塾の夜ご飯はこれで解決！理想の食べ物や節約方法を徹底的に解説します

勉強をする場所、それが塾ですが、人間は大人であろうと子どもであろうと、食べなければ生きていけません。

受験生ともなると、毎日夜遅くまで塾で勉強をすることも珍しくないため、塾で食べるご飯である「塾ごはん」をどうするのかに悩む生徒、保護者は多いはずです。

そこでこの記事では、「塾ごはん」をテーマとし、最適な食べ物や節約術など、よくあるお悩みについてわかりやすく解説していきます。

「塾の夜ご飯」は生徒と保護者を悩ませる

筆者は以前、個別指導形式の学習塾で講師として働いていましたが、その場でも「塾ごはん」の重要性について考えさせられていました。

お弁当を持たされて1人で食べている子がいれば、友達と一緒にコンビニへと調達しに行く子もいる。中には飲まず食わずでただひたすら勉強をしている子もいて、十人十色、三者三様なんだなと感じていた記憶があります。

空腹でも、満腹でも、勉強の効率はガクッと落ちる

しかし、当然のことではありますが、空腹でも、満腹でも、勉強の効率はガクッと落ちてしまいますよね。

それぞれで異なる悪影響を及ぼすので、以下にまとめてみました。

空腹と満腹の悪影響
空腹	・脳のエネルギー不足 ・集中力や思考力の欠如 ・食べれば即時回復
満腹	・血糖値、ホルモンの乱れ ・眠気や精神不調の誘発 ・解消には数時間かかる

ご覧のように、空腹時はエネルギー不足に陥り、勉強の効率が下がります。しかし、食べれば即時回復するため、空腹の時間をできるだけ減らすことが大切です。

満腹状態で「活動停止」になる子が続出

逆に注意すべきなのが満腹状態です。満腹状態では、以下のような流れで体に悪影響が及ぼされます。

簡潔に言えば、満腹状態では血糖値の急激な変化で「ホルモンバランスが乱れる」ことにより、どうしようもないほど強い眠気や、やる気の低下やイライラ、不安といった精神不調が誘発されます。

しかし、当然ながら、子どもたちはこのようなことを知りませんし、「食べられるだけ食べたい」と考える子が多いです。

特に部活などで疲れていると、食欲に任せてドカ食いをしてしまうのも無理はありませんが、満腹になった子の多くは、授業中にうとうとしたり、自習せずに机に突っ伏したり、帰宅して寝たりと、勉強どころか「活動停止」になることが多いです。

子どもに任せっぱなしは危険かも

中学生、高校生と成長するにつれて、子どもたちは自分1人で生活ができるようになっていきますが、それでもまだまだ未熟な存在です。

三大欲求の1つである食欲が満たされなかったり、逆に過剰に満たされてしまうと、勉強に悪影響を与え、せっかく塾に通っている意味がなくなってしまいます。

また、栄養バランスも気がかりですよね。「好きなものだけ食べたい」と大人も子どもも考えるものですが、この傾向は子どもで特に顕著です。

子どもたちがコンビニで買ってきた食べ物を見てみると、以下のような食事となっていることが多く、非常に心配になります。

このような食事が続いて成長に必要な栄養素が取れないと、勉強どころか、人生単位で悪影響を与える可能性さえありますよね。

人間は、食べたものからエネルギーや栄養を摂取することでしか生きられないため、子どもに任せっぱなしにすることは危険です。

適切な食事を取って、勉強に集中できる環境を作ってあげられるよう、正しい知識を身につけましょう。

塾ごはんに最適な食べものはコレ

では、塾ごはんに最適な食べものにはどういったものがあるのでしょうか？

塾ごはんは、以下のような観点で選ぶことが非常に大切です。

塾ごはんのポイント
栄養価	・栄養価が偏らない ・複数品目用意する
消化吸収が良い	・炭水化物が必要 ・多すぎると眠気の原因に
食べやすい	・場所と時間を取らない ・おにぎりやバナナが代表例

