秋の夜長の読書習慣——本を読まない子への働きかけ
※本記事には「まなぶてらす」のサービス紹介が含まれます
「うちの子、全然本を読まない」——読書の秋と言われる季節になると、そんな悩みを打ち明ける保護者の方が増えます。本を読まないことに焦りを感じつつも、どう働きかければいいか分からない、という声は少なくありません。
この記事では、日が短くなり夜の時間が増える秋の季節に合わせて、本を読まない子への具体的な働きかけを解説します。
なぜ「本を読まない子」が増えるのか?——秋の夜長が効く理由
本を読まない理由の多くは、「本が嫌い」ではなく「本を読む時間・きっかけが生活の中にないこと」です。夏休みが終わり、学校の宿題や習い事で1日のスケジュールが埋まると、読書は真っ先に後回しにされやすい活動になります。
秋は日没が早まり、夕食後から就寝までの時間が「夜の過ごし方」として意識されやすくなる季節です。テレビやゲームの代わりに10分だけ本を開く、という小さな習慣を差し込みやすいタイミングといえます。
読み聞かせは何歳まで続けていい?——卒業のサインより「続けていい」理由
読み聞かせに「何歳まで」という明確な卒業年齢はありません。自分で読める学年になっても、読み聞かせを続けること自体に問題はなく、むしろ「本は楽しいもの」という感覚を保つうえで有効な場合があります。
大切なのは、「自分で読ませなければ」という焦りから、読み聞かせを早く卒業させようとしないことです。本人が自分で読みたがるようになったタイミングで、少しずつ手を離していけば十分です。
本を読まない子への3つの働きかけ
本を読まない子に対しては、「読みなさい」と伝える回数を増やすより、読みやすい環境を整えるほうが効果的です。次の3つを、今日からできる工夫として紹介します。
①「読ませる」のではなく「一緒に選ぶ」
本屋や図書館で、親が選んだ本を渡すのではなく、本人に選ばせることが最初の一歩です。内容や難易度にこだわりすぎず、表紙や タイトルに興味を持った本を選ばせるだけで、手に取る確率が上がります。
②長い本より「薄い本を1冊読み切る」経験
本を読まない子にとって、分厚い本を最後まで読み切るのは大きなハードルです。まずは薄い本を1冊読み切る経験を積み、「最後まで読めた」という達成感を作ることを優先してください。読み切った経験があると、次の本にも手が伸びやすくなります。
③読書の時間を「特別」にしない——生活の中に組み込む
「今日は読書の時間を作ろう」と特別に構えるより、お風呂上がりや寝る前など、決まったタイミングに10分だけ本を開くほうが習慣になりやすいです。毎日同じタイミングに組み込むことで、読書が「特別なこと」ではなく「いつものこと」に変わっていきます。
読書感想文とは違う、「読む習慣」そのものを育てる視点
この記事で扱っているのは「本を読む習慣そのもの」を育てる働きかけで、読書感想文の書き方とは別のテーマです。読書感想文の課題に直面していて、書き方や親の関わり方に悩んでいる場合は、読書感想文、親はどこまで手伝っていい?「書けない子」が自分の言葉で書けるようになる関わり方で詳しく解説しています。
読書習慣づくりに強いまなぶてらすの先生を紹介します
ここでは、本を読むことそのものへの働きかけを得意とする3名の先生を紹介します。

まきえ 先生
音読・朗読・暗唱専門の国語講師。進学塾勤務約17年の経験を持ち、本を読むこと自体に苦手意識のある子への指導実績が豊富です。

さとっち 先生
対話式レッスンで語彙力・音読を伸ばす先生。フリートークの時間に「普段どんな本を読んでいるか」を扱うなど、読書を自然に話題にする関わり方が特徴です。
読書習慣づくり、ひとりで抱え込まなくて大丈夫です
「まなぶてらす」の無料体験レッスンなら、お子さんに合った本の選び方・読み方を先生と一緒に探せます。
※オンラインで完結します。使用ツールは Google Meet です。
よくある質問
Q. 本を読まないのは読解力に問題があるからですか?
必ずしもそうとは限りません。読解力の問題というより、本を読む時間やきっかけが生活の中にないことが原因であるケースが多く見られます。
Q. マンガや図鑑しか読まない場合はどうすればいいですか?
マンガや図鑑も立派な読書のきっかけです。まずは本人が興味を持てるものを最後まで読み切る経験を優先し、そこから少しずつ選択肢を広げていくとよいでしょう。
Q. 読み聞かせはいつまで続けるべきですか?
明確な卒業年齢はありません。本人が自分で読みたがるようになるまで、無理に卒業させる必要はありません。
Q. 読書の時間はどのくらい確保すればいいですか?
目安は決まっていませんが、まずは1日10分程度、決まったタイミングに続けることから始めるとよいでしょう。量よりも「毎日続く」ことを優先してください。
まとめ
本を読まない子への働きかけは、「読ませる」より「読みやすくする」ことが基本です。本人に選ばせる、薄い本を読み切る経験を作る、決まったタイミングに組み込む——この3つを、秋の夜長から少しずつ試してみてください。それでも家庭だけでは難しいと感じたときは、まなぶてらすの先生に相談してみるのも一つの選択肢です。
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この記事の著者
まなぶてらす編集部
「まなぶてらす」は、勉強も習い事もひとつの場所で学べるオンライン家庭教師サービスです。一人ひとりの「好き」や「得意」を伸ばし、お子さまの強みを育てることを大切にしています。学びに関する最新情報や、家庭学習に役立つ知識をお届けします。
この記事の監修者
坂本七郎
まなぶてらす代表・家庭学習コンサルタント
5,000人以上の保護者への学習相談実績を持つ家庭学習の専門家。著書15冊(累計26万部以上)。NHK Eテレなど多数メディアに出演。2016年にオンライン家庭教師「まなぶてらす」を設立し、多様な学習ニーズに対応するサービスを運営。


