※本記事には「まなぶてらす」のサービス紹介が含まれます

「まわりの子は、何を習っているんだろう」「2学期から何か始めさせたいけれど、うちの子に何が合うのかわからない」——夏休みが明けて生活リズムが整う2学期は、習い事を始めたり見直したりするご家庭が増えます。とはいえ、月謝も送迎も無限にあるわけではないので、何を、いくつ、いつから始めるかは悩ましいところです。

まず全体像から見てみましょう。学研教育総合研究所「小学生白書2024」(2024年11月調査)によると、小学生が学校以外で行っている習い事の1位は水泳で24.6%でした。2位は塾、3位は英会話教室と続きます。

そこでこの記事では、まず調査データで「小学生が実際に何を習っているか」の全体像をつかみ、そのうえで費用の考え方、習い事は何個までかの目安、学年別の始めどき、そしてランキングに流されない選び方までを順に解説します。

坂本七郎
坂本七郎
数字は「多数派を知るための目安」であって、合わせなければいけない基準ではありません。

小学生の習い事、みんな何を習ってる?人気ランキング上位5つ

小学生の習い事で最も多いのは水泳で、2位が塾、3位が英会話教室です。学研教育総合研究所「小学生白書2024」(2024年11月調査)で示された、小学生が学校以外で行っている習い事の上位5つは次のとおりです。

小学生の習い事ランキング(上位5つ)

順位 習い事 割合
1位 水泳 24.6%
2位 受験のための塾・学校の補習のための塾 16.9%
3位 英会話教室 14.3%
4位 音楽教室(歌や楽器など) 11.8%
5位 通信教育 9.0%

出典:学研教育総合研究所「小学生白書2024」(2024年11月調査)より上位5つを抜粋

習い事をしていない小学生はどのくらい?

学研教育総合研究所「小学生白書2024」(2024年11月調査)で「学校以外で行っている習い事はない」と答えた小学生は23.3%でした。裏を返せば、小学生の約4人に3人は、何かしらの習い事をしていることになります。「うちだけ何もさせていないのでは」と感じる保護者の方は少なくありませんが、逆に4人に1人は習い事をしていない、という見方もできます。

男の子と女の子で違いはある?

男女ともに1位は水泳、2位は塾で、上位2つは共通しています。違いが出るのは3位で、男子はサッカー・フットサル女子は英会話教室が入ります。運動系の中身に男女差が出る一方、水泳と塾はどちらの家庭でも定番になっていることがわかります。

近年伸びている習い事は?プログラミング・英語・オンライン受講

ランキング上位には水泳・塾・英会話といった定番が並びますが、ここ数年で存在感を増しているのがプログラミング・英語、そして「オンラインで受ける」という受講スタイルです。背景にあるのは、学校教育の変化です。

学校で起きた2つの変化(2020年度〜)

・プログラミング教育の必修化……小学校では2020年度からプログラミング教育が必修になりました。プログラミングという教科ができたわけではなく、算数や理科などの授業の中で「順序立てて考える力」を育てる形で扱われています。
・小5・小6の英語が「教科」に……同じく2020年度から、小学5・6年生の英語は成績のつく教科になりました(小3・小4は外国語活動)。

学校で扱う内容になったことで、プログラミングや英語への関心は、家庭でも高まっています。ランキング3位に英会話教室が入っているのも、この流れと無関係ではないでしょう。プログラミングについては、ゲームを作りながら楽しく学べる教材もあり、低学年から始められる環境が整ってきました。

もうひとつの変化が、オンラインでの受講です。画面越しに1対1で教わるスタイルが一般的になったことで、送迎が不要になり、教室の選択肢が「家から通える範囲」に縛られなくなりました。地方にお住まいの方や海外在住のご家庭でも、専門の先生のレッスンを受けられます。オンラインで受けられる習い事の種類や始め方は、子どものオンライン習い事を12種類紹介した記事で詳しくまとめています。

小学生の習い事、費用相場はどう考える?月謝以外にかかるお金

習い事の費用は月謝だけで判断せず、月謝以外の出費まで含めた「1年分の総額」で考えると、始めたあとに慌てずにすみます。月謝が安く見えても、道具や発表会でまとまった出費が発生する習い事は少なくありません。まずは、どんな費用が発生しうるかを整理しておきましょう。

