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関西で高校受験・中学受験を考えるご家庭にとって、「五ツ木模試」は一度は耳にする名前でしょう。

毎年多くの中学3年生や小学5・6年生が受験するこの模試。なのに、いざ活用しようとすると「日程がわからない」「偏差値をどう使えばいいか迷う」「何回受けるのがベストなのか」という声を保護者の方からよく聞きます。

まなぶてらすでは、関西の受験を見据えた指導相談をオンラインで日々受けています。この記事では、五ツ木模試(中3向け)と五ツ木・駸々堂模試(小5・小6向け)の2種類を整理しながら、受験料・日程・申込方法から成績表の読み方・模試後の活用法まで、ご家庭が迷わず動けるよう解説します。

坂本七郎
坂本七郎
五ツ木模試は「受けること」より「受けた後」の動き方が合否を左右します。成績表を手にしたときに何を見るべきか、この記事でしっかり押さえておきましょう。

五ツ木模試とは?関西最大規模の公開模試

五ツ木模試は、大阪に本社を置く「五ツ木書房」が主催する公開模試です。近畿2府4県(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)を中心に実施されており、関西の受験生の間では定番の模試として長年定着しています。

五ツ木模試には「中3向け(高校受験)」と「小5・小6向け(中学受験)」の2種類があります。名前が似ているため混同されることもありますが、それぞれ目的・出題形式・日程が異なります。最初にこの2つを整理しておきましょう。

模試名 対象 目的 受験料(通常)
五ツ木模試 中学3年生 高校受験対策 4,950円
五ツ木・駸々堂模試 小学5・6年生 中学受験対策 5,390円

【中3向け】五ツ木模試の特徴と位置づけ

中3生向けの五ツ木模試は、5教科(国語・数学・英語・理科・社会)で実施される公開模試です。関西圏の公立高校受験生が広く受験するため、母集団の規模が大きく、偏差値の信頼性が高い点が特徴です。

五ツ木模試の最大の強みは、志望校との「合格可能性」を偏差値帯ごとに6段階で判定できる点です。C判定までが合格圏内の目安とされており、出願戦略を立てるうえで参考にしやすい構成になっています。

第7回(特別回)と第8回(直前回)が特に重要な理由

年間全8回のうち、第7回は「特別回」と呼ばれ、志望私立高校の校舎内で受験できる特別な回です。2025年度は約85校で実施されており、本番と同じ会場の雰囲気を体感できる機会として希望する受験生が多くいます。

また、第8回は「直前回」(1月実施)で、入試直前の最終確認として位置づけられています。受験生にとって最後の模試データとなることが多く、志望校の最終判断に活用するご家庭もあります。

部活を引退した後から本格的に受験勉強を始めた中3生は、夏前の切り替えを意識した学習設計と組み合わせると、五ツ木模試の結果がより活きてきます。

2026年度 第7回・第8回の情報
第7回(特別回):12月13日(日) 申込:11/30〜12/8
第8回(直前回):1月24日(日) 申込:1/11〜1/19

【小5・小6向け】五ツ木・駸々堂模試の特徴

中学受験を目指す小学5・6年生向けに実施されているのが「五ツ木・駸々堂模試」です。近畿2府4県では最大規模の中学受験公開模試であり、受験者が多いため偏差値の信頼性が高い点が保護者から支持されています。

4教科(国語・算数・理科・社会)各100点満点で実施され、成績表には各教科ごとの偏差値と、4科・3科・2科の合計偏差値が記載されます。成績結果は約1週間で返却されるため、弱点把握と次の学習計画に素早く反映できます。

5年生のうちから受験しておくと、自分の学力の立ち位置が年度をまたいで把握しやすくなります。中学受験を5年生から始めた場合の現実的な進め方についても、合わせて参考にしてください。

難関校志望なら「Sコース」も視野に

小学6年生の最難関校・難関校受験予定者向けに、「Sコース」が設けられています。通常の4教科に加え、国語S・算数Sの特別テスト(各50分・各100点満点)を受けることで、難関校の合格判定をより正確に把握できる仕組みです。

区分 内容 受験料(通常申込)
通常 4教科(国語・算数・理科・社会) 5,390円
Sコース 4教科+国語S・算数S 8,140円

2026年度の日程・受験料・申込方法

以下に、2026年度の実施日程をまとめました。いずれも事前申込のみで、当日申込は受け付けていません申込締切を過ぎると「期日後申込」(割増料金)になるため、計画的に申し込みましょう。

中3向け 五ツ木模試(全8回)

実施日 通常申込期間 成績配信予定日
第1回 5月17日(日) 5/1〜5/12 5月26日
第2回 6月14日(日) 6/1〜6/9 6月23日
第3回 7月12日(日) 6/29〜7/7 7月22日
第4回 9月13日(日) 8/31〜9/8 9月29日
第5回 10月11日(日) 9/28〜10/6 10月22日
第6回 11月8日(日) 10/26〜11/3 11月20日
第7回(特別回) 12月13日(日) 11/30〜12/8 12月22日
第8回(直前回) 1月24日(日) 1/11〜1/19 2月2日

小5・小6向け 五ツ木・駸々堂模試(全6回)

実施日 備考
第1回 3月8日(日)
第2回 5月24日(日)
第3回 7月5日(日)
第4回 8月30日(日)
第5回 9月27日(日)
特別回 10月25日(日) 志望校での受験
第6回 11月22日(日)

申込方法のポイント

申込の流れ(中3向け五ツ木模試)

