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2学期に入って授業のペースが上がると、黒板を写すだけで精一杯になり、家で見返しても内容が頭に入ってこないノートが増えていませんか。

この記事では、中学生のお子さんを対象に、2学期のタイミングで見直したいノートの取り方を解説します。

坂本七郎
坂本七郎
1学期はなんとかなっていたノートの取り方が、2学期になると急についていけなくなる——それは能力の問題ではなく、授業の情報量が増えたのにノートの取り方が変わっていないだけのことがほとんどです。

 

Contents

なぜ2学期に、ノートの取り方の見直しが必要になるのか

2学期は各教科の内容が難しくなり、板書の量も1学期より格段に増えます。1学期は「写せば何とかなった」ノートでも、情報量が増える2学期には、写すだけで精一杯になり、後から見返しても「何が大事なのか分からない」状態に陥りやすくなります。

さらに2学期は定期テストの範囲も広がるため、テスト前にノートを見返しても復習に使えないと、勉強時間そのものが増えているのに成果につながらない、という悪循環が起きやすい時期でもあります。

中学生のノートでよくあるつまずき3パターン

中学生のノートを見ていると、つまずき方にはある程度共通したパターンがあります。お子さんのノートが当てはまっていないか、一度確認してみてください。

ノートでよくあるつまずき3パターン

  • 板書を写すことが目的になっている:黒板の内容をそのまま書き写すことに集中し、授業中に理解する時間が取れていない
  • 色ペンや装飾に時間をかけすぎる:見た目を整えることに気を取られ、肝心の内容を考える時間が減ってしまう
  • 書いたきり、一度も見返していない:ノートを取ること自体がゴールになり、テスト前の復習に活用できていない

この3つに共通しているのは、「ノートを取ること」と「ノートを使うこと」が切り離されてしまっている点です。取り方を見直すときは、後で見返す場面を思い浮かべながら書くことが出発点になります。

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ノートは1ページをどう区切ると見返しやすい?

ノートは、1ページを4つの欄に分けておくと、見返したときに探しやすくなります。欄は「日付・単元名」「板書」「自分の言葉・疑問」「今日の1行まとめ」の4つです。欄を決めずに書き始めると、どこに何を書いたのか、本人にも分からなくなるためです。

ノート1ページを日付・単元名、板書、自分の言葉・疑問、今日の1行まとめの4つの欄に分けた基本レイアウトの図
ノート1ページの基本レイアウト(イメージ図)

上の欄は、日付と単元名です。ページの一番上に、日付と単元名(たとえば「連立方程式」)を書きます。あとで「あの授業のノート」を探すとき、これが目印になります。

左の広い欄は、板書です。黒板に書かれたことを写す欄で、ページの左側のおよそ7割を使います。

右の細い欄は、自分の言葉・疑問です。先生が口で話した補足、分からなかったこと、自分なりの言い換えを書きます。授業中は「?」とだけ書いておき、あとで調べて答えを書き足す使い方もできます。

下の欄は、今日の1行まとめです。授業の終わりに、「今日は何が分かったか」を1行で書きます。1行で書けなければ、まだ理解があいまいな場所だと気づけます。

この4つの欄は、「コーネル式ノート」の考え方をヒントにしています。コーネル式ノートは、コーネル大学で教育学を教えていたウォルター・ポーク(Walter Pauk)が1950年代に考案し、1962年の著書『How to Study in College』で広まったノート術です。ページを「右の広いノート欄」「左の細いキーワード・質問欄」「下の要約欄」の3つに分ける点が特徴で、いまもコーネル大学の学習支援センターが公式に紹介しています。ここでは日本の中学校の板書ノートに合わせて、板書を左に広く取る形に組み替えて簡略化しています。

専用のノートを買わなくても、手持ちの罫線ノートでこの形は作れます。ページの右側3割ほどのところに縦線を1本引くか、右端に指2本ぶんの余白を空けておくだけで形になります。