月謝以外にかかりやすい費用

① 入会金・年会費・教材費……始めるときと、年度替わりのタイミングでかかることが多い。
② 道具・用具代……水着やラケット、楽器、そろばん、パソコンなど。買い替えも発生する。
③ ユニフォーム・衣装代……サイズアウトのたびに買い直しになる。
④ 発表会・大会の参加費……会場費や写真代、当日の交通費まで含めると意外と大きい。
⑤ 検定料・進級テスト代……級が上がるたびに受験料がかかるものがある。
⑥ 送迎にかかるコスト……交通費やガソリン代に加えて、保護者の時間という見えにくいコストがかかる。

金額は教室や地域、指導形態によって幅が大きいので、「相場はいくら」と一律に考えるより、検討している教室の実際の金額を、年間・累計に換算して確かめるのが確実です。計算の仕方はシンプルで、月謝×12か月+年間でかかる諸費用で1年分を出し、それに続けたい年数を掛けるだけです。たとえば月謝が1万円の習い事なら、年間で12万円、6年間続ければ72万円になります(金額は仮の数字です。ご家庭が検討中の教室の月謝に置き換えて計算してみてください)。

もうひとつ忘れやすいのが、きょうだいがいる場合の合計額です。ひとりあたりでは無理のない金額でも、2人・3人分となると家計に占める割合は一気に上がります。下のお子さんが同じ習い事を始める前提なら、その時点での総額まで見ておくと安心です。

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習い事は何個まで?金額より「時間」で決める

「何個まで」に決まった正解はありません。判断の基準は個数ではなく、子どもの睡眠・宿題・自由な時間が守れているかどうかです。週に3つ通っていても平気な子もいれば、2つで疲れきってしまう子もいます。個数ではなく「1週間の過ごし方」で見るのが実際的です。

① 睡眠時間が削られていないか……習い事から帰ってから宿題、で就寝が遅くなっていないか。
② 宿題・家庭学習の時間が残っているか……毎日の宿題が「寝る前に大あわて」になっていないか。
③ 何も予定のない日が週に1日以上あるか……友だちと遊ぶ時間や、何もしないでぼんやりする時間も子どもには必要。
④ 子ども自身が「行きたい」と言っているか……毎回しぶるようなら、数を増やす前に見直しどき。
⑤ 送迎する側が続けられるか……保護者の負担が限界を超えると、家庭全体が苦しくなる。

このうち1つでも崩れているなら、新しく増やすより、いまあるものを整理するほうが子どもは伸びます。「せっかく続けてきたのに」と迷ったときの判断材料は、習い事を嫌がる子への対応とやめどきの見極め方をまとめた記事が参考になります。

習い事の始めどきは?学年別に見る傾向

学年が上がるにつれて、習い事は運動系から学習系へと移っていきます。先ほどの「小学生白書2024」では、小学1〜4年生では水泳が最も多く、小学5・6年生になると塾が最も多くなる傾向が示されています。この動きをふまえると、学年ごとの始めどきは次のように整理できます。

学年別・習い事の考え方

低学年(1〜2年生)……体を動かすもの、音やリズムに触れるものなど「楽しい」が入口になる時期。この時期は結果より、通うこと自体を楽しめるかを重視する。
中学年(3〜4年生)……得意・不得意がはっきりしてくる時期。続けているものを深めるか、興味が移った分野に切り替えるかを一度考えたいタイミング。
高学年(5〜6年生)……学習系の比重が増え、時間の奪い合いが起きる時期。やめるか・減らすか・続けるかを、子どもと話しながら決める。

注意したいのは、高学年で学習系が増えるのは「みんながそうしているから」ではなく、時間が有限になるからだという点です。中学受験をするかどうかでも事情は変わります。ランキングの動きをそのまま自分の家に当てはめるのではなく、わが子の1週間に何が入るかで判断しましょう。

ランキングに流されない選び方は?子どもの「好き」を起点にする

ランキングは「多くの家庭が何を選んでいるか」を示す地図であって、わが子にとっての正解ではありません。人気があるということは、教室や情報が多くて始めやすいという意味では有利ですが、それと「うちの子が続けられるか」は別の話です。選ぶときは、次の3つの順番で考えてみてください。

