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5歳の子どもを英会話教室の体験レッスンに連れて行くと、隣の教室では小学生が英検のテキストを開いていた——そんな場面に出くわして、「うちも英語、そろそろ始めた方がいいのかな」と迷う保護者は少なくありません。英会話を何歳から始めるかよりも、「英会話が先、英検はあと」という順番を意識するほうが、遠回りを防ぎやすくなります。年齢だけを基準に判断してしまうと、せっかく身につけた英語への抵抗感の少なさを、資格対策で崩してしまう場合があるためです。この記事では、英会話を始める年齢の目安、英会話と英検のどちらを先に取り組むべきか、英会話から英検学習へ移行するときの工夫、そして講師選びのポイントを順番に見ていきます。

横井智洋
横井智洋
英検指導の現場で耳にするのは、英会話の土台がある子ほど、あとから始めた英検の勉強にもすんなり入っていけるということです。英語の音に抵抗がないまま文法や単語を学べると、暗記も苦になりにくくなります。今回は、英会話を始める年齢の目安と、英検との順番の考え方についてお話しします。

英会話はいつから始めるべき?英検との順番で遠回りしないために

英会話を始める年齢そのものよりも、「英会話を先に、英検はそのあとで」という順番を意識するほうが、遠回りを防ぎやすくなります。早く始めることばかりに気を取られると、かえって回り道になる場合があります。ここからは、英会話を始める年齢の目安、英会話と英検のどちらを先にすべきか、英会話から英検学習へ移行するときの工夫、そして講師選びのポイントの順に見ていきます。

英会話は何歳から始めるのが効果的?

耳の感度が高いとされる4〜6歳頃が一つの目安ですが、何歳から始めても遅すぎるということはありません。大切なのは開始年齢そのものより、お子さんの興味や生活リズムに合わせて無理なく続けられる形を選ぶことだと言われています。

年齢帯 目安となる時期の特徴
0〜3歳 耳を英語の音に慣らす時期。歌や絵本の読み聞かせなど「聞く」ことを中心にした関わりが向いている場合があります。
4〜6歳 言語習得の臨界期の一つとされる時期。発音やリスニングの土台が育ちやすい傾向があります。
7歳以降 集中力が育ってくるため、会話や読み書きの基礎を含めた本格的な学習に取り組みやすい時期だと言われています。

ここまでの目安だけを見ると「早く始めるほど有利」という印象を持たれるかもしれませんが、開始年齢の早さだけが上達を決めるわけではありません。7歳、10歳、あるいはそれ以降から始めても、目的意識がはっきりしている分、吸収が早い場合があります。今のお子さんの年齢が上の目安から外れていても、焦る必要はないと言われています。

英会話と英検、どちらを先に始めるべき?

結論から言うと、英会話を先に始めて、英検はそのあとに取り組む方が遠回りになりにくい傾向があります。理由はシンプルで、英会話と英検はそもそも目的が違うからです。

英会話は「話す力」「聞く力」を鍛える場であり、英検は文法・単語・読解を体系的に積み上げて資格として証明する仕組みです。目的が異なる二つの学習を、順番を意識せずに同時に始めると、どちらも中途半端になりやすい場合があります。

先に英会話で英語の音に慣れておくと、後の学習が変わってきます。「英語の音に抵抗がない」「話すこと自体を楽しめる」という土台ができていれば、あとから英検の勉強で文法や単語を体系的に学び始めたときにも、抵抗感なく定着しやすい傾向があります。長年の指導を通して見えてくるのは、耳と口が先にできている子ほど、暗記中心の学習にもすんなり入っていけるという点です。

逆の順番だとどうなるでしょうか。英検の勉強から先に入ると、必然的に文法や単語の暗記が中心になります。合格という目に見える目標があるぶん取り組みやすい面もありますが、話すこと・聞くことへの抵抗感が残ったまま学年が上がっていくケースも見られます。

ただし、この順番が絶対というわけではありません。すでに英検の勉強を始めている家庭が、無理に順番を入れ替える必要はないでしょう。大切なのは、今取り組んでいる学習が「話す・聞く」と「読む・書く・体系立てる」のどちらに偏っているかを把握し、足りない側を補っていく視点です。

