※本記事には「まなぶてらす」のサービス紹介が含まれます

坂本七郎
坂本七郎
こんにちは、まなぶてらす代表の坂本です。テスト返却後、答案をしまい込んでそのままにしているお子さんは少なくありません。実は返却後の使い方こそが、次のテストの成否を分ける分岐点です。

テストが返ってきたとき、お子さんはどうしていますか。点数を確認してそのままファイルへ、あるいは「返ってきたよ」と手渡すだけで終わり——そんなご家庭が多いかもしれません。

しかし、テスト後の「見直し」こそ、次のテストで点数を上げるための最重要ステップです。文部科学省の調査によれば、自分の学習を振り返る習慣がある生徒ほど、継続的な学力の向上が確認されています。返却された答案には、お子さんの「つまずきの地図」がそのまま載っています。

この記事では、まなぶてらすの家庭学習コーチングサービス「HS+(Home School+)」で実践している「見直し→計画」サイクルを軸に、テスト返却後に何をすればよいかを具体的にお伝えします。

なぜ「テスト後の見直し」が成績を決めるのか

テストは「成績をつけるためのもの」ではなく、「どこで間違えたかを知るためのもの」です。

多くのお子さんは、間違えた問題の答えを赤で書き直して終わりにしています。これは「写した」という行為であって、「理解した」ではありません。正しい答えを書き写しても、次のテストで同じ問題が出たとき、また間違える可能性が高いままです。

指導の現場では、成績が伸びていく生徒に共通するパターンがあります。間違えた原因を「ミス型」「理解不足型」「知識抜け型」に分けて把握し、それに合った対策を次の学習計画に組み込む——この一連のサイクルが身についているかどうかが、成績の伸びを左右します。

テスト後の見直しで確認すべき3つのこと

  • 間違えた原因の分類(ミス・理解不足・知識抜け)
  • 間違えた問題が「単発か繰り返しか」の確認
  • 次のテストまでに何を補えばよいかの計画化

テスト後の見直しでよくある「もったいない」3つのパターン

見直しはしているつもりなのに、次のテストでも同じ失点を繰り返してしまう——そういったお子さんに共通する「見直しのやり方のズレ」があります。どのパターンに当てはまるかを知るだけで、対策の入口が変わってきます

パターン1:「写すだけ見直し」——正しい答えを書いたつもりで終わる

返却された答案に赤ペンで正答を書き込んで終わる、最もよくあるパターンです。「書いた」という行為は残りますが、なぜそこで間違えたかは何も解決していません。答えを写す前に「なぜ間違えたか」を1行で書き添える習慣に切り替えるだけで、見直しの質は大きく変わります。

パターン2:「感想止まり見直し」——「難しかった」「時間が足りなかった」で終わる

間違えた理由を「難しかった」「見直す時間がなかった」で片付けてしまうパターンです。それ自体は事実かもしれませんが、「なぜ時間が足りなかったのか」「どこが難しかったのか」まで掘り下げなければ次に活かせません。「時間不足」なら計算速度か解法選択の問題であり、「難しかった」なら単元の理解不足か問題形式の経験不足かによって、対策がまったく異なります。

パターン3:「その場限り見直し」——次の計画に反映されない

見直しはできているのに、そこで止まってしまうケースです。「次は時制の問題を重点的に」と気づいていながら、翌日からの学習計画には落とし込まれていない。見直しはゴールではなく、次の計画を立てるためのスタートラインです。見直しの結果を翌週のスケジュールに具体的に反映させてはじめて、成績の変化につながります。

「写すだけ」にならない見直しの進め方

テスト返却後の見直しを「ただ直す」で終わらせないための手順があります

ステップ1:間違えた問題に「原因ラベル」を貼る

返却された答案を広げ、間違えた問題一つひとつに原因を書き添えます。使うラベルは3種類で十分です。

ラベル 意味 次の対策
ミス型 解き方は分かっていたが、計算ミスや読み違い 時間をかけた丁寧な見直しの習慣化
理解不足型 解き方自体がわかっていなかった 教科書・先生の解説で理解し直す
知識抜け型 覚えていなかった用語・公式 復習ノートに記録し、繰り返し確認