順番1:子どもが自分から見ている・話していることを拾う

動画で何度も見ているもの、友達の話題に出てくるもの、家で勝手にやっていること。すでに時間を使っているものは、本人の「好き」がある程度証明されている分野です。親が「役に立ちそう」と思うものより、続く可能性が高くなります。

順番2:体験レッスンのあとの表情で確かめる

説明を聞いた印象より、終わった直後の様子が本当の判断材料です。「もう1回やりたい」と言うか、「疲れた」で終わるか。同じ分野でも、先生や教え方が変わると反応が変わることがあるので、迷ったら2〜3か所を体験して見比べてかまいません。

順番3:家庭の1週間に無理なく収まるかを確認する

曜日・時間帯・送迎・費用が、いまの生活に収まるかを最後に確認します。続けられる形になっているかどうかが、内容の良し悪しと同じくらい結果を左右します。

選び方をもう少し体系的に知りたい方は、小学生の習い事選びで失敗しない5つのポイントを解説した記事もあわせてご覧ください。

送迎・続けやすさの壁はどう越える?オンラインという選択肢

習い事が続かない理由は、子どものやる気より「家庭の運用が回らないこと」にあるケースが少なくありません。平日の夕方に送って迎えに行く、きょうだいの予定と重なる、雨の日の自転車がつらい——こうした壁は、本人の意欲とは関係なく積み上がっていきます。

ここで選択肢に入るのが、自宅で受けられるオンラインのレッスンです。

・送迎がゼロになる……移動時間がなくなる分、レッスン後すぐ宿題や夕食に移れる。
・教室の選択肢が住む場所に縛られない……近所に教室がない分野でも、専門の先生を選べる。
・天候や季節に左右されにくい……雨・猛暑・積雪の日でも自宅で受けられる。
・きょうだいの予定と両立しやすい……下の子を連れて出かける必要がない。

共働きのご家庭で習い事をどう組み立てるかは、共働き家庭の習い事の選び方をまとめた記事で具体的に紹介しています。

まなぶてらすなら、勉強も習い事もひとつの場所で

まなぶてらすは、勉強も習い事もひとつの場所で学べるオンライン家庭教師サービスです。ランキング上位の英会話や音楽(ピアノ)はもちろん、そろばん、プログラミング、アート、将棋、書道といった分野の先生が在籍しています。

・入会金・月会費が0円……受けた分だけのポイント制。始めやすく、やめやすい。
・200名以上の先生から選べる……勉強も習い事も、同じアカウントで切り替えられる。
・レッスンは基本1コマ50分……Google Meetを使ったマンツーマン指導。
・多くの先生が初回無料体験に対応……相性を確かめてから決められる。

どんなレッスンがあるのかを一覧で見たい方は、子どもの習い事(オンライン)のページをご覧ください。

※ 何から始めればよいか迷う場合もご安心ください。無料のガイダンスサービスで、お子さんに合う分野や先生選びをご相談いただけます。

オンラインで習い事を教えている先生3名

まなぶてらすで習い事系のレッスンを担当している先生を、分野の違う3名ご紹介します。ランキング4位の音楽(ピアノ)、3位の英会話、そして近年伸びているプログラミング——気になる分野は、無料体験でお子さんの反応を確かめてから決められます。


きょうこ先生

きょうこ 先生

ピアノ。はじめての子から、コンクール・グレードテスト対策まで。音楽大学を卒業後、カワイ・ヤマハの音楽教室での指導を経て、これまでに延べ100名以上を指導。ご家庭のピアノや電子ピアノでそのまま受講でき、音を聴く力や表現する楽しさを育てます。

口コミ:子供の知的好奇心を引き出すのがとっても上手な先生で、低学年の娘なのですが、毎日自分から練習をするようになりました!」

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えみ(Emi)先生

えみ(Emi) 先生

英会話・英語。低学年の「はじめての英語」に強い先生。大手英会話教室で1歳半〜中学生を8年間指導した経験を持ち、J-SHINE(小学校英語指導者資格)を保有。フォニックス(音のルール)や書き順といった基礎から、英検対策まで対応します。