① マイページ登録:五ツ木書房の公式サイトで事前にアカウントを作成します。

② 模試を選んで申込:希望の回と会場を選択します。人気会場は先着順のため、早めの申込がおすすめです。

③ 受験料を支払い:クレジットカード・コンビニ決済・PayPay・電子マネーに対応しています。

④ 受験票をダウンロード:実施日4日前にマイページで受験票が配信されます。印刷して当日持参してください。

キャンセル・返金は不可です。申込後に欠席した場合は「自宅受験システム」を利用できる場合があります。期日後申込(締切後の申込)は5,900円になるため、通常申込期間中の手続きをおすすめします。

成績表の偏差値、どう読む?正しい使い方

五ツ木模試の成績表を受け取ったとき、多くのご家庭が「偏差値を見て一喜一憂してしまう」とおっしゃいます。でも、成績表の正しい使い方は「今の立ち位置を確認し、次の行動を決めること」です。

志望校判定の見方

五ツ木模試の志望校判定は6段階(A〜F)で表示されます。一般的にC判定までが合格圏内の目安とされていますが、判定はあくまで「現時点での合格可能性」です。1回の結果だけで志望校を変えるのではなく、複数回の結果の推移で判断することが大切です。

成績表で特に確認したい3つのポイント
① 合計偏差値の推移(前回比で伸びているか)
② 各教科の偏差値バランス(得意・不得意の見極め)
③ 志望校との乖離幅(何ポイント足りないか)

五ツ木模試は何回受けるのがベストか

目安として、中3生は4〜6回を受験するご家庭が多いようです。特に第4回(9月)以降は出題範囲が広がり、入試本番に近い難易度になります。夏前の第1〜3回は基礎力の確認、秋以降の第4〜6回で実戦力の把握、第7・8回で最終調整というサイクルが一般的です。

小5・小6生の五ツ木・駸々堂模試は、年間6回すべてを受けることで偏差値の変動を追いやすくなります。ただし、受験料負担も考慮しながら学習サイクルに無理なく組み込むことを優先してください。

模試を受けた後の正しい復習法

模試の最大のメリットは「何が分からないかを可視化できること」です。受けっぱなしにせず、成績表が返ってきてからの1〜2週間の動きが実力アップを左右します。

模試後の復習サイクル(3ステップ)

ステップ1:間違えた問題を再解答する
解説を見ないで、まず自力で再挑戦します。解けた問題は「うっかりミス」、解けなかった問題が「本当の弱点」です。

ステップ2:正解できなかった問題を単元ごとに整理する
「数学の二次方程式が弱い」「英語の長文読解の時間が足りない」のように、単元レベルで原因を特定します。

ステップ3:次の模試までの学習計画に組み込む
弱点単元の教材を選び、次回の模試まで集中的に取り組みます。2〜3つの単元に絞って完成度を上げる方が、全部をなんとなくやり直すより効果的です。

塾なしで中学受験に臨む場合は、過去問の開始時期と並行した学習設計も参考になります。模試の結果と過去問の演習を組み合わせることで、弱点補強の優先順位が立てやすくなります。

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まなぶてらすは、全国のオンライン家庭教師が在籍する学習サービスです。五ツ木模試の弱点補強や、高校受験・中学受験に向けた対策を一人ひとりに合わせてサポートできる先生が多数在籍しています。以下に、特にご好評いただいている先生を3名ご紹介します。

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「中学3年の息子がお世話になっています。ウエダ先生は、教科書だけではわかりにくい用語も過去の出来事や現在のニュースなどと関連づけてわかりやすく要点を押さえて解説してくださるので、自然に頭に入るようで定期テストでも良い点がとれました。社会を楽しみながら勉強したい人におすすめの先生です!」

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「長年まなぶてらすを利用していますが、これほどまでに満足度の高い先生に出会ったことはない。娘の性格もしっかり把握していただき、励ましていただき、中学生になってもずっとお願いしたいくらい頼りにしております。」

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よくある質問

Q. 五ツ木模試は塾に通っていないと受けられませんか?
いいえ、個人でも受験できます。公式サイトでマイページ登録を行い、個人申込で申し込むことが可能です。塾経由の「団体申込」もありますが、塾に通っていない方も個人で参加できます。
Q. 小学4年生でも五ツ木・駸々堂模試を受けられますか?
五ツ木・駸々堂模試の対象は小学5・6年生です。小4生には受験対象外となっています。5年生になってから受験をご検討ください。
Q. 模試当日に体調を崩してしまった場合はどうなりますか?
中3向け五ツ木模試ではキャンセル・返金は不可となっています。欠席した場合は、自宅受験システムの利用が案内されることがあります。詳細は五ツ木書房の公式サイトにてご確認ください。
Q. 五ツ木模試の偏差値と学校の通知表の成績は関係しますか?
直接の関係はありません。五ツ木模試の偏差値はその模試の受験者全体の中での相対的な位置を示すものです。学校の通知表は日常の授業・定期テストを総合した評価です。両方を参考にしながら、受験戦略を立てることをおすすめします。
Q. オンライン家庭教師で五ツ木模試対策はできますか?
はい、対応できます。まなぶてらすでは五ツ木模試の成績表をもとに弱点単元を分析し、次回の模試に向けた対策プランを先生と一緒に立てることが可能です。初回体験レッスンでお子さんの状況をお聞かせください。

参考

この記事の著者

まなぶてらす編集部

まなぶてらす編集部

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この記事の監修者

坂本七郎

坂本七郎

まなぶてらす代表・家庭学習コンサルタント

5,000人以上の保護者への学習相談実績を持つ家庭学習の専門家。著書15冊(累計26万部以上)。NHK Eテレなど多数メディアに出演。2016年にオンライン家庭教師「まなぶてらす」を設立。

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