今日からできるノートの取り方の工夫

4つの欄をすべて使うのが難しければ、今のノートに次の3つを足すだけでも、見返しやすさは変わります。

①「板書」と「自分の言葉」を分けて書く——黒板の内容と、授業中に先生が口頭で説明した補足やポイントを、色や記号で分けておきます。テスト前に見返すとき、口頭説明の部分こそ理解のヒントになっていることが多いためです。書き分けは、板書は青か黒のペン、自分の言葉はオレンジか鉛筆、と決めておくだけで足ります。先生が「ここは大事」と強調した言葉には、右の欄に「★」を付けておきます。

②余白を意識して、あとから書き足すスペースを残す——ぎっしり詰めて書くと、後から気づいたことを書き加えられません。行間や右端に余白を残しておくと、復習のときに気づいたことをその場で追記できます。具体的には、ページの右側を約3割、下に2〜3行ぶんを空けておきます。あとで調べて分かったことや、テストで間違えた点を同じページに書き足せると、1ページの中で復習が完結します。

③その日のうちに1分だけ見返す——完璧に整理し直す必要はなく、その日のノートを1分眺めるだけで構いません。何が書いてあるか分からない箇所に気づければ、次の授業でそこを意識して聞けるようになります。見返すときに書き足しを増やす必要はなく、分からない箇所に「?」の印だけを付けます。

理科「光合成」の授業を例に、見返しにくいノートと見返しやすいノートを比べてみましょう。

情報が詰め込まれ余白がなく見返しにくいノートの例
❌ 見返しにくいノート
板書と補足を分け余白を残した見返しやすいノートの例
✅ 見返しやすいノート

左は板書と先生の口頭説明が一続きになっており、後から読んでもどこが重要か分かりません。右は「板書(青)」「自分の言葉での補足(オレンジ)」「あとで書き足す余白」を分けているため、テスト前に見返してもすぐ使えます。

書く量を減らす「記号」を3〜4種類だけ決めておく

板書を写すだけで手一杯になる原因の1つは、すべてを文章で書こうとすることです。よく使う言葉を記号に置き換えると書く時間が減り、そのぶん先生の話を聞く余裕が生まれます。

書く量を減らす記号の例

記号 意味 使う場面
★ 特に大事な内容 先生が「ここは大事」と強調したとき
? 分からない・あとで調べる 授業中に迷った箇所。分かったら○で囲む
※ 先生が口で話した補足 板書にない説明を、右の欄に書くとき
→ 原因と結果、変化の流れ 「AだからB」とつなぐとき(社会・理科)

記号は、自分で意味を思い出せれば何でも構いません。種類を増やすと今度は記号の意味を覚えるのに手間取るため、最初は「★」「?」「※」の3つだけでも始められます。

教科ごとに、ノートの取り方はどう変える?

基本の型は5教科で共通です。そのうえで、教科の性質に合わせて「厚く書く場所」だけを変えます。

5教科で「厚く書く場所」と「省いてよい場所」

教科 厚く書く場所 省いてよい場所
数学 途中式、解き方の理由、検算 問題文の全文(ページと問題番号で代用できます)
英語 文法の型と例文、単語の意味と例文 教科書本文の全文の書き写し
理科 実験の目的・方法・結果・分かったこと、矢印で示した図 装置の細かい絵
社会 出来事の原因と結果、年号・人物・語句のセット 教科書の説明文の丸写し
国語 段落ごとの要点、文章の流れ 本文の全文の書き写し

数学:答えより、途中式と「なぜその式にしたか」を残す

数学のノートで残したいのは、途中式と考え方です。あとで見返したときに解き方を再現できれば、同じタイプの問題が出ても手が止まりにくくなります。

たとえば連立方程式の加減法なら、式を並べるだけでなく、「yが消えるから足す」という理由を右の欄に一言添えます。最後に、求めた値を式に代入して確かめる「検算」まで書いておくと、計算ミスに気づく習慣にもつながります。

連立方程式の加減法を、途中式・自分の言葉の補足・検算まで書いた数学ノートの例
数学ノートの例(イメージ図)

問題文は全文を写さず、教科書やワークのページと問題番号を書いておく方法もあります。そのぶんの時間を、間違えた問題の解き直しに回せます。

英語:文法は「型」と例文、単語は意味と例文をセットで

英語のノートは、文法の「型」と、それを使った例文を1か所にまとめると、あとから探す手間が減ります。新しい文法は、ページの上のほうに「こういうときは、こう書く」という型を1行で書き、その下に例文を2つほど並べます。