英会話から英検へスムーズに移行するための工夫

移行を急がず、英会話の楽しさを保ったまま、単語や文法といった英検の要素を少しずつ混ぜていくのが遠回りしないコツです。あるタイミングで学習方法をがらりと切り替えると、それまで築いた「英語が楽しい」という感覚が失われかねません。英会話中心の学習と英検対策中心の学習は、そもそも主眼としているものが違うため、まずはその違いを整理してみましょう。

英会話中心と英検対策中心の違い

主眼 使う教材 向いている年齢・段階
「聞く・話す」楽しさとコミュニケーション力 歌・絵本・フリートーク中心のオンラインレッスン 未就学〜小学校低学年(英語に触れ始めたばかりの時期)
「読む・書く」を含めた4技能と資格取得 英検対策テキスト・過去問・単語帳 小学校中学年以降(英検5級前後を意識し始める時期)

この表からもわかるように、英会話中心の学習は「話す耳」を育てる段階、英検対策中心の学習は「読み書き」も含めた総合力を測る段階と言えます。両者は対立するものではなく、育てる力の順番が違うだけです。「まなぶてらす」のポイント制であれば、英会話中心のレッスンから英検対策中心のレッスンへ、月ごとの配分を変えながら移行することもできます。

移行のタイミングの目安は、小学校中学年頃です。ちょうどこの時期は学校の英語の授業が本格化し、英検5級の内容と重なり始めます。授業で習った単語や表現が英会話レッスンの中にも出てくるようになったら、単語カードや簡単な文法練習を少しずつ取り入れるサインだと考えてよいでしょう。焦って早い段階から詰め込むと、英会話で育てた「話したい気持ち」がしぼんでしまうこともあるため、様子を見ながら調整することが大切です。

さらに学習が進み、英検の学習が本格化するタイミングになったら、英検3級リスニング対策も参考にしてください。「まなぶてらす」では英検対策専用のサービスページもご用意しており、級別の対策方針や講師の探し方をまとめて確認できます。

英会話から英検への移行、一人で悩まなくて大丈夫です

お子さんの今のレベルや性格に合わせて、英会話と英検対策のバランスを一緒に考えてくれる先生が見つかります。

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子供の英会話が続くオンライン講師は、どう選ぶ?

結論から言うと、子供の英会話が続く講師は「話す楽しさ」を優先し、間違いをその場で厳しく訂正しすぎない先生である傾向があります。文法の正確さよりも先に、まず口を動かす経験を積ませてくれる先生の方が、レッスンへの抵抗感が薄れる場合が多いようです。

向いている先生には、いくつか共通点があります。まず、発音や文法のミスをいちいち止めて直さず、会話のリズムを保ったままさりげなく言い直して聞かせるタイプです。話す途中で毎回訂正が入ると、「間違えたら指摘される」という緊張が先に立ち、発言そのものを避けるようになる場合があります。次に、子供が好きなテーマ――アニメやゲーム、好きなキャラクターなど――を会話に取り入れてくれる先生も、続けやすい傾向があります。教科書通りの話題よりも、自分の興味に寄せてもらえるレッスンの方が「また話したい」という気持ちにつながりやすいようです。さらに、年齢に応じてフォニックスなど指導法を使い分けられる先生も安心材料になります。未就学児には歌や絵カードを中心にした導入を、小学校高学年以降は語彙や表現のやり取りを増やすなど、発達段階に合わせて教え方を調整できるかどうかは、プロフィールや体験レッスンで確認しておきたいポイントです。

反対に、文法の正しさばかりを優先し、子供が言い終える前に訂正を挟んで会話のテンポを止めてしまう先生は、続きにくい場合があります。正確さを重視する指導そのものは悪いことではありませんが、低年齢のうちは話すこと自体への抵抗感を減らす方が優先度が高いと考えられます。

オンラインならではの利点として、居住地に関係なく全国、あるいは海外在住の講師まで幅広く選べる点が挙げられます。ネイティブに近い発音を持つ講師を含め選択肢が広がる分、子供の性格や興味に合う先生を見つけやすくなる場合があります。

子供の英会話、実際に教えている先生はどんな人?