つまり、「栄養が偏らず、消化吸収が良く、食べやすい」ような食べものが最適だということ。

以下で代表的な食べものを解説していきます。

おにぎり

おにぎりは塾ごはんの代表格ですが、作りやすく、また食べやすいので、選ばれる理由がわかりますよね。

結論から言えば、おにぎりは塾ごはんとして選んでも全く問題ありません。消化吸収が良く食べやすいため、即効性のあるエネルギー源としての役割が期待できます。

しかし、「おにぎりだけ」のようなごはんになってしまうと、血糖値の急激な上昇につながり、眠気や精神不調を誘発する可能性も。

したがって、おにぎりとは別に、脂質やタンパク質を含むおかずがあると良いでしょう。卵やお肉などはその代表ですね。

「おにぎりだけ持たせて、おかずはコンビニで買ってもらう」ような使い方をすると、栄養価的にも、節約的にも理に適っており、一石二鳥です。

スープ

あまり知られていませんが、スープは塾ごはんにとてもおすすめできる食べものです。

スープと言っても、単なる汁物ではなく、具材が多く入った「食べもの寄りのスープ」がこれに該当します。

野菜や魚など、子どもたちがあまり食べたがらない食材も、スープに入れて味付けを工夫すれば美味しく食べられますし、出汁に栄養素が染み出すことで、間接的に栄養を摂取できる側面もあります。

また、液体なので消化吸収が良く、内臓に負担をかけにくいのも注目ポイント。あまり知られていませんが、消化や吸収にもエネルギーを使うため、エネルギー効率という点でもスープは塾ごはんに最適！

そして何より、食材を切って煮込んで簡単に味付けするだけで作れる「お手軽さ」は助かりますよね。おにぎりのおかずに持たせてあげれば、これだけで立派なお弁当の完成です！

カットフルーツ

フルーツは美味しくて栄養価が豊富な、生きていく上で欠かせない食材です。

特にビタミン群が豊富なので、体調を整える上では是が非でも食べさせたい食材。特に受験生の場合、体調不良が結果を大きく左右する可能性もあるため、お弁当に持たせられると非常に効果的です。

また、デザート代わりになったり、彩を持たせられたりと、気分を上げる効果もあったりします。塾での勉強は基本的に孤独との戦いになるので、「気分を高める」ことは想像以上に大切ですよ。

【間食】ラムネ

全ての方に覚えておいていただきたいのが、「ラムネは最強の勉強食」だということです。

勉強には脳の活発な働きが必要不可欠ですが、実は脳がエネルギー源として使えるのは「ブドウ糖」のたった1つしかありません。そして、ラムネは「ブドウ糖の塊」なので、ラムネを食べることで脳へのエネルギー源をピンポイントで摂取可能に！

また、間食としてこまめに食べておくと、血糖値が一定に保たれやすくなるため、食事の時の急激な血糖値の上昇を予防しやすくなります。ホルモンバランスが安定し、眠気などをシャットアウト！

当然、ブドウ糖以外の栄養素はほとんど含まれていないので、食事としての活用はできません。あくまで間食として、数時間に1度食べさせるような使い方ができると、勉強の効率は格段にアップするはずです。

外で買うと塾ごはんの出費もバカにならない

以上のように、塾ごはんを自炊で賄うことができれば良いですが、家庭によっては毎回塾のご飯を手作りするのが難しい場合もあるでしょう。

というよりも、半分以上の家庭が、塾ごはんの一部、もしくは全てを外で買ってもらう必要があるかもしれません。

すると、出費がどんどんかさんでいき、気がついたら「食費だけで大金がかかっていた」ようなことにもなる可能性もあります。

「コンビニ調達」はお金がかさむ

筆者が塾で働いていたときは、多くの子が親にお金やプリペイド式のカードを持たされ、昼休み、もしくは夕食のタイミングになると、コンビニにお弁当を買いに行っていました。

講師もそのタイミングでコンビニまで足を運ぶため、買い物のタイミングが一緒になるとそれはそれで楽しかった思い出ですが、漠然と「親御さんの毎日の出費が大変だろうな」と常に感じていた記憶があります。

子どもによってこのような違いがあり、家庭の方針などの違いが面白いなと思って見ていたものですが、いずれにせよ親目線になると「もったいない」と考えてしまっても無理はありません。

