2学期は部活も本格化!新チーム始動と最初の中間テストが重なる時期の乗り切り方
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夏休みが明けると、多くの中学校・高校の部活動では3年生が引退し、新チームが本格的に始動する時期を迎えます。新キャプテンや副キャプテンが決まり、後輩への指導や新チームとしての練習メニューの見直しが一気に進む——そんな慌ただしさのなかで、2学期最初の中間テストがほぼ同じタイミングでやってきます。
新人戦に向けた練習が本格化して帰宅時間が遅くなるなか、気づけば中間テストの範囲表が配られている。そんな慌ただしさを感じる家庭も少なくありません。
この記事では、負荷が重なる構造的な理由から、その時期を親子でどう捉えればよいかという考え方、時間を圧迫する要因、そして家庭学習を支える先生の選び方までを順に整理していきます。
2学期最初の中間テストが部活生にとって特に大変な理由
結論から言うと、新チーム始動・新人戦に向けた練習強化・中間テストという3つの負荷が同じ時期に集中することが、2学期最初の中間テストを特に大変にしている理由です。
新チームでは、技術面の練習に加えて、キャプテンや副キャプテンとして下級生をまとめる役割を新たに担う生徒も多く、練習が終わったあとも部内のことで頭がいっぱいになりがちです。加えて新人戦は新チームにとって最初の公式戦にあたることが多く、顧問や先輩からの期待もあって練習の強度が上がりやすい傾向があります。一方で学校のカリキュラムは部活動の事情を待ってはくれず、2学期最初の中間テストは夏休み明けから間もない時期に設定されることが多いというのが実情です。
ここから先は、新人戦がいつ頃行われやすいかという時期の目安、部活動と学習の負荷が重なる時期を親子でどう捉えればよいかという考え方、時間を圧迫する具体的な要因、そして家庭学習をサポートしてくれる先生の選び方について、順番に見ていきます。
この時期に重なる3つの負荷
・新チーム始動(キャプテン・副キャプテンなど役割の変化)
・新人戦に向けた練習強化(練習強度アップ)
・2学期最初の中間テスト
新人戦・新チーム始動はいつ頃?中間テストとどう重なる
新人戦・新人大会は主に秋(8月中旬〜11月頃)に開催されることが多く、多くの学校で2学期最初の中間テストと時期が重なりやすい傾向があります。3年生(高3・中3)が夏の大会を最後に引退したあと、新チームは夏から秋にかけて本格的に始動する時期を迎えます(引退した3年生側の切り替えについては部活引退後、勉強モードに切り替えられない中3生へで扱っています)。
新人戦・新人大会の開催時期は種目や地域によって差がありますが、多くは秋季にあたる8月中旬〜11月頃に実施される傾向があります。一方、2学期最初の中間テストも9月〜10月頃に実施する学校が多く見られ、部活の大きな節目と学習面の節目が同じ数週間の中に集中しやすいのがこの時期の特徴です。
時期の目安
| イベント | 時期の目安 |
|---|---|
| 新人戦・新人大会 | 8月中旬〜11月頃 |
| 2学期最初の中間テスト | 9月〜10月頃 |
新チームでは練習メニューや部内での役割が一新されるタイミングでもあります。先輩の抜けたポジションを任されることや下級生を指導する立場に回ることも増え、心身の負荷が一時的に増えやすい点も押さえておきたいところです。
新チーム発足期は、顧問との情報共有が薄れがちになる
新チームが発足したばかりの時期は、テスト期間中の部活動ルールについて、顧問と確認するタイミングを逃しやすい傾向があります。新学期の慌ただしさに紛れて、気づけば中間テスト直前になっていた、という声も少なくありません。
新学期に新チームが発足する時期は、顧問自身も新チームの指導方針や大会に向けた練習計画を固めている最中である場合が多く、テスト期間中の部活動の扱いについての説明が後回しになりやすい傾向があります。前年度までの慣例が変わることもあるため、「去年はこうだったから」という思い込みだけで判断すると、直前で行き違いが生じる場合があります。
そこで役立つのが、早めに顧問へ確認しておくことです。「テスト期間中の部活動の扱いはどうなりますか」と、新チーム発足から早い段階で保護者や生徒本人から聞いておくと、直前になって慌てずに済む場合があります。確認のタイミングは、新チームの体制が見え始めた頃が一つの目安になります。