「話す楽しさ」を優先し、間違いを訂正しすぎない先生を3名紹介します。まずは無料体験でお子さんとの相性を確かめてみてください。


たけ先生

たけ先生

TESOL有資格・ジョリーフォニックス指導歴15年の講師。未就学児から大人まで幅広く対応し、イギリスの公立校でも使われるフォニックス指導で発音の土台づくりに強みがあります。

口コミ:「海外在住の小学生の息子2人に英語のレッスンをお願いしています。英語に苦手意識が強かった長男がレッスンを楽しみにするようになりました。

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はまだみのる先生

はまだみのる先生

園児から大人まで、レベル・目的・期間に応じて指導する講師。英会話から英検対策まで幅広く対応し、無料体験で相性を確かめられる柔軟さが特徴です。

口コミ:「はまだ先生のレッスン前はネガティブだったライティング練習に対して『楽しい!』と言うようになりました。

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むろむろ先生

むろむろ先生

北海道大学工学部在学中、「本当に使える」英語力を掲げる講師。日本の英語教育を受けて育った自身の経験から、知識だけでなく実際に使える会話力を楽しく身につける指導を得意としています。理数系科目にも対応可能です。

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よくある質問

Q1. 英会話は何歳からでも遅くないですか?

結論から言うと、何歳から始めても遅すぎることはありません。早く始めれば耳の柔らかさを活かしやすく、遅く始めても英検学習で身につけた語彙や文法が会話の土台になります。大事なのは開始年齢よりも、英会話から入って英検へつなげる順番です。年齢を基準に迷っているなら、まずは今のタイミングで一歩踏み出すかどうかで考えると判断しやすくなります。

Q2. オンラインで発音は身につきますか?

十分に身につきます。画面越しであっても、講師がリアルタイムで発音を聞き取り、その場で口の動きや音の出し方を修正してくれるためです。一方的に聞き流す教材と違い、双方向でのやり取りがある分、間違った発音のクセが残りにくいという声もあります。気になる場合は、体験レッスンで実際の指導スタイルを確認しておくと安心です。

Q3. 英検と両立させる場合、ペースはどう考えればいいですか?

英会話と英検対策は、同じ時間割に無理に詰め込む必要はありません。まずは英会話で「話せる・楽しい」という土台を作り、その後に語彙や文法の型を英検対策で補っていくのが自然な流れです。普段は週1回の英会話を続け、受験時期が近づいたら英検対策のレッスンを増やすなど、状況に応じて配分を変えると負担が少なくなります。

Q4. きょうだいで始める場合はどうすればいいですか?

きょうだいであっても、同じ講師・同じ進度に揃える必要はありません。年齢や性格に合った講師を個別に選ぶ方がうまくいくケースが多く、上の子が英検対策に進んでいても、下の子はまず英会話を楽しむ段階から始めて問題ありません。無料体験でそれぞれの相性を確かめてから決めると、後々のミスマッチを防ぎやすくなります。

Q5. オンラインレッスンに必要な機材は何ですか?

必要なのは、インターネットに接続できるパソコンかタブレット、カメラとマイク、そして安定した通信環境です。レッスンはGoogle Meetを使うため、特別なアプリのインストールは不要で、ブラウザがあればすぐに始められます。ヘッドセットがあると発音の聞き取りがしやすくなりますが、必須ではありません。

まとめ

英会話をいつ始めるかで迷ったときに押さえておきたいのは、開始年齢そのものより英会話で「話せる土台」を作ってから英検の学習に進む順番です。今のお子さんの年齢や英語レベルに関わらず、この順番さえ外さなければ遠回りにはなりません。

とはいえ、文章で読んだだけではお子さんに合うかどうかは判断しにくいものです。まずは無料体験レッスンで、講師との会話を楽しめるかどうかを確かめてみてください。楽しめる手応えがあれば、そのまま継続しながら英検に取り組むタイミングを見極めていけます。

英検のタイミングを詳しく知りたい場合は、英検は何級から受けるべき?もあわせて参考になります。

この記事の著者

まなぶてらす編集部

まなぶてらす編集部

「まなぶてらす」は、勉強も習い事もひとつの場所で学べるオンライン家庭教師サービスです。

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この記事の監修者

YOKOI先生(横井智洋)

YOKOI先生(横井智洋)

英検1級・TOEIC L/R990点・中高英語教諭

実用英語技能検定1級、TOEIC L/R990点を取得。公立中学校教諭5年間、私立中高で約10年間の教職経験を持つ英語指導のプロフェッショナル。英検3級〜準1級の1次・2次試験対策で多くの合格者を輩出。特に英作文指導に定評があります。

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