さ)の感覚は本物のアコースティックピアノと異なる場合があるため、長期的に本格的な演奏を目指すなら、88鍵・タッチ対応の機種が望ましいです。詳しくは体験レッスン時にご相談ください。
Q. 子どもは何歳から受講できますか?
きょうこ先生は幼児〜大人まで幅広い年代に対応されています。一般的には4〜5歳頃からが多いですが、お子さんがピアノに興味を示したタイミングがスタートのサインです。一人ひとりの発達段階に合わせて進めていただけますので、まずは無料体験でお子さんの様子を見てみましょう。
Q. オンラインで手の形や姿勢はちゃんと見てもらえますか?
きょうこ先生はカメラを複数使用して、手元と姿勢を同時に確認できるよう工夫しています。対面のように直接触れることはできませんが、25年の指導経験から培った「言葉と映像で伝える技術」で、正しい手の形や姿勢を丁寧に指導します。体験レッスンで実際の確認方法をご覧いただけます。
Q. 上達のペースはどのくらいですか?
週1回のレッスン継続を前提に、半年〜1年で簡単な曲を弾けるようになる方が多いです。毎日の自宅練習の積み重ねが大きく影響しますが、きょうこ先生は「今日のポイント」を写真でお送りするなど、自宅練習のサポートも行っています。
Q. 海外在住でも受講できますか?
はい、時差が許す範囲であれば受講可能です。きょうこ先生は上海での10年間の指導経験を持ち、海外在住ファミリーへのオンラインレッスンにも慣れています。中国語にも堪能なため、中国・台湾在住のご家庭からのご相談も歓迎しています。
まとめ:難しさを知ったうえで、それでも選ぶ理由
オンラインピアノレッスンの「対面じゃないと難しいのでは?」という疑問に、きょうこ先生は楽観的な言葉で答えません。手が直接触れられないこと、音の遅延があること——その現実は、正直に存在します。
それでも、きょうこ先生のレッスンで小2からの5年間で合唱コンクール伴奏者が生まれた。コンクールで入賞した生徒さんがいる。音楽高校に合格した生徒さんがいる。
その背景にあるのは、カメラの工夫や写真フォローといった「仕組み」だけではありません。25年の指導経験と、上海10年で培った「画面越しに伝える力」——これが、オンラインの限界を補う最大の要素です。
お子さまのペースに合わせて進めていきますので、初めての方でも安心です。
— きょうこ先生
「ピアノ、やってみたいけど……」と迷っているなら、まず25分の無料体験から試してみてください。難しさを知ったうえで指導している先生だからこそ、お子さんの「できた!」を、確かな土台の上に積み上げていけます。
この記事の著者
まなぶてらす編集部
「まなぶてらす」は、勉強も習い事もひとつの場所で学べるオンライン家庭教師サービスです。一人ひとりの「好き」や「得意」を伸ばし、お子さまの強みを育てることを大切にしています。学びに関する最新情報や、家庭学習に役立つ知識をお届けします。
取材協力
きょうこ 先生
指導歴25年以上
上海10年
カワイ・ヤマハ両グレード
大阪音楽大学卒業後、カワイ・ヤマハ音楽教室での指導を経て、産経リビング新聞社主催リビングカルチャー倶楽部にて大人向けピアノレッスンを担当。2009年から10年間、上海のミュージックアートハウス音楽教室にてピアノ講師として100名以上を指導。コンクール入賞者・音楽高校合格者を多数輩出。現在はまなぶてらすにてオンラインピアノレッスンを担当。初回25分無料体験受付中。