新人戦のレギュラー争いの時期と重なる場合、「練習を休むとレギュラーから外れるかもしれない」という不安から、テスト期間であっても部活動を優先してしまう生徒がいる場合があります。この葛藤に対して、保護者が一方的に「勉強を優先しなさい」と決めつけると、かえって反発を招くこともあります。まずは本人がどのような状況に置かれていて、何を感じているのかを聞いた上で、一緒に落としどころを考える姿勢が助けになる場合があります。
新チーム発足期特有の、時間を圧迫する3つの要因
2学期は「練習強度の上昇」「移動・遠征の増加」「新人戦に向けた準備時間」という3つの要因が重なり、他の時期より時間の余裕が失われやすくなります。夏休み明けの疲れが抜けきらないうちに、この3つが同時に始まるのが2学期の特徴です。
新チームでは、上級生が抜けた分だけ基礎練習からやり直す場面が増えます。フォーメーションの確認や声出しの練習など、これまで省略できていた工程が復活し、練習強度・練習時間そのものが一時的に膨らみやすくなります。
同時に、新人戦や練習試合の機会も増えます。会場までの移動・遠征が加わると、練習そのものは同じ時間でも、家を出てから帰宅するまでの拘束時間は長くなります。移動中は勉強どころではない、というお子さんも少なくありません。
さらに、新人戦に向けた特別練習や自主練習の時間が個人単位で加わることもあります。顧問の先生からの指示ではなく、本人が「うまくなりたい」と自主的に始めるケースも多く、それ自体は好ましい変化ですが、結果として1日の使える時間はさらに削られます。
時間を圧迫する3つの要因
①練習強度の上昇(基礎練習のやり直し)
②移動・遠征の増加(新人戦・練習試合)
③新人戦に向けた特別練習・自主練習
こうした状況で具体的にどう時間を作るかは、平日と休日の使い分けや朝の時間の活用法まで含めて「部活と定期テストを両立させる時間の作り方」で詳しく紹介しています。
忙しい2学期こそ、勉強のペースを一緒に整えてくれる先生を見つけておくと安心です。
この時期を乗り切るのを後押しする先生は、どう選ぶ?
この時期を後押ししてくれるのは、限られた時間の中で優先順位をつけて指導してくれる先生だと言えます。新チーム始動と中間テストが重なる2学期は、生徒本人が「全部やりたいのに時間が足りない」というジレンマを抱えやすい時期です。
向いている先生の特徴として、まず短時間のレッスンでも要点を絞って指導してくれる点が挙げられます。50分という枠の中であれもこれも詰め込まず、その日いちばん効果が出るところに絞って進めてくれる先生は、部活で疲れている生徒にとって負担が軽くなる傾向があります。加えて、部活で忙しい生徒のスケジュールに合わせて柔軟にレッスン時間を調整してくれる先生も、この時期には心強い存在です。「今週はここだけ」という絞り込みを一緒に考えてくれる先生であれば、生徒自身も何から手をつければいいか迷わずに済む場合があります。
一方で、時間が限られていることを考慮せず、一律に多くの課題を出す先生は、この時期にはやや負担が大きくなる傾向があります。部活動と学習の両立を意識した指導かどうかは、事前に確認しておきたいポイントです。
オンライン指導ならではの利点として、練習後の遅い時間や移動中の隙間時間にも対応しやすい先生を探せる、という点も見逃せません。対面の塾では確保しづらい時間帯でも学習の場を持てる場合があり、部活動が本格化するこの時期には特に活きてくる傾向があります。
この時期を後押ししてくれる先生を紹介します
限られた時間の中で優先順位をつけて指導してくれる先生を3名紹介します。まずは無料体験でお子さんとの相性を確かめてみてください。

くみさん先生
高校生物専門、短時間でも要点を絞った指導が持ち味の講師。中学数学・理科、中学受験対策にも対応しており、「短時間でもやり方次第で点数アップできる」という指導方針が、時間の限られたこの時期に合っています。
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よくある質問
Q1. 新人戦の時期とテスト期間が重なったら、どちらを優先すべきですか?