特に経済的に余裕がない場合は、授業料だけで一杯一杯となるケースも珍しくないため、「できれば食費は最小限に抑えたい」と思うのが普通です。

しかし、育ち盛りの子どもたちにとって食事は何にも勝る、極めて重要なものなので、できるだけ不自由はさせたくないと考えるのもまた事実。

コンビニの分を教育費に回せたら？

もし、コンビニなど、塾ごはんにかかっているお金を教育費に回せたら、今よりもっと質の高い教育を受けさせることができるかもしれません。

子どもが受験生で、自習なども含めて週5で塾に通い、塾でご飯を済ませているとしましょう。毎日500円、コンビニで買い物を許可していたとしても、単純計算で週に2,500円、月に1万円の出費となります。

月に1万円あれば、追加で授業を2回〜4回程度受けさせることができるため、「お金を有効に使う」ことを考えると、塾ごはんは家庭を悩ます厄介な存在だと言えるでしょう。

オンライン家庭教師なら「塾ごはん」に悩むことはなくなる

塾に通っている以上、どうしたって塾ごはんが必要になるものですが、逆に言えば「塾に通わない」という選択をすれば、塾ごはんに悩むことは一切なくなります。

そこでおすすめしたいのが「オンライン家庭教師」という選択肢！完全在宅で利用できるオンライン家庭教師なら、自宅にいながら授業を受けることが可能になり、ご飯は食卓で家族みんなと食べられます。

「まなぶてらす」で塾ごはんの悩みから解放されよう！

サービス名	まなぶてらす
運営企業	株式会社ドリームエデュケーション
サービス開始	2016年5月
授業時間	50分
授業料	1,600円〜

私たちは、「まなぶてらす」というオンライン家庭教師をオンライン家庭教師が普及するはるか昔「2016年」から運営しています。

筆者も「まなぶてらす」で講師として働いていますが、生徒によってはリビングにて授業を受け、その傍らでお母さんが晩ごはんを作っていること珍しくありません。

授業中に後ろから聞こえる、お母さんが料理を作る音に「ほっこり」しているのは内緒です。

このような話からも、オンライン家庭教師を利用すれば「塾ごはんの悩み」から解放されることが理解できるはずです。

サービス規模は大手に及びませんが、その分だけ「利用のしやすさ」に徹底的にこだわっています。

授業時間が50分単位なのでスケジュールが組みやすい！

一般的な学習塾、家庭教師は、授業時間が80分や90分、100分など、かなりの長時間に渡ります。

これだけの時間があればしっかり学習ができるように思えますが、人間の集中力はどれだけ長くとも90分、子どもの場合は60分とも15分とも言われるくらいなので、80分〜100分の時間授業をして、果たして効果的なのかどうか、少し疑問に感じる部分があります。

一方、「まなぶてらす」は授業時間は50分なので、集中力を発揮しやすい時間に整えています。

また、授業は必ず18時00分、19時00分、20時00分とピッタリから始まり、18時50分、19時50分、20時50分と50分ピッタリに終わるため、わかりやすく、スケジュールが組みやすいです。

必然的に、ご飯を食べる時間も調整しやすく、子どもにだけ特別にご飯を用意する必要もなくなるはずです。

他にも「利用のしやすさ」がたくさん！

このように、「まなぶてらす」を利用すれば、塾のごはんや送迎に頭を悩ませる必要がなくなります。

そして、これ以外にも「利用のしやすさ」に溢れています。詳細は以下のまとめをご覧ください。

「まなぶてらす」はもともと塾や対面型の家庭教師をやっていたわけではなく、オンライン家庭教師一本でやってきました。

だからこそ、他社にはなかなか真似できない「利用のしやすさ」を徹底的に追求し、今に至ります。

お客さまに気持ちよく利用いただき、先生たちに気持ちよく働いていただけるよう、これまで努力してきたので、ぜひ一度、自慢の先生たちの授業をお試しで受けてみてください。

きっと、満足いただけるはずです！

塾ごはんは意外に大切。子どもに任せっぱなしは注意

塾のご飯、通称「塾ごはん」は子どもの学習に対して想像以上に大きな影響を与えます。

子どもに任せっぱなしは危険なので、何らかの形で親が介入できるよう、工夫が必要です。一部お弁当を持たせたりすると、栄養バランスの面でも、経済的な面でも、大きなメリットが受けられます。

一方で、塾に通っている限り、塾ごはんという悩みがつきまとうのもまた事実。オンライン家庭教師など、通わなくて良い教育サービスの利用も検討しましょう。