単語は、意味だけを書くより、教科書に出ていた例文を1つ添えておくと、使い方まで思い出せます。教科書本文は全文を写さず、和訳で引っかかった文だけをノートに残す方法もあります。

理科:実験は「目的・方法・結果・分かったこと」の順に

理科の実験ノートは、「目的」「方法」「結果」「分かったこと(考察)」の順に書くと、テスト前に実験の流れをたどれます。装置の図は細かく描き込まず、器具の名前と、水や気体が動く向きが分かる程度にとどめます。

先ほどの光合成の例のように、光・水・二酸化炭素の出入りは、文章で説明するより矢印でつないだほうが一目で分かります。

社会:出来事を「原因→結果」でつなぐ

社会は、年号・人物・語句をばらばらに書くより、原因から結果へ矢印でつなぐと覚えやすくなります。

たとえば元寇(モンゴル襲来)なら、「幕府は防衛に成功したが、新しい領地が得られず、御家人(幕府に仕える武士)に十分な恩賞を出せなかった」という原因から、「御家人の生活が苦しくなり、幕府への不満が高まった」という結果へ、順に矢印でつなぎます。御家人の生活が苦しくなった背景には元寇以外の事情も重なりますが、まずは教科書の流れをつなぐことから始めます。教科書の説明文を写すのではなく、自分の言葉で1行ずつ短く書くのがコツです。

元寇を原因から結果へ矢印でつないで整理した社会(歴史)ノートの例
社会ノートの例(イメージ図)

暗記そのもののコツは、繰り返しとタイミングを軸にした暗記方法でも紹介しています。

国語:段落ごとの要点と、文章の流れを残す

国語のノートは、段落ごとの要点を一言で残すことが中心です。文章の流れ(話題の提示、具体例、筆者の主張など)を矢印で書いておくと、読解問題で根拠を探すときに役立ちます。

漢字や語句は、間違えたものだけを別のページ、またはページの右端にまとめておくと、量が増えすぎません。

間違えた問題は、ノートにどうまとめる?

間違えた問題は、「問題」「なぜ間違えたか」「次はどうするか」の3点を書けば足ります。丁寧にまとめようとするほど時間がかかって続かなくなるため、1問あたり数十秒で終わる量にとどめます。

間違い直しの書き方の例

問題 なぜ間違えたか 次はどうするか
数学:連立方程式で、式を引く場面 引くときに、後ろの項の符号を変え忘れた(計算ミス) 式全体にかっこをつけてから、符号を1つずつ変える
英語:主語が「He」の文 動詞に s を付け忘れた(知っていたのに見落とした) 主語が「he・she・it」のときは、動詞の最後を確認する
社会:元寇の2つの戦い 文永の役と弘安の役を取り違えた(覚え方があいまい) 「1274年=文永」「1281年=弘安」と、年号とセットで書き直す

「なぜ間違えたか」は、「知らなかった」「見間違えた」「計算や書き方のミス」「考え方が違った」のどれに当たるかを考えると、原因が見えやすくなります。同じ種類のミスが続くなら、それがお子さんの次の課題です。

テスト前の見直しにつなげるノートの使い方

ノートの取り方を見直す一番の目的は、テスト前に「使えるノート」にしておくことです。テスト前になって初めてノートを読み返し、何が書いてあるか分からず教科書とノートを行ったり来たりする——という経験がある方は、見直しの段階でつまずいている可能性があります。テストの見直し方そのものについては、テストの見直し、写すだけになっていませんか?でも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

復習は、次の4つのタイミングに分けると無理なく続けられます。

ノートの見返しを、その日1分・週末10分・テスト2週間前・テスト前日の4つのタイミングに分けた図
ノートを見返す4つのタイミング(イメージ図)

その日は、1分だけ眺めます。分からなかった場所に「?」を付けます。

週末は、10分だけ「?」の場所を読み直します。教科書や先生の説明で分かったら、右の欄に答えを書き足し、「?」を○で囲みます。

テスト2週間前に、まとめページを作ります。「★」と、まだ○になっていない「?」だけを拾い、1〜2ページにまとめ直します。ノートを最初から写し直す必要はありません。

