運動会・行事練習で疲れて勉強が手につかない?そんな時の家庭学習法
※本記事には「まなぶてらす」のサービス紹介が含まれます
運動会や音楽会の練習が本格化する時期になると、帰宅後にぐったりして、宿題どころではなくなるお子さんの姿に困っている保護者の方は少なくありません。
普段は座って宿題に取り組めていた子が、この時期だけは机に向かう気力すら残っていない——それはやる気の問題ではなく、単純に体力を使い切っているだけのことがほとんどです。この記事では、小学生のお子さんを対象に、行事練習で疲れている時期の家庭学習との付き合い方を解説します。
運動会・行事練習の時期、なぜ家庭学習のペースが崩れやすいのか
運動会や音楽会の練習期間は、体力の消耗に加えて下校時間そのものが遅くなる学校も多く、家庭学習に充てられる時間が物理的に減ります。そこに疲労が重なるため、「時間はあるはずなのに手がつかない」状態になりやすいのがこの時期の特徴です。
いつもと同じ量の宿題や家庭学習を求めてしまうと、子どもも保護者も消耗し、行事そのものへの意欲まで下がってしまうことがあります。まずは「この時期だけは通常運転にならない」という前提を持つことが、乗り切るための第一歩です。
疲れている日の家庭学習、どこまで減らしていい?
行事練習が続く期間は、家庭学習の量を「増やさない」のではなく、あらかじめ「減らしておく」ほうがうまくいきます。普段の8割、5割と決めてしまうのではなく、その日の疲れ具合に応じて調整できる「最低ライン」を決めておくのがポイントです。
行事期間中の「最低ライン」の決め方
- 宿題のうち「必須」のものだけに絞る:漢字や計算ドリルなど、提出が必要なものだけを優先する
- 時間ではなく分量で区切る:「30分やる」ではなく「見開き1ページだけ」のように、疲れていても終わりが見える単位にする
- できなかった日があってもいい、と決めておく:1日できなくても翌日に持ち越さず、その日はリセットする
大切なのは、この最低ラインを行事期間が始まる前に、子どもと一緒に決めておくことです。疲れて帰ってきたその場で交渉すると、お互いに消耗してしまいます。
声かけの工夫——「今日はどれだけできた?」より「今日はどれだけ休めた?」
行事期間は、家庭学習の進み具合よりも先に、休息が取れているかを確認する声かけに切り替えるのがおすすめです。「今日は宿題やったの?」から始めると、疲れている子どもにとっては追い詰められる質問になりがちです。
まずは「今日の練習どうだった?」「疲れてない?」と体調をたずね、そのうえで「今日はどこまでできそう?」と本人に量を決めさせると、無理のない範囲で自分から取り組みやすくなります。できなかったことを責めるより、少しでもできたことを認める関わり方が、行事が終わったあとの立て直しにもつながります。
中学生の部活と行事が重なる時期はこちら
この記事は小学生のご家庭を対象にしていますが、中学生の部活動と行事が重なる時期は、体力面だけでなく新チーム発足期特有の事情も加わり、事情が異なります。詳しくは2学期は部活も本格化!新チーム始動と最初の中間テストが重なる時期の乗り切り方で解説していますので、中学生のご家庭はこちらもあわせてご覧ください。
行事が終わった後、2学期のペースにどう戻す?
行事が一段落したあとは、行事前の量にいきなり戻そうとせず、数日かけて段階的にペースを上げるのがコツです。「最低ライン」で過ごした期間の反動で、一気に取り戻そうとすると、かえって息切れしてしまいます。
2学期全体の立て直し方については、2学期スタートの立て直し|夏休み明けに勉強しない子への声かけと最初の2週間の過ごし方で詳しく解説していますので、行事後のペース戻しに悩んだときはあわせてご覧ください。
家庭学習のペース調整に強いまなぶてらすの先生を紹介します
ここでは、お子さんの様子に合わせて無理のないペースで伴走してくれる3名の先生を紹介します。疲れている時期でも取り組みやすい関わり方を得意としています。

まさよし 先生
指導歴16年・700人以上を担当してきたベテラン。「基礎に不安がある生徒さんには、苦手意識を少しずつ取り除いていくような声かけ」を大切にしており、一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドのペース配分を得意としています。

みゆき 先生
個別指導塾で12年・オンラインで2年の指導歴を持つ算数・理科専門講師。「なぜそうなるか」を大切にした指導で、苦手意識のある子にも寄り添います。
忙しい時期こそ、ひとりで抱え込まなくて大丈夫です
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※オンラインで完結します。使用ツールは Google Meet です。
よくある質問
Q. 行事期間中は宿題を休ませてもいいですか?
提出が必要な宿題は最低限続けつつ、量を減らす形がおすすめです。まったく休ませるより、「必須のものだけ」に絞って続けるほうが、行事後に再開しやすくなります。
Q. どのくらい家庭学習を減らせばいいですか?
目安は決まっていませんが、普段の学習の中から「提出が必要なもの」だけに絞り込む方法が分かりやすいです。減らす量よりも、事前に子どもと相談して決めておくことが大切です。
Q. 疲れて何もやりたがらない日はどうすればいいですか?
その日は無理をさせず、翌日に持ち越さないと決めておくとよいでしょう。「今日はできなかった」を積み重ねて自信を失わせるより、休める日があってもいいという前提を持つことが大切です。
Q. 行事が終わったらすぐに元のペースに戻していいですか?
いきなり戻すより、数日かけて段階的に量を増やすほうが無理がありません。反動で一気に取り戻そうとすると、かえって息切れしてしまうことがあります。
まとめ
運動会や行事練習で疲れている時期は、やる気の問題ではなく体力の問題として捉えることが乗り切るための第一歩です。行事期間だけの「最低ライン」をあらかじめ決めておき、声かけも「今日はどれだけ休めた?」に切り替えてみてください。それでも家庭だけでは難しいと感じたときは、まなぶてらすの先生に相談してみるのも一つの選択肢です。
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この記事の著者
まなぶてらす編集部
「まなぶてらす」は、勉強も習い事もひとつの場所で学べるオンライン家庭教師サービスです。一人ひとりの「好き」や「得意」を伸ばし、お子さまの強みを育てることを大切にしています。学びに関する最新情報や、家庭学習に役立つ知識をお届けします。
この記事の監修者
坂本七郎
まなぶてらす代表・家庭学習コンサルタント
5,000人以上の保護者への学習相談実績を持つ家庭学習の専門家。著書15冊(累計26万部以上)。NHK Eテレなど多数メディアに出演。2016年にオンライン家庭教師「まなぶてらす」を設立し、多様な学習ニーズに対応するサービスを運営。