口コミ:「小学生の息子がお世話になっています。明るく楽しく授業をしてくださり、進みもとてもテンポが良く、とにかく褒めてくださるので、落ち着きのない息子も飽きることなく取り組めています。」

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ちるこ先生

ちるこ 先生

プログラミング。未就学児・低学年から始められる入門レッスン。小中学校のICT支援員として19年目の現役講師。文字が読めなくても絵で組み立てられる「Viscuit(ビスケット)」から、Scratchでのゲーム作りまで学年に合わせて進めます。ネットとの安全な付き合い方も伝えてくれます。

口コミ:人見知りの息子が初回からすぐに先生に打ち解けられ、とても楽しそうにレッスンを受けていました。レッスンも毎回楽しみにしており、できた作品を家族に見せて、褒めてもらっては得意気にしています。」

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よくある質問

Q. 小学生の習い事で人気なのは何ですか?

学研教育総合研究所「小学生白書2024」(2024年11月調査)によると、小学生が学校以外で行っている習い事の1位は水泳(24.6%)、2位は受験のための塾・学校の補習のための塾(16.9%)、3位は英会話教室(14.3%)、4位は音楽教室(11.8%)、5位は通信教育(9.0%)でした。男女ともに1位は水泳、2位は塾で、3位は男子がサッカー・フットサル、女子が英会話教室となっています。

Q. 小学生の習い事は何個までが目安ですか?

個数の正解はなく、お子さんによって適量が違います。判断の基準は「睡眠時間が削られていないか」「宿題や家庭学習の時間が残っているか」「予定のない日が週に1日以上あるか」「本人が行きたいと言っているか」「送迎する側が続けられるか」の5点です。どれかが崩れているなら、増やすより整理するほうがうまくいきます。

Q. 小学生の習い事の費用相場はどう考えればいいですか?

相場は分野・地域・指導形態で幅が大きく、一律の金額では判断できません。月謝だけでなく、入会金・教材費・道具代・ユニフォーム代・発表会や大会の参加費・検定料まで含めて「1年分」で考えます。月謝×12か月+年間の諸費用で1年分を出し、続けたい年数を掛けると累計額が見えます。金額は教室や地域によって幅があるため、検討中の教室の実際の金額で計算してください。きょうだいがいる場合は合計額もあわせて確認しておくと安心です。

Q. 習い事はいつから始めるのがいいですか?

「小学生白書2024」では、小学1〜4年生は水泳が最も多く、小学5・6年生になると塾が最も多くなる傾向が見られます。低学年は楽しさを入口にして通うこと自体を楽しめるかを重視し、中学年は続けるか切り替えるかを一度考え、高学年は時間が有限になるため続ける・減らす・やめるを子どもと話しながら決めるとよいでしょう。

Q. 送迎が負担で習い事を続けられません。どうすればいいですか?

自宅で受けられるオンラインのレッスンが選択肢になります。送迎がなくなるだけで、平日の夕方の負担は大きく変わります。教室の選択肢が住む場所に縛られないため、近所に教室のない分野でも専門の先生を選べます。ピアノ・英会話・プログラミング・そろばん・アートなど、オンラインで受けられる習い事は年々増えています。

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参考文献

この記事の著者

まなぶてらす編集部

まなぶてらす編集部

「まなぶてらす」は、勉強も習い事もひとつの場所で学べるオンライン家庭教師サービスです。一人ひとりの「好き」や「得意」を伸ばし、お子さまの強みを育てることを大切にしています。学びに関する最新情報や、家庭学習に役立つ知識をお届けします。

▶ まなぶてらす公式サイト

この記事の監修者

坂本七郎

坂本七郎

まなぶてらす代表・家庭学習コンサルタント

5,000人以上の保護者への学習相談実績を持つ家庭学習の専門家。著書15冊(累計26万部以上)。NHK Eテレなど多数メディアに出演。2016年にオンライン家庭教師「まなぶてらす」を設立し、多様な学習ニーズに対応するサービスを運営。

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オンライン家庭教師「まなぶてらす」
単発・短期から受講できる 小・中・高校生のためのオンライン個別指導サービス。授業はすべて対面式のマンツーマン。<指導科目> 5教科、中学受験、高校受験、大学受験、そろばん、プログラミング、英会話、理科実験、ピアノ、将棋、作文など。まなぶてらす