テスト前日は、赤シートで確認します。まとめページの大事な語句を、赤やオレンジなど、赤シートで隠れる色のペンで書いておくと、隠して答えを思い出す練習ができます。

人は、覚えた直後にいちばん速く忘れ、時間がたつほど忘れ方はゆるやかになります。これは19世紀の心理学者エビングハウスが自分を対象にした実験で示したことで、「忘却曲線」として知られています。近年の再現研究でも同じ形が確認されています。一度で覚えきろうとせず、日をあけて何度か戻るほうが記憶に残りやすいことは、その後の学習研究でも確かめられています。あとから見返せるノートは、この「戻る」作業を軽くしてくれます。

テスト2週間前からの進め方は、2週間前から始める定期テスト勉強法のスケジュールで詳しく紹介しています。ノートを「書くもの」ではなく「見るもの」として使う考え方については、まなぶてらす講師のあかり先生が「ノートは『書くもの』ではなく『見るもの』です」という記事にまとめています。

部活と両立する時期のノートとの付き合い方

2学期は部活動の新チームが始動する時期と重なるご家庭も多く、ノートを整理し直す時間そのものが取りにくいという事情もあります。部活と中間テストが重なる時期の乗り切り方については2学期は部活も本格化!新チーム始動と最初の中間テストが重なる時期の乗り切り方で、2学期全体のペースの立て直し方については2学期スタートの立て直し|夏休み明けに勉強しない子への声かけと最初の2週間の過ごし方で、それぞれ解説しています。

部活で忙しい週は、ノートの取り方を「最小版」に切り替えます。やることは、授業中・寝る前・週末の3場面だけです。

  • 授業中:色分けや書き分けはやめて、「★」と「?」の印だけを付ける
  • 寝る前:ノートを開いて、印の場所を眺める(1分以内)
  • 週末:「?」の場所だけを、まとめて1回読み直す

印さえ付いていれば、時間が取れる週末に印の場所だけ見れば済みます。忙しい時期は、ノートをきれいに整えることを手放し、あとで探せる目印を残すことだけを続けます。

保護者は、ノートをどう見て、どう声をかければいい?

保護者がノートを見るときは、きれいさではなく「本人が使えるノートになっているか」に目を向けます。次の3つが見つかれば、あとから見返す準備ができているサインです。

  • 日付と単元名が書いてある:いつの授業のノートか、本人があとから探せます
  • 余白や右の欄がある:あとから書き足す前提で書けています
  • 自分の言葉が1つでもある:「?」「※」や一言メモが、板書とは別に入っています

思春期に入ると、ノートを見られること自体を嫌がるお子さんもいます。見るときは本人に断ってからにし、声かけは次のように変えてみてください。

× 避けたい声かけ

  • 「もっときれいに書きなさい」
  • 「ちゃんと書いているの?」と言いながら、突然ノートを開く
  • 「先生の話は全部書きなさい」

○ おすすめの声かけ

  • 「今日のノートで、いちばん大事だったところはどこ?」
  • 「この『?』は、あとで分かった?」
  • 「1ページだけ見せてもらってもいい?」

うちの子のノートは大丈夫? 10のチェック項目

次の10項目のうち、いくつ当てはまるかを数えてみてください。どこから直すかを決めるための目安です。

□ ページの上に、日付と単元名がある

□ 板書と自分の言葉が、色か場所で分かれている

□ 右か下に、あとから書き足せる余白がある

□ 「★」や「?」など、印が1つ以上付いている

□ 授業の終わりに、今日の1行まとめが書いてある

□ 社会や理科で、矢印を使って流れが分かるページがある

□ 数学で、途中式と「なぜその式にしたか」が残っている

□ 英語の新しい単語に、例文が添えてある

□ 間違えた問題に、「なぜ間違えたか」が書いてある

□ この1週間のうちに、ノートを開いて眺めた日がある

当てはまる項目が少なくても、全部を一度に直す必要はありません。「板書と自分の言葉を分ける」「余白」「その日の1分見返し」のうち、1つだけを今週から始めれば足ります。