どちらか一方に全振りするのではなく、期間で役割を切り替える発想の方が現実的です。新人戦は代わりのきかない大会の日程である一方、中間テストは学習の到達度を測るためのもので、そもそも性質が違います。顧問の先生の方針や部の練習計画にもよりますが、テスト直前の数日は学習に重心を移し、それ以外の期間は部活に集中する、という形で折り合いをつけている家庭は少なくありません。どちらを削るかで悩むより、期間を区切って考えると気持ちが楽になることがあります。
Q2. 勉強時間がどうしても確保できない場合はどうすればいいですか?
時間の絶対量を増やそうとするより、テスト範囲の中で優先度の高い部分から手をつける発想に切り替える方が現実的かもしれません。移動時間や着替えの合間など、まとまった時間でなくても暗記科目の見直しには使えます。一人で範囲を絞り込むのが難しいときは、家庭教師や個別指導を使って「ここだけは押さえる」というポイントを一緒に整理してもらう方法もあります。時間が少ないなりの戦い方を見つけることが、この時期を乗り切る鍵になります。
Q3. 顧問への相談はどう切り出せばいいですか?
「大変です」という漠然とした伝え方より、具体的な日程を添えて伝える方が話が進みやすい傾向があります。たとえば「〇月〇日から中間テストが始まるので、その前の数日だけ朝練の参加について相談させてください」というように、期間と希望を具体的に示す形です。顧問の先生も部全体のスケジュールを管理しているため、早めに伝えるほど調整の余地が残ります。新チーム始動の時期は顧問の先生自身も忙しいことが多いので、タイミングを選んで声をかけると聞いてもらいやすいでしょう。
Q4. 高校生の場合も同じ考え方でいいですか?
基本的な考え方(複数の負荷が重なる時期だと捉える視点)は共通して使えます。ただし高校では大会のレベルや後輩への指導、進路との兼ね合いなど、中学にはなかった要素が加わってくることが多いです。特に引退時期が近づく学年では、部活と受験勉強のバランスの取り方自体が変わってきます。土台の考え方は流用しつつ、学年や部内の立場に応じて細部を調整していく形が現実的です。
まとめ
新チーム始動と中間テストが重なる時期がつらいのは、本人の頑張りが足りないからではありません。大会の日程、後輩の指導、テスト範囲——複数の負荷が同時に発生する、構造的な理由があるからです。まず取り組みたいのは、勉強時間の型を決めることよりも、顧問の先生との情報共有と、やるべきことの優先順位づけです。部活の予定とテスト範囲の両方が見えてくれば、削れるところと守るべきところの判断がしやすくなります。
中間テストそのものの対策をもう少し詳しく知りたい場合は、中間テストと期末テストの違いとは?も参考にしてみてください。テストの性質を理解しておくと、限られた時間の中でも的を絞った準備がしやすくなります。
この記事の著者
この記事の監修者
坂本七郎
まなぶてらす代表・家庭学習コンサルタント
5,000人以上の保護者への学習相談実績を持つ家庭学習の専門家。著書15冊(累計26万部以上)。NHK Eテレなど多数メディアに出演。2016年にオンライン家庭教師「まなぶてらす」を設立。