このラベルを見れば、「次に何をやればいいか」がひと目でわかります。「理解不足型」が多い教科は、次のテストに向けた学習計画の優先度を上げる必要があるサインです

ステップ2:「繰り返しの間違い」を記録する

前回のテストでも同じ単元で間違えていないか確認します。同じ箇所で2回以上間違えていれば、その単元は「苦手の固定ポイント」です。次の学習計画で重点的に当てる必要があります。

定期テストの見直し全般については、テストの見直し、写すだけになっていませんか?でも詳しく解説しています。

ステップ3:「次のテストまでの計画」を立てる

見直しで明らかになった「補うべき単元」を、次のテストまでの日数で割り当てます。週単位で何をやるかまで落とし込めると、実行しやすくなります。

中学生の定期テスト全体の勉強法については、中学生の定期テスト勉強法(2週間前から始める完全スケジュール)も参考になります。

具体的には、見直しで明らかになった「補うべき単元」を次のテストまでの残り週数に割り当てます。以下は「テストまで3週間」の場合の例です。

時期 重点単元 やること
返却後1週目 「理解不足型」の上位2単元 教科書に戻って読み直し・例題を解き直す
2週目 「知識抜け型」の用語・公式 復習ノートに記録し、毎朝10分の確認で定着させる
3週目(直前期) 「ミス型」が出た問題 類似問題を時間を計って解き、本番形式に慣れる

「理解不足型」は1週間では解消しないため、返却後すぐに手をつけることが重要です。「知識抜け型」は繰り返しの接触量で定着するため、直前の詰め込みより毎日少量ずつのほうが効果的です。

HS+(Home School+)が「見直し→計画」サイクルをサポートする仕組み

HS+は、まなぶてらすが提供する家庭学習コーチングサービスです。教科指導とは異なり、「何を・いつ・どのように学ぶか」という学習の設計と習慣を、専任の講師がマンツーマンでサポートします。

テスト返却後のセッションでは、答案を一緒に見ながら以下のような流れで進みます。

HS+テスト返却後セッションの流れ

  1. 答案の原因分類(ミス・理解不足・知識抜け)を講師が一緒に行う
  2. 繰り返しの苦手単元を特定し、優先順位を決める
  3. 次のテストまでの週次・日次計画を一緒に組み立てる
  4. 翌週のセッションで「計画通りにできたか」を振り返る

自分だけでやると「見直して終わり」になりがちなプロセスを、講師が伴走することで「計画→実行→振り返り」のサイクルとして回していけるのがHS+の特徴です。

まなぶてらすは、勉強も習い事もひとつの場所で学べるオンライン家庭教師サービスです。HS+は通常の教科指導とは別に申し込める専用サービスで、週1回50分からご利用いただけます。

テスト直後・返却前から始められる準備

「見直し」は答案が返ってくる前から始められます。テスト終了直後に「手応えのなかった問題」を書き出しておくだけで、返却後の見直しが格段にスムーズになります。

テスト直後にやっておくこと(5分でOK)

  • 「自信がなかった問題」の番号だけメモする
  • 「時間が足りなかった」か「解き方がわからなかった」かを分けて書く
  • 「きっと合ってると思うけど不安」な問題にも印をつける

このメモが、返却後の原因分類をより正確にします。テスト前日の過ごし方については定期テスト前日・当日の過ごし方もあわせてご覧ください。

保護者のかかわり方——「管理」より「伴走」する視点で

テスト後の見直しは、できればお子さんが自分でやり切るのが理想です。しかし実際には「どこから始めればいいか分からない」「面倒で後回しにしてしまう」という壁があります。保護者の方ができることは、答えを教えることでも管理することでもありません。

保護者が「してほしいこと」3つ

  • 「何点だった?」より「どのあたりが難しかった?」と聞く——点数への反応は後回しにして、まず「どこで詰まったか」を一緒に言語化する
  • 見直しの時間を一緒に「確保」する——「やっておいて」ではなく、テーブルの向こうで別の作業をしているだけでも継続しやすくなる
  • 計画を「見える化」する——立てた計画を手帳や壁のホワイトボードに書き出す。脳内だけの計画は実行率が落ちやすい