ノートの取り方の見直しに強いまなぶてらすの先生を紹介します

ここでは、ノートの取り方や勉強のやり方そのものを一緒に見直してくれる3名の先生を紹介します。教科の指導だけでなく、勉強の進め方そのものに向き合ってくれる先生たちです。


あかり先生

あかり 先生

英語・国語・作文/小論文専門の講師。ご自身が浪人時代に恩師から「ノートのとり方から単語の覚え方、授業の受け方に至るまで」根気強く指導を受けた経験をもとに、同じ姿勢で生徒に向き合っています。

口コミ:「国語の偏差値が20上がり、ずっとD判定だった憧れの高校に合格」

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なかやま先生

なかやま 先生

数学・英語(英検含む)専門の講師。手元カメラを使ったリアルタイムの解説にも対応し、生徒一人ひとりに合わせた勉強法と学習計画を提案しています。

口コミ:「数学は暗記でなく、論理的に考えることが大切と説明してくださり、目標にしていた数学20点アップもこんなに早く達成するとは思いませんでした」

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にいのみ先生

にいのみ 先生

数学・英語専門の講師。「テストの点数は量(勉強時間)×質(勉強方法)で決まる」という考えのもと、勉強方法そのものをチューニングする指導を得意としています。朝の時間の使い方など、時間の使い方そのものを見直す視点も取り入れながら、効率よく学べる勉強法を一緒に組み立てます。

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よくある質問

Q. ノートは色ペンを使ってきれいに書いたほうがいいですか?

見た目を整えることよりも、後から見返して内容が分かることを優先してください。色分けは「板書」と「自分の言葉での補足」を区別する程度で十分です。

Q. ノートを見返す時間がなかなか取れません

1回にまとめて見直そうとせず、その日のうちに1分だけ眺める習慣から始めてみてください。短くても毎日続けるほうが、テスト前にまとめて見返すより負担が少なくなります。

Q. 教科ごとにノートの取り方を変えたほうがいいですか?

基本的な考え方(板書と補足を分ける、余白を残す)は共通で構いません。そのうえで、数学は途中式、英語は文法の型と例文、社会は原因と結果というように、厚く書く場所だけを教科ごとに変えます。

Q. 部活で忙しく、ノートを整理し直す時間が取れません

整理し直す必要はありません。授業中の書き方を少し変えるだけなので、部活で忙しい時期でも新しく時間を作らずに始められます。

Q. ルーズリーフとノート、どちらを使えばよいですか?

どちらでも構いません。ルーズリーフは教科ごとにあとから並べ替えやすく、ノートは1冊にまとまるため紛失しにくい、という違いがあります。学校からノートの種類や提出方法の指示がある場合は、それに合わせてください。

 

まとめ

2学期にノートが読み返せなくなる背景には、増えた情報量に取り方が追いついていないという事情があります。まずは「板書と自分の言葉を分ける」「余白を残す」「その日のうちに1分見返す」の3つから始めます。慣れてきたら、1ページを4つの欄に分ける、教科ごとに厚く書く場所を変える、印を付けた場所だけを週末に読み直す、といった工夫を足していきます。間違えた問題は原因と次の一手だけを残し、保護者の方は出来栄えよりも「本人が使えているか」を見守ります。それでも家庭だけでは難しいと感じたときは、まなぶてらすの先生に相談してみるのも一つの選択肢です。

参考資料:The Cornell Note Taking System(Cornell University Learning Strategies Center)/Murre & Dros (2015) Replication and Analysis of Ebbinghaus’ Forgetting Curve, PLOS ONE

この記事の著者

まなぶてらす編集部

まなぶてらす編集部

「まなぶてらす」は、勉強も習い事もひとつの場所で学べるオンライン家庭教師サービスです。一人ひとりの「好き」や「得意」を伸ばし、お子さまの強みを育てることを大切にしています。学びに関する最新情報や、家庭学習に役立つ知識をお届けします。

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この記事の監修者

坂本七郎

坂本七郎

まなぶてらす代表・家庭学習コンサルタント

5,000人以上の保護者への学習相談実績を持つ家庭学習の専門家。著書15冊(累計26万部以上)。NHK Eテレなど多数メディアに出演。2016年にオンライン家庭教師「まなぶてらす」を設立し、多様な学習ニーズに対応するサービスを運営。

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