逆効果になりやすい「しなくていいこと」

  • 間違いを責める・「なんでできなかったの」という言い方——原因分析が怖いものになり、見直しを避けるようになる
  • 全問を一緒に解き直そうとする——作業量が増えすぎてお子さんのエネルギーが切れる
  • 計画通りにできているか毎日確認する——プレッシャーが大きくなりすぎて逆効果になることが多い

保護者の役割は、計画を立てる・守るプロセスを見守り、つまずいたときに声をかける程度にとどめるのがちょうどいい関係です。HS+の講師がいる場合は、勉強の細かいコーチングは講師に任せ、保護者は「安心して話せる場所」でいることがお子さんの学習継続につながります。

「見直しが続かない」「計画を立てても実行できない」——HS+が一緒に解決します

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HS+でテスト後の「見直し→計画」サイクルをサポートする講師3選

まなぶてらすのHS+に対応し、テスト後の振り返りと学習計画の立て方を一緒にサポートできる先生をご紹介します。


ひまわり先生

ひまわり 先生

HS+専任講師・看護師資格保持——英語・国語の教科指導と家庭学習サポートを一体で提供。個別指導塾4年の経験を持ち、英検対策から定期テスト対策・学習習慣の定着まで幅広く対応します。

口コミ:定期テストの点数が48点から77点にアップしました楽しいと思う英語を教えていただき、机に向かうようになりました

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たくと先生

たくと 先生

HS+対応・指導歴30年(家庭教師18年+個別指導塾10年)——思考力診断テストを使った個別学習法の設計が得意。小学生から高校生まで全学年対応し、中学受験・大学受験の合格実績も多数あります。

口コミ:「たくと先生に面接のご指導をいただき、国立大学に推薦で合格することができました直前にもかかわらず柔軟に対応いただき、面接で逆転することができました。本当に感謝しております。」

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るん先生

るん 先生

合格率95%・国語・社会専門——コーチング×勉強法指導でお子さんの「自分からやる力」を育てる。HS+特別プランを夏季限定で提供し、学習計画の組み立てから実行まで一貫してサポートします。

口コミ:「国語嫌いで音読がたどたどしかった息子が、文字への抵抗がなくなり公立中高一貫校受験に合格しましたヒントを伝えながら自分で考えさせてくれる指導が息子に合っていました」

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HS+について詳しくは専用ページでご確認いただけます

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※ まなぶてらすHS+(Home School+)の専用ページです。

よくある質問

Q. テストの見直しはいつやるのがベストですか?

答案が返ってきた当日か翌日が理想的です。時間が空くほど「なぜ間違えたか」の記憶が薄れ、見直しの精度が下がります。返却日に15〜20分でも時間を確保するようにしましょう。

Q. 子どもが見直しを嫌がります。どうすればよいですか?

「全問やり直す」ではなく、「原因が分からない問題だけ印をつける」のような低負荷なステップから始めるのが有効です。HS+の講師と一緒に進めることで、作業が「義務」ではなく「会話」として動き出すケースも多くあります。

Q. HS+は何年生から利用できますか?

小学生から高校生まで対応しています。テスト後の見直しサポートは中学生・高校生のご利用が多いですが、小学生の家庭学習習慣づくりや自由研究の計画立てにも活用いただいています。

Q. HS+は教科指導の代わりになりますか?

HS+は「学習の設計・習慣・振り返り」を専門とするサービスです。単元の解説や受験指導とは役割が異なります。教科指導と組み合わせて使うことで、指導の効果が最大化しやすくなります。

Q. まなぶてらすのHS+はどこで申し込めますか?

まなぶてらすのサイトから体験レッスンを予約してください。初回は無料体験として受けていただけます。担当講師との相性を確認してから、継続するかどうかをお決めいただけます。

この記事の著者

まなぶてらす編集部

まなぶてらす編集部

「まなぶてらす」は、勉強も習い事もひとつの場所で学べるオンライン家庭教師サービスです。

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この記事の監修者

坂本七郎

坂本七郎

まなぶてらす代表・家庭学習コンサルタント

5,000人以上の保護者への学習相談実績を持つ家庭学習の専門家。著書15冊(累計26万部以上)。NHK Eテレなど多数メディアに出演。2016年にオンライン家庭教師「まなぶてらす」を